表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

3-1

読者の皆様へ

いつも作品をお読みいただき、誠にありがとうございます。

長らく更新が滞ってしまい、大変申し訳ありません。

実は、第三章の構成の作成に詰まってしまい、なかなか筆が進まない状況でした。

ですが、この度ようやく納得のいく形で書き上げることができました。

これから本格的に執筆を再開いたしますので、次回の更新まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

朝の図書館は、いつもより静かだった。窓から差し込む柔らかな光が、本棚の間を優しく照らしている。俺、橘、そして柏木の三人は、歴史資料のコーナーにある大きなテーブルを占領していた。


テーブルの上には、新選組に関する本が山のように積まれている。土方歳三の伝記、幕末の歴史書、当時の風俗を記した資料集……どれも分厚くて、読むだけで一苦労だ。


俺は本を開きながら、心の中で今日の作戦を整理していた。


今日は松井が透明化する番だ。俺たちの推測通り、橘、柏木、そして今日は松井……三人が順番に透明化している。これは偶然じゃない。何か規則性があるはずだ。でも、その理由はまだ分からない。


とりあえず、松井の透明化を利用して、芸術祭の参加者を調査することにした。透明なら、誰にも気づかれずに情報収集できるからな。


青木は学校と俺の家の中間地点で待機している。もし松井が俺の能力範囲から外れても、戻ってきた時にすぐ感知できるようにするためだ。


なんというか……スパイ映画みたいな作戦だな。我ながら大げさだとは思うけど、でも必要なことだ。


俺はふと、昨日の午後のことを思い出した。


(回想):


