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第0話 プロローグ 最強の営業マン

三人称への挑戦です。


第0話投稿します。プロローグです。

とある異世界。

当たり前のように魔王が世界征服を企み、当たり前のように勇者がそれを阻もうとする。

そんなテンプレみたいな剣と魔法の世界。


そんなファンタジー世界の果てにある魔王の住処……魔王城。

そこで世界の命運を掛けた戦いが今、決着を迎えようとしていた。



「フハハハハハッ!!

 どうした? 勇者ども?

 魔族四天王をも倒したという貴様らの力はそんなものか?」



高らかに声を上げて笑うのは、禍々しい漆黒の鎧を身に纏い、これまた禍々しい漆黒の大剣を手に持つ青年。

人間離れした美貌と病的なまでに白い肌、そして額に生えた二本角が彼が人ならざるモノである事を物語っていた。

彼は俗に言う魔王である。



「……ッ!?

 ちくしょうっ!

 魔王ってのはこんなにも強かったのかよっ!?」



そして床に剣を突き立て、片膝をつきながら魔王を睨みつける少年。

白銀の鎧を見に纏い、黄金の剣を持つ端正な顔立ちの少年。

魔王が闇ならば、この少年こそ光。

魔王と正反対の印象を持つこの少年こそ、魔王の永遠の敵・勇者だった。


そして戦いは魔王の圧倒的優勢。

我らが勇者はついに力尽き、今まさに敗北しようとしていた。



「勇者タナカ!?

 待っててください。今すぐ援護を……」



勇者の劣勢を見かねて、従者の一人である魔道士の少女が魔術を繰り出そうとする。

勇者タナカ……その響きから分かるように、勇者であるこの少年はこのファンタジー世界の人間ではない。

もちろん本名は田中。魔王を倒すために、現代日本から召喚された一般人である。

心強い従者たちと魔王討伐の旅に出て、敵である魔族を倒し続けた。

そして最強の四柱である魔族四天王が出現し、大激闘の末に四天王を撃破。

とうとう魔の統率者……すなわち魔王の元へと辿り着いたのである。

だが……



「小賢しいわっ!!

 人間風情がぁっ!!」


「きゃぁああああっ!?」

「ぐはぁああああっ!?」

「うわぁああああっ!?」



魔王は圧倒的だった。

魔道士の少女が必殺の火炎弾(ファイアーボール)を放つより速く、魔王の掌より放たれた闇の波動が彼女を襲った。

そして魔道士を護っていた戦士の青年と神官の青年までも、まとめて吹き飛ばした。


かつて力を求めて悪魔と契約し、闇の眷属に身をやつした一族の末裔。

それが魔王と呼ばれる男の正体だった。

魔王は禍々しい妖気を放つ魔剣の切っ先を、勇者タナカへと向けた。



「人間にしてはやるようだが、所詮は我に敵うべくもない。

 死ね。そして己の無力さを地獄で呪い続けるんだな!!」



魔剣二ビルエッジ……かつて世界の全てを焼き尽くし、邪悪の限りを尽くしたという悪魔より賜った漆黒の剣。

悪魔の飽くなき破壊の意思を受け継いだこの剣は、あらゆるモノを切り裂き、斬ったモノの生命(いのち)を吸い取ってしまう。

この魔剣を握る者は、この世の頂点に立てると言われている。


魔鎧ニビルアーマー……魔剣と同じく悪魔より賜った漆黒の鎧。

悪魔の無限の生命力を受け継いだこの鎧は、あらゆる物理攻撃を通さず、どんな大魔術も受け付けない。

この魔鎧を纏いし者は、この世で外敵が存在しなくなると言われている。


最強の肉体に最強の魔力、そして最強の剣に最強の鎧。

これこそが魔王を最強であり最凶たらしめる所以(ゆえん)であった。



「終わりだな。勇者」



魔剣の切っ先を向けながら、勇者タナカに歩み寄る魔王。

もう駄目か……勇者タナカとその仲間たちが目を瞑って覚悟した時だった。



「困りますね。

 終わらせてもらっては」



突如として広間に響く声。

魔王、そして勇者とその仲間たちが声のした方に振り向くと、そこには一人の男がいた。



「……何者だ!? 貴様……」



当然ながら魔王が男に問いかける。

魔王は常に勇者の動向を部下に監視させ、報告させていた。

故に突然現れたこの男が、勇者の仲間でない事は分かっている。

しかし、なればこそ男は何者なのか?



