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1話「僕の名前は神夜心。これから全てを奪われる男だ」

ここはこの世界で3つ存在する国の1つ、ヒューマ王国。

主にこの国には人間と呼ばれる種族が存在する。

国王を中心とした10大貴族と呼ばれる貴族がそれぞれの領土を統治し、国王に尽くしている。

その中で、何処にも属さない一族が一つ存在した。

その名は神夜一族。

国王直属の命を受け、任務を遂行する暗殺一族である。


ヒューマ国に存在する人間はある一定の人間は特殊な能力を持って生まれる。

それは火、水、風、光といった、人智を超えた能力であり、そういった人間は国からとても重宝される。


神夜一族はその中でもそういった能力と、人間を潜在能力を極限まで高める魔眼「緑眼」を発現する人間が一定数おり、国王はその力を利用し、信用していた。

神夜一族も国王を王として忠義を尽くし、日々国の為に尽力を尽くしてきた。


「緑眼」は神夜一族の中で、誰もが発現する能力ではない。

現在、「緑眼」を発現しているのは一族の長である「神夜玄かみやげん」とその妻である「神夜夜かみやよる」である。


その夫婦の元には3人の子供が存在した。

長女である「神夜月かみやるな」、次の生まれた長男「神夜心かみやこころ」、最後に次女である「神夜凛かみやりん」である。

この一族には本家として神夜が存在し、分家も存在する。

分家は神童。

本家に忠義を尽くす者達である。

その中で、3兄弟と兄弟のように仲の良いものが2人存在した。

名を長男「神童絶しんどうぜつ」、長女である「神童玲奈しんどうれな」である。

絶は心と、玲奈は凛と同い年であり、月を含めた5人と兄弟のように仲良く過ごしていた。

そして最後に一人、心と幼馴染で同じ年である「神夜寧音かみやねね」も同じように6人仲良く過ごしていた。


この物語は神夜心の物語である。

心はまだ知らない、自分が待ち受ける地獄を。

そして、絶望、復讐の炎を。

心は一族の中でも特別秀でた能力の使い手ではない。

それでも彼は強くなる、終わらぬ復讐を終わらせる為に。

そして、自身の生を終わらせる為に。

そう、これは彼の復讐劇である。


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