俺の部屋に集まった五人は、テーブルを囲んで真剣な表情をしていた。


「なあ、こっそり他の参加者を調査するのはどうだ?」


「え?でも、それって……ズルじゃないか?」


「いや、考えてみろよ。向こうだって色々準備してるはずだ。情報戦も勝負のうちだろ?」


橘は何も言わず、ただニコニコと笑っていた。あの笑顔……なんか企んでる時の顔だな。橘のこういうところ、正直読めなくて怖い。


「そもそもさ、これは『諜報活動』って言うんだよ」


「スパイごっこじゃん」


「違う!これは立派な戦略だ!」


青木のやつ、どこでそんな言葉覚えたんだ?漫画か?絶対漫画だろ。


「でも……見つかったらどうするんですか?」


「大丈夫!俺には完璧な作戦がある!」


「どんな作戦だよ」


「名付けて『ステルス・ミッション・インポッシブル作戦』!」


「……」


「……ネーミングセンス最悪」


「映画のパクリじゃない」


「パクリじゃない!オマージュだ!」


オマージュって便利な言葉だよな……パクリを正当化できる魔法の言葉。


「あの、作戦の内容は?」


「えー、まず第一段階。俺が見張り役として廊下に立つ」


「それで?」


「第二段階。透明化した人が美術室に潜入」


「待て、透明化は明日の話だろ」


「あ……そうか」


「計画性ゼロじゃない」


「い、いや!これは大まかな構想だから!詳細はこれから詰める!」


「じゃあ、誰が潜入するの?」


「えーっと……」


こいつ、全然考えてなかったな。


「私、そういうの向いてません……」


「まあ、明日透明化するの私だろうし」


「そうだ!松井が最適任だ!」


「なんで私なのよ」


「だって、俺一人じゃ調査しきれないし!それに、俺が一人で学校うろついてたら怪しまれるだろ?」


「確かに、青木が一人でうろうろしてたら不審者だな」


「おい!」


「でも本当は、一人じゃ怖いんでしょ?」


「ち、違う!純粋に作戦上の理由だ!」


「でも、透明なら誰も見えないから、怪しまれることもないような……」


「あ……」


「ぷっ……」


「う、うるさい!とにかく二人組が効率的なんだ!」


「ねえ椎名、この作戦本当に必要?」


「まあ、情報はあった方がいいかもな」


「椎名がそう言うなら……」


「なんで俺が言っても信じないのに、椎名が言うと納得するんだよ」


「信頼度の差じゃない?」


「ひどい……」


まあ、普段の行いの差だな。


「と、とにかく!誰が行くかは置いといて、調査は必要だろ!」


「でも、本当に大丈夫かな」


「大丈夫!俺に任せろ!」


「不安しかない……」


松井が俺の近くに寄ってきて小声で話しかけてきた。いい匂いがする……って、集中しろ。


「じゃあ、青木くんは外で待機、松井さんが中を調査。何かあったらすぐ連絡、でいいんじゃない?」


「えー、俺も中に入りたい」


「邪魔」


「直球すぎる……」


「でも、外の見張りも大事ですよ」


「まあ、そうか……」


結局、青木は外で待機になったか。その方が安全だな。


「そうだ!作戦名を考えよう!」


「『普通に調査』でいいでしょ」


「センスない……」


「『透明人間大作戦』は?」


「それだ!」


「普通すぎませんか……」


まあ、青木の案よりはマシか。


「よし、作戦の詳細を詰めよう!」


いつの間にホワイトボードなんて用意したんだよ。


「いつの間にホワイトボード用意したんだよ」


「常に準備万端だ!」


絶対さっきコンビニで買ってきたやつだろ……レシート見えてるし。


「ねえ、本当にこれでいいの?」


また俺に聞いてくる……なんか頼りにされてる感じがする。


「まあ、青木も頑張ってるし」


「椎名がそう言うなら、仕方ないか」


「なんで椎名の言うことだけ……」


「まあまあ、団長の威厳ってやつよ」


「俺だって副団長くらいには……」


「なってない」


「全員一致かよ!」


こうして、なんとなく作戦が決まっていった。本当に大丈夫かな……


その後、俺たちは俺の能力の範囲を測定することにした。


「じゃあ、俺はここで動かないから」


「私が柏木さんと一緒に、学校の方向に歩いていくのね」


「で、でも……もし橘さんが私のこと忘れちゃったら……」


「大丈夫。すぐに戻ってくるから」


俺たちは電話を繋いだまま、実験を開始した。


橘と柏木が少しずつ離れていく。10メートル、20メートル、30メートル……


電話の向こうから、二人の声が聞こえる。


『まだ大丈夫よ。柏木さんのこと、ちゃんと覚えてる』


50メートル、70メートル、100メートル……


『うん、まだ平気。でも、なんだか……少し記憶が曖昧になってきたような……』


150メートル……


『あれ?私、何してるんだっけ?誰かと一緒にいたような……』


限界点だ!


「橘!戻って!」


しばらくして、二人が戻ってきた。柏木の目には涙が浮かんでいた。


「橘さんが……私のこと『誰?』って……」


「ごめんなさい!本当に一瞬だけ忘れちゃって……」


「うぅ……怖かった……」


なんか子供みたいだな……でも、確かに怖いよな、友達に忘れられるなんて。


「つまり、椎名の能力範囲は半径150メートルってことか」


「学校までの距離を考えると……ギリギリ届かないね」


「だから青木が中継地点にいる必要があるんだ」


「なるほど、そういうことか」


現在に戻る。


橘が本から顔を上げた。


「私、透明化してた時に調べ物してたの、覚えてる?」


「ああ、図書室で新選組の資料を……」


「そう。でも途中で松井さんを追いかけることになって、中途半端になっちゃったのよね」


そういえばそうだった。橘も大変だったんだな。透明化しながら調査なんて、精神的にきつかっただろうに。


「それで、今日続きを?」


「そういうこと」


三人はそれぞれ違う資料を手に取った。俺は土方歳三の生涯について書かれた伝記、柏木は当時の風俗や文化に関する本、そして橘は……


「なんだそれ?」


『日本神話と陰陽道』『星座と運命』『都市伝説の心理学』……どう見ても新選組と関係ない本ばかりじゃないか。


「気になる?」


「いや、新選組と関係ないだろ、それ」


「そうでもないわよ。だって、私たちが経験してることって、完全に超自然現象でしょ?」


確かに……透明化なんて、どう考えても科学じゃ説明できない。むしろオカルトの領域だ。


「それに、私、星空に興味があるから、こういう神秘的なことも好きなの」


星空か……そういえば星野茧も天文部だったな。何か関係があるのかもしれない。


「へえ……」


「もしかしたら、この現象を解明するヒントが、こういう本の中にあるかもしれない」


なるほど、一理ある。常識的な方法じゃ解決できない問題なら、非常識な方法を試すしかない。橘の発想は柔軟だな……俺なら絶対思いつかない。


柏木が心配そうな表情で俺たちを見た。


「松井さんと青木くん、大丈夫かな……」


「大丈夫だよ」


本当は俺も心配だけど、柏木の前では強がらないと。リーダーなんだから、しっかりしないと。


「もし青木くんが途中で自分が何してるか忘れちゃったら……」


ああ、その心配か。確かに青木なら忘れそうだ。あいつ、集中力ないからな。


俺はニヤリと笑った。


「その対策はバッチリだ」


「え?どんな対策?」


「青木の腕に、重要なメッセージを書いといた」


「どんなメッセージ?」


橘も興味深そうにこっちを見てる。二人とも好奇心旺盛だな……女の子ってこういうの好きなのか?