「……この城には結界が張ってある。

 我が解除しない限り蟻一匹とて侵入する事は叶わぬ筈……」



そもそも勇者一行とて、魔王が自らこの魔王城に招き入れたのである。

最強の魔族四天王を倒した勇者達だからこそ、遊ぶに値すると見なしたのだった。

弱き者に用はなし。勇者一行以外、この城に通した覚えはない。


魔王はまじまじと男を観察する。

その男は見なれない服装をしており、黒淵眼鏡を架けて、歳は30代後半と思われる。

世界最凶の魔王を前にしているというのに、恐怖で縮こまる事無く実に落ち着いた様子。


魔王には知る由も無いが、

男は灰色の背広に黒い革靴そして赤いネクタイをした、ファンタジーではあり得ない服装。所謂サラリーマンだった。

そして知らぬ故に、魔王にはこの男の真の異質さが理解できなかった。


それはこの場にいる勇者一行も同様だった。

不可思議な服装を除けば、その男からは特に何の印象も受けない。

まさに特徴が無い事が特徴で、

強いて挙げるとするならば、七三で分けられた黒髪、開いているのか瞑っているのか分からない糸目、ヒョロリとした長身痩躯。

とても戦闘者とは思えない、どう見たってタダの中年男。どう見たってタダの一般人。

そんな明らかに場違いな人物が、なぜ魔王と勇者の決戦の舞台にいるのか?



「私が何者か……ですか?

 しがない営業マンとだけ言っておきましょうか」



この場の全員の視線を一身に集めながらも、いけしゃあしゃあと言い放つ自称営業マン。

生憎だが営業マンなどという概念自体、このファンタジー世界には浸透していない。

誰もが男の言葉に首を傾げている時だった。



「っしゃぁーーーー!!

 神降臨キターーー!!

 来るの遅いぜ! 渋谷(しぶたに)さん!」



突然、勇者タナカが感極まったように声を上げた。

訂正しなければならない。この場にいる者の中で勇者タナカだけは男の事を知っていた。

渋谷(しぶたに)と呼ばれた男も勇者タナカに言葉を返した。



「神降臨キターーーではありませんよ。田中君。

 なにが『今の俺なら素で魔王に勝てるッッッ!!!』ですか?

 腕試しのつもりなんでしょうけど、ゲームじゃないんだから縛りプレイは止めてください。

 入社三年以内は武器防具は現地で手に入れたものではなく、

 必ず会社から支給されたものを使うようにしなさい。

 でないと死にますよ?」



渋谷の容赦ない口撃に、さっきまでのテンションは何処へやら……勇者タナカはすっかり意気消沈してしまった。

叱られた飼い犬のように、シュンと項垂れている。



「まあ、こういったアフターケアも私の仕事ですから……

 文句ばかり言ってはいられませんがね。

 これ以上の戦闘は無理のようですし、あとは私が引き継ぎましょう」


「……面目ない。

 ……後は頼みます。渋谷さん」



渋谷のさり気ないフォロー(?)に感謝しつつ、勇者タナカはスゴスゴと壁際へと引き下がる。

広間の中央には渋谷と魔王が残された。



「貴様、勇者の仲間だったか……」



魔王が口を開く。

声は明らかに苛立っており、射殺すような視線で相対する渋谷を威圧する。

いきなり乱入された上に、目の前で意味不明な会話を繰り広げられては当然かも知れない。



「先ほどの会話から察すればそういうふうに捉えられるでしょうね。

 まあ、それも(あなが)ち間違いではありませんがね」



しかし渋谷はそんな魔王の放つプレッシャーに呑まれない。

あくまで自分のペースを崩さず、落ち着いた様子で言葉を返す。

そんな渋谷の態度が癇に障ったようだ。魔王は挑発的な笑みを浮かべ、渋谷に問いかけた。



「ふん、それで勇者の代わりに貴様が戦うというのか? この我と?」


「不本意ながら、そういう事になりますね」



一切の迷いを見せないほどの即答。どうやら本気で目の前の渋谷という男、魔王と戦うつもりらしい。世界最強にして最凶と呼ばれるこの魔王と。

魔王は決めた。

これ以上の会話は不要。

目の前の無礼者を情け容赦なく八つ裂きにし、魔王である自分に逆らう事がいかに愚かで罪であるか、その身をもって知らしめてやる事を。



「……身の程知らずめが。

 貴様の実力がどれほどのものかは知らぬが、すぐに後悔させてやる」



そう言うと魔王は剣の切っ先を渋谷に向けた。

一方の渋谷は、魔王から事実上の死刑宣告を受けたというのに、相変わらず落ち着いている。

取り乱した様子は全く見られない。



「どうした? 我と戦うのだろう?

 いつでも仕掛けて来ても構わんのだぞ?

 それとも今更恐怖がこみ上げて動けぬのか?

