七章までのキャラ紹介その2
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今回のキャラ紹介は
・ジャーヴィン・チアゼム両侯爵
・王家・大公家
・セリン・アンジーナ・エスト・バッロ各家
・ディーマス・ルキミア各家
・衛兵・ジーピン領の人々・スティット家
となっております。
【ジャーヴィン家:国王派武官貴族:侯爵家】
◎名前:フェーリオ・ジャーヴィン
立場:侯爵家三男(末弟、チアゼム侯爵家に婿入りの予定、ジルの婚約者)
学園領主科二年
婚約者等:ジル・チアゼム(婚約者)
名前の由来:フェロジピン(高血圧の薬)から
初出:一章一話
説明:
国内武官貴族のトップ、ジャーヴィン家の三男として生まれ、国内文官トップのチアゼム侯爵家に婿として入る予定の傍から見たらトップエリート。15歳。
だがその実態はニフェールの行動に振り回され、女装ニフィに堕ちた哀れな男。
とはいえ、堕ちるのも含めてジルに愛されているので、最悪とは言い難いかも。
三科試験をジル・ニフェールと共に受けており、実は立場だけでなく学力でもかなり凄いんだが、その凄さを目立たたせてやれないのは作者の実力不足。
決してフェーリオは踏まれるのがイイとか言わない……多分。
六章ではニフェール女装verに堕ちてしまいダンスの動きをワザと間違えニフェールとラッキースケベを狙ったり、暴走してエロ顔浮かべながらニフェールと踊りきり、そのまま襲いかかろうとして股間膝蹴り受ける等、どこがトップエリートなんだと思わせる行動に終始している。
一応七章で暴動時に学園領主科を取りまとめとかやってるが、作者の頭の中でも女装ニフィに堕ちているイメージが強すぎて……。
なお、ニフェール以外にも側近はいるのだが、本編上はまだ出してない。
◎名前:アラーニ・ジャーヴィン
立場:侯爵家当主
国王派武官貴族の領袖
名前の由来:アラニジピン(高血圧の薬)から
初出:一章八話
説明:
国王派武官貴族の領袖でシェルーニ&フェーリオ&カールラの父親。40歳。
ニフェールの面倒を見る&ニフェールに苦労を掛ける偉い人一号。
武官代表として仕事は出来るのだが、それまで国が積み上げてしまった環境を解体&再構築するのに苦労している人。
とはいえ、ニフェール……というかジーピン家が王都に関わる頻度が上がったおかげで徐々にではあるが王都・宮廷とも風通しがよくなってきているようだ。
各章で色々振り回されているが、五章では結婚披露の夕食会でまともに動けずニフェールに頼りっきりになるなど、弱い一面も見せる。
娘の結婚だから落ち着きなかったのか?
逆に七章ではチアゼム侯爵と一緒になってノヴェール家の調査に肩入れする。
というか、仕事はやっているのだが、何故かバラエティ番組でも見に来たかのようにワイワイ騒ぐのを見ると仕事と言うより遊びに来ているようにしか見えない。
実際ニフィ化して暴れた時にはノヴェール家の二階の部屋の窓からかぶりつきで見ているし……。
実は馬車でドリフト出来ることが判明。
足ブレーキとかできるかも……。
◎名前:サプル・ジャーヴィン
立場:侯爵家夫人
名前の由来:アラニジピンの商品名サプレスタから
初出:一章八話
説明:
シェルーニ&フェーリオ&カールラの母親。40歳。
初出時はカールラとアゼルの結婚を進めるよう夫に叱責する等、いい母親役だったが、一章十話から既に色々投げ捨てそうな片鱗を見せていた。
具体的に言うとショタ趣味要素がちらほらと。
アニス・チアゼムとは長年の友人(立場、ショタ趣味双方)
七章で小説家疑惑が持ち上がる。
詳細は八章以降で。
◎名前:シェルーニ・ジャーヴィン
立場:侯爵家長男・嫡男
名前の由来:シルニジピン(高血圧の薬)から
初出:一章八話
説明:
ジャーヴィン家嫡男でフェーリオの兄&カールラの弟。
正確な年齢はまだ決めてません。
ちゃんとできる子なんだけど、本ストーリーにあまり関わらないので影の薄い嫡男。
とはいえ、アゼルの結婚式ではアムルの礼儀のフォローに対応してくれたりと色々手伝ってくれる優しいお兄さん。
妻帯者で奥さんは義父義母とも仲良し……つまり、奥さんは実はサプルやカールラについて行けるレベル……。
【チアゼム家:国王派文官貴族:侯爵家】
◎名前:ジル・チアゼム
立場:侯爵家長女(フェーリオ・ジャーヴィンの婚約者)
学園淑女科二年
婚約者等:フェーリオ・ジャーヴィン(婚約者)
名前の由来:血管拡張薬の名称ジルチアゼムから
初出:名前は一章一話、出てきたのは一章二話
説明:
チアゼム侯爵家に生まれ、フェーリオを婚約者に持つ、こちらもサラブレッド。15歳。
一章の時点から色々ニフェールとラーミルを取り込もうとしたりする腹黒要素が垣間見える。
また、フェーリオとニフェールの絡みを期待しているフシがあり、たまに期待の視線が二人に刺さっている。
六章では自分の好敵手としてニフェール女装verを指名。
自分の成長の為、二代目【才媛】を目指す為精進していく。
なお、側近はいるのだが、本編上はほとんど出してない。
◎名前:ヘルベス・チアゼム
立場:侯爵家当主
国王派文官貴族の領袖
名前の由来:ジルチアゼムの商品名ヘルベッサーから
初出:一章五話
説明:
国