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距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる  作者: 歩く魚
東堂涼

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着信:

「悟様、あけましておめでとうございます。あなた様をお慕いしておりますセラです。昨年もありがとうございました。今年も、いえ、これからも末長くよろしくお願いしますね? 年末は家の方で色々ありまして会いに行けず、本当に申し訳なく思っています。年始につきましては時間を確保してありますし、後ほどうちの者に作らせた料理をお届けしようと思います。実は私が作ったものも……これは悟様に当てていただきましょうか。良いことを思い付きましたね。あぁ、もちろん私の家に遊びにきていただくのも大丈夫ですよ? 悟様のお部屋はちゃんとそのままですし、悟様の好きなヒーロー映画も最新のものまで揃えてありますから。そうそう、映画館と同じ機材を使ったプロジェクタールーム? というのも用意しましたので、これからは映画館に行かずとも、私を頼っていただければ。謙虚な悟様ですから、きっとお困りになると思います。ですが、私にとっては、もっと大きなものをいただいたんです。あの時、悟様に助けていただけなかったら無惨な目に遭っていたでしょうし、恋をする痛みも、愛する喜びも知ることができませんでした。すべて悟様のお陰なのです。あっ、大切なことをお伝えし忘れていました。悟様に失礼なことを言ったあの男たちは、残らず処理しましたのでご安心くださいね。少し感謝の気持ちもありましたけど、それとこれとは話が別ということで。悟様を害する人も物も、何もかも私が処分してあげますからね。ですのでどうか、どうか私のことは嫌いにならないでください。捨てないでください。私、あの時のことは本当に反省しているんです。もしあなたに価値がないと思われてしまったのなら、それは私の一切が無駄だということです。……また私の悪い癖が出てしまいました。脅しているわけではありませんよ? ただ、そのくらい悟様に堕ちてしまっていて、なりふり構っていられないんです。悟様は恋をしたことがありますか? いえ、答えるのは今でなくて。今でも良いのですが、悟様から心を分けていただけた人間がいるということに耐えられないかもしれません。なので、この答えは今度、悟様をうちへお招きして、たくさん、たーくさん癒している時に。それなら、いま悟様に触れているのは自分だと勇気をもらえますし、それでも辛ければ――悟様を注いでいただけますから。ご存知でしたか? 女性は愛されれば愛されるほど美しくなるようです。私もたまにはスマートフォンで調べ物をするんですよ。ふふっ、驚きましたか? これなら私の天敵――巻島さんと東堂さんが日々綺麗になるのも納得です。もちろん芽莉彩ちゃんもですね。悟様から見て私はどうですか? 少しでも魅力的になりましたか? 自分の容姿を気にしたことなどありませんでしたが、今になって重要性を理解しました。――大切な方の心を射止めるため。私は内面の方が大切だと思いますし、悟様はどちらも優れたお方です。しかし、内面を知ろうと思わせる力が外見にはある。両親から受け継いだものがあると知っていますが、さらに磨いて行こうと思います。私の隣を歩いてくださる悟様に恥をかかせないためにも、ですね。いつも周りにいる子たちにも聞いてみようかしら。名前がわからない方ばかりですけど。悟様にもお友達が……あの巨大な方がいましたよね。爺が彼には見どころがあると言っていた気がしますし、やはり素敵な方には素晴らしいお友達ができるようですね。そういえば、悟様は海外旅行に興味はありますか? 私の母が旅行好きで、毎年のようにどこかしらに連れて行かれるんです。もしよろしければ悟様もご一緒しませんか? それなら私も楽しめると思いますし、悟様と感動を分かち合いたいんです。そうですね、とても良い案な気がします。では、具体的な日取りは――」

悟、ここまで声を発していない。


ということで、どうしてセラがこんなんになってしまったのか、同じ世界かは分かりませんが、他にも3章のヒントが散りばめられております。


3章のメインヒロインは天王洲セラ…だけでなく、ついに後輩も!?


続きが気になるという方は評価ポイントで教えていただけると嬉しいです!

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