 ならば我から仕掛けても構わんな?」



魔王は挑発を重ねるが、渋谷は黙ったまま動かない。

とはいえ魔王には元もと渋谷が動くのを待ってやる義理もない。

剣の切っ先を向けたまま、魔王は渋谷に歩み始める。

動かぬなら、殺してしまえホトトギス……どこぞの第六天魔王と同じ理屈である。

と、ここでようやく渋谷が口を開いた。



「田中君……」


「は、はい」



このタイミングで話しかけられるとは思わなかったのだろう。

慌てて返事をする勇者タナカ。



「見ていなさい。田中君。

 後学のためです」



渋谷は言葉を綴りながら



「魔王退治はね……」



眼鏡を外し



「こう()るんDeath(です)よ」



初めてその糸目を開いた。


魔王は知らなかった。

彼は確かにこの世(・・・)で最高位の強さを誇る。それこそ魔王と呼ぶに相応しい存在かも知れない。

少なくとも彼はそう自負していたし、だからこそ世界征服など大それた野望をもった。


しかし目の前の男・渋谷の強さは差し詰め悪魔そのもの……生憎この世(・・・)のものではなかった。

ましてや悪魔に力を与えられた魔王ごときでは、本物の悪魔には敵う筈もない。

網膜に焼きついた渋谷の凶悪な眼光……それが魔王がこの世で最期に見たモノとなった。






「やっぱスゲエや! 渋谷さん!!

 さっすが、ベテランは違うぜ!!」



興奮した様子で勇者タナカは渋谷に話しかける。

澄まし顔で眼鏡を拭いている渋谷の足元には、すっかり変わり果てた魔王が在った。

絶対防御を誇る筈の漆黒の鎧は、跡形もないほどボコボコにへこみ、幾重にも拳の跡が刻まれていた。

またあらゆるモノを切り裂き、決して折れない筈の漆黒の剣も、根元からポッキリへし折られ、折れた刃には何故か噛み砕かれたような跡が……

そして肝心の本体(まおう)だが、その貌は恐怖と苦痛で引き攣ったまま固まっていた。

絶対者として生まれてきた魔王にとって、これが最初で最期の恐怖であり地獄となった。

実質10秒にも満たない短い時間だが、その10秒間が魔王にとって永遠に感じられたに違いない。

永遠に思える地獄の中で、魔王は何度生まれてきた事を後悔しただろうか?

その苦しみから解放される瞬間、魔王は何を思ったのだろうか?

それは誰にも分からない。


それはともかくとして、魔王をボロクズに変えた張本人・渋谷だが、

今では眼鏡を架けて猛禽類のような目も元の糸目に戻り、すっかりタダの冴えない中年に戻っていた。

とても先ほどまで恐怖の殺戮ショーを繰り広げていた人物と同一とは思えない。



「おべっかを使っても、貴方の評価は上がりませんよ。

 あと報告書はちゃんと週一で提出するように。最近滞り気味ですよ」


「は…はは……スンマセン」



バツが悪そうに頭をかく勇者タナカ。

そんな彼を見て、渋谷は軽く溜息をついた。



「あの……勇者タナカ?

 そちらの方は、一体?」



勇者タナカの仲間の一人、魔道士の少女が恐る恐る話しかけてきた。


それは当然の疑問だった。

魔王と戦い追い詰められてもう駄目だ……というところで乱入してきた奇妙な男。

その男は自分たちを圧倒的に追い詰めていた魔王を、さらに圧倒的な強さで撃破したのだ。

何をどうすれば、かつて世界を恐怖に陥れた最凶の魔王がこんなボロクズになってしまうのか?

一部始終見ていた筈なのに、まるで理解できない。

突如現れた正体不明のこの男は、完全に人の理解を超えた強さだった。


さらに勇者タナカは、この男……渋谷の事を知っているらしい。それも互いに知っている間柄。

これまで勇者と旅をして様々な人たちに出会ってきたが、このような男に覚えはない。

ましてや異世界から召喚された勇者タナカに、既知の友人などいる筈もない。

だからこそ勇者を除く面々は、勇者タナカとこの渋谷という男に疑念を抱かずにはいられなかった。

『評価』だの『報告書』だの、さっきから一体この二人は何の話をしているのか?