「秘密」


「えー、教えてよー」


その膨れっ面、反則だろ……可愛すぎる。でも、ここは我慢だ。


「ダメダメ、後でのお楽しみ」


「そういえば、芸術祭の具体的な要求って覚えてる?」


急に真面目な話か。橘のこういう切り替えの速さ、時々ついていけない。


「えーっと……二人一組で作品を作るんだよな?」


「そうよ。でも、形式は自由なの。今年のテーマは『共鳴』」


「絵画、写真、彫刻、インスタレーション……何でもありです」


そうだった。でも、ちょっと待てよ……


「待てよ……二人一組って言うけど……」


俺は指を折って数え始めた。


「青木と松井は今調査中だから、とりあえず置いといて……俺と柏木で二人、それに橘が加わったら三人だ。これ、ルール違反じゃないか?」


橘の悪戯っぽい笑顔……あ、これは何か企んでる顔だ。嫌な予感しかしない。


「ねえ、私が何部の部長か知ってる?」


「文学部だろ?」


「そう。で、文学部の部長として……」


ん?文学部の部長として……まさか……


「あ!」


やられた!こいつ、最初から別チームで参加してたのか!


大きな声を出してしまった。図書館の他の利用者たちがこちらを見る。


やばい、また怒られる……図書館で騒ぐなって小学生でも知ってるのに。


すみません、と小声で謝ってから、橘に向き直る。


「まさか……」


「そう、私も参加者なの」


柏木がきょとんとしてる。まだ理解できてないみたいだな。無理もない、俺も今気づいたばかりだ。


俺は我慢できずに笑い出した。


「ははは……本当にお前らしいな」


橘のこういうところ、ずるいけど嫌いじゃない。むしろ、こういう抜け目なさが橘の魅力なのかもしれない。


「え?え?どういうこと?」


「橘も芸術祭に参加してるんだよ。別のチームで」


「ええええええ!?」


また大声……これは完全に司書さんに睨まれるパターンだ。


案の通り、司書さんが厳しい顔でこちらを睨んでいる。柏木が慌てて頭を下げて、顔を真っ赤にして服の中に顔を埋めた。亀みたいで可愛いな……って、また変なこと考えてる。


「で、でも……なんで……」


「だって、文学部の部長なんだもの。率先して参加しないとね」


確かに、リーダーの責任か。でも、それにしても……


「でも、なんで部室で会った時、みんな『橘さん』って呼んでたんだ?『部長』じゃなくて」


「うちの文学部の伝統なの。堅苦しいのは嫌いって」


なるほど、自由な雰囲気の部活なんだな。橘らしい。


「でも、そうなると……」


ライバルを手伝うって、どういう神経してるんだ?普通しないだろ。


「俺たちを手伝いながら、自分も参加って……問題ないのか?」


「ルールのどこに『他のチームを手伝ってはいけない』って書いてある?」


また出た、橘理論。でも、確かに書いてない……くそ、反論できない。


「いや、書いてないけど……」


「じゃあ問題ないわね」


この理論展開、さっきの松井と同じじゃないか。類は友を呼ぶってやつか?


柏木が何か言いたそうにしている。多分、手加減してくれるかどうか聞きたいんだろう。


「橘、手加減してくれる?」


橘は少し考え込んだ。この間が怖い……橘が真剣に考えてる時の顔、なんか迫力あるんだよな。


「さあ……どうかしら」


「なんだよ、その返事」


はっきりしろよ……まあ、橘らしいといえばらしいけど。


橘の表情が少し真剣になった。


「確かに、あなたたちには透明化っていう深刻な問題があるわ。でも……」


あれ?橘の雰囲気が変わった。いつもの明るさが消えて……なんか寂しそう?


「表面的な解決じゃ、きっと上手くいかないと思うの」


その言葉、重い……橘も何か抱えてるのか?でも、今は聞くタイミングじゃなさそうだ。


俺がさらに聞こうとした時—


♪〜♪〜♪


げ、図書館でスマホ鳴らすとか最悪だ!また怒られる!


着信画面を見ると、青木からだった。


「ちょっと失礼」


俺は慌てて図書館を出て、廊下で電話に出た。


『もしもし—』


『てめえええええ!!!』


うわ、鼓膜が……なんでこんなに怒ってるんだ?


『このクソ野郎!!美少女って松井のことかよ!!』


ああ……バレたか。でも、嘘は言ってないぞ。松井は確かに美少女だし。


『確かに美少女だけどさ!!認めるけどさ!!でも急に目の前に人が現れるって怖いんだよ!!』


認めてるじゃん……じゃあ何に怒ってるんだよ。理不尽すぎる。


『俺、めっちゃ期待してたのに!!どんな美少女が来るかってワクワクしてたのに!!』


そんなに期待してたのか……単純な奴め。でも、その単純さが青木の良いところでもあるんだよな。


電話の向こうから、松井の声も聞こえてきた。


『何か文句でもあるの?』


うわ、この声……完全に怒ってる。青木、死んだな。


『い、いや!文句なんてない!全然ない!』


『じゃあなんでさっき「期待はずれ」みたいな顔したの?』


松井、鋭い……青木の表情なんて一瞬だったはずなのに。


『してない!してないから!』


『嘘。絶対がっかりしてた』


『だって、もっとこう……ファンタジーな感じの美少女が来るかと……』


ファンタジーって何だよ……エルフとか期待してたのか?アホすぎる。


『は?私じゃ不満?』


この会話、完全に青木が追い詰められてるな……自業自得だけど、ちょっと可哀想。


『椎名!助けて!松井が怖い!』


「自業自得だろ」


お前が勝手に期待して勝手にがっかりしただけじゃん。


『薄情者!!』


「で、調査の方はどうなんだ?」


『あ、ああ……それなんだけど……』


夕音の声が割り込んできた。


『ちょっと、スマホ貸して』


『え?あ、はい……』


完全に松井に支配されてるな、青木……将来、絶対尻に敷かれるタイプだ。


『もしもし、椎名?』


「ああ」


『あのね、すごく重要なことを発見したの。今、一人?』


え?急に何だ?声のトーンが完全に変わった。


「え?」


重要なこと?まさか……新たな透明化現象?それとも神秘の牛乳の正体?いや、もしかして星野茧の手がかり?


俺の頭の中で、様々な可能性が駆け巡る。


もしかして、参加者の中に既に完全に透明化してる人がいるとか?それとも、俺たち以外にも同じ現象に巻き込まれてる人たちがいるとか?


いや、待て。もっと深刻かもしれない。もしかして、この現象の黒幕を見つけたとか?それとも、俺たちを監視してる何者かの存在に気づいたとか?


『ねえ、聞いてる?一人なの?』


沈黙が続く。俺の心臓が早鐘を打つ。


「あ、ああ……一人だ。何があったんだ?」


『えっと……その……』


なんだよ、じれったいな。早く言ってくれ。


『あのね……これ、本当にびっくりすることなんだけど……』


俺の心臓が嫌な予感で締め付けられる。松井がこんなに言いづらそうにしてるってことは、相当ヤバいことなのか?


『参加者リストに……橘沙也加の名前があったの』


……


……


……


は?


……


……


それだけ?


『もしもし?椎名?大丈夫?』


「あ、ああ……」


『分かるわ、ショックよね。私も最初見た時、信じられなかった……』


いや、ショックとかじゃなくて……


「うん……」


『でも大丈夫よ。橘さんは私たちの味方だから。きっと何か理由があるはずよ』


そうじゃなくて……これ、どう言えばいいんだ?


『まさか文学部が参加してるなんて思わなかったでしょ?しかも橘さんが代表なんて……』


「えっと……」


『大丈夫?すごくショック受けてるみたいだけど……』


ショック受けてるんじゃなくて、どう反応すればいいか分からないだけなんだけど……


「実は……」


『うん、何?』


「それ、さっき聞いた」


『……え?』


「橘から直接」


『ちょ、ちょっと待って。橘さんから直接?いつ?』


「ついさっき」


『さっきって……私が調査してる間に?』


「そう」


『じゃあ……柏木さんも知ってるの?』


「うん、知ってる」


『……』


長い沈黙。


やばい、松井が固まった。怒りのゲージが溜まってる音が聞こえる気がする。


『なによそれええええ!!!』


きた!


『私、すっごく悩んだのよ!?どう伝えようかって!ショック受けないようにって気を使って!』


「いや、その……」


『青木にも内緒にしてたのに!重大な秘密を掴んだって思ってたのに!』


青木の「なんか怒ってる……」という小声が聞こえる。


『もう知らない!バカ!』


ガチャン!


電話が切れた。


あー……怒らせちゃった。でも、これは不可抗力だろ……


俺は図書館に戻った。


橘と柏木が心配そうな顔で待ってる。


「どうだった?」


「順調……かな」


松井が怒って電話切ったことは言わない方がいいな。


「なんか歯切れが悪いですね」


「いや、大丈夫。ちゃんと調査してくれてる」


「もしかして、私のこと?」


さすが橘、鋭い。


「まあ、そんなところ」


「あらら、先に言っちゃってごめんね」


「いや、橘は悪くない」


松井の純粋な調査魂を踏みにじったのは、結果的に俺たちなんだけど……まあ、仕方ない。


俺たちは再び資料に向かった。


とりあえず、後で何かお詫びしないとな。


ああ、女の子の機嫌を取るのって難しい……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