しかし勇者の仲間たちは誤解していた。

ネタバレするなら、勇者タナカは召喚されたのではない。送り出されたのだ。

そして送り出したのは、他でもない目の前の男……渋谷だった。



「ああ……ええと、その……

 この人は俺の上司っていうか……」



言葉に詰まる勇者タナカ。

本当の事を言うわけにはいかないし、知られるわけにはいかない。

そういう規則だった。



「皆さん、これを見てください」



全員の視線が突然言葉を発した渋谷に集中する。

渋谷は懐からペンのような物を取り出し、先っぽをクイクイ指差している。

その行動が意図しているのは、このペンらしき物体の先っぽを見ろという事だ。

突然の渋谷の言葉に、勇者の仲間たちは戸惑った。

勇者タナカの知り合いとはいえ、相手は全く得体の知れない。つまりは警戒すべき相手である。

しかし混乱の極みにあった彼らは、他にどうして良いか分からず、とりあえず言われるままにペンの先を注視した。

そんな中で勇者タナカと渋谷本人だけは目を瞑っている。

そして



パシュッ



ペン先から閃光が放たれ、勇者タナカと渋谷を除く面々……すなわち勇者の仲間たちの網膜を襲った。

まるで時が止まったかのように、しばらく彼らは放心していたが



「あ、あれ? 私……」

「え? 俺どうしたんだっけ?」

「あれから一体……そうだ!? 魔王はっ!?」



時が流れ出したように、突然我に返る勇者の仲間たち。



「ああ……魔王なら、ほら」



勇者タナカは苦笑いしながら、広間の中央に転がっている魔王(ボロクズ)を指差す。



「え? え? どうして?

 どうして魔王がボロボロに?

 一体何があったんですか?」



彼らは先ほどまでの事を覚えていなかった。

先ほど渋谷が見せた光により、魔王と戦っていた時の記憶をサッパリ消されていたのだ。

ちなみに当の渋谷は一瞬の間に姿を消していた。


魔王と相対したところまでは覚えている。

そこからの記憶が一切なく、気が付いたら魔王がボロクズと化していたのだ。

この空白の時間に一体何が起こったのか?

せっかく魔王が倒されたというのに、これでは歓喜より先に不気味一色というものだろう。



「ああ、みんな魔王の奇襲を喰らって気絶してたんだよ。

 でもその間、俺がチョチョイのチョイで魔王をぶっ飛ばしてやったぜ。

 いや~~、魔王ってのも案外大したことなかったな~~~」



仲間たちとは目を合わせないように、微妙に視線を逸らしながら答える勇者タナカ。

必要な事とはいえ、つい先ほど渋谷に説教を喰らった身の上としては、大それた嘘をつくのは心苦しかったりする。

……良心の呵責などではなく。



「ほ、ほんとですかっ!?

 あ、あの悪逆非道の魔王をたった一人でっ!?」



勇者タナカのカミングアウトに、大層驚く仲間たち。

冷や汗を垂らしながら、必死に首肯する勇者タナカ。

最後まで嘘をつき通すのも、立派に勇気がいる行為。

これぐらいやり通せなくて、なにが勇者だろうか。



「さあ、無事に魔王も倒した事だしサッサと帰ろうぜ!

 城に戻って王様に報告しないとな!」



強引に話を切り上げ、勇者タナカは仲間たちに帰還しようと促す。

一方の他の面々はそれぞれ難しい顔で考え込んでいる。やはり、どうにも納得出来ない様子だ。

無理もない。何しろ魔王と相対した次の瞬間には、魔王がボロクズ化という奇妙な現象を体験したのだ。

状況からして勇者タナカが言うように、自分たちが気絶している間に勇者タナカが魔王を倒したとしか考えられないが、

彼らにとって記憶の無い空白の時間というものが気持ち悪かった。


だからと言って寝ている間に妖精さんたちが魔王を倒してくれた……なんて考えるよりは、勇者タナカの言い分を信じるほかなく、

各々強引に自分を納得させて、勇者タナカと共に帰路についた。






「こうして異世界に召喚された勇者タナカは、

 苦難の末に魔王を討ち倒す事に成功し、

 世界に平和をもたらしました……っと」



魔王城を後にする勇者一行を見送りながら、渋谷は呟いた。



「これで田中君は莫大な報酬を貰う権利を手に入れたわけです。

 実際、肝心の魔王討伐は失敗しましたがね……

 まあ、そこはこれからの田中君の成長に期待……と言ったところですか」



これでようやく彼らの仕事はひと段落ついた。

しかし一息つくにはまだ早い。



「さて、王様(クライアント)が約束通り報酬を払ってくれればよいのですが……

 もし契約を破るようでしたら……また私が表に出る必要がありますね」



営業担当・渋谷吾朗(しぶたにごろう)

彼の仕事は田中のようなイケメンで文武両道な若者を、勇者として異世界に送り込む事。

そして魔王討伐などの依頼を達成するのと引き換えに、莫大な報酬を請求して利益を得る事だった。

実は営業マンも勇者タナカも主人公ではありません。

次回で主人公が出ます。


あと更新は亀並みに遅いです。リアルの都合でしばらく投稿できません……orz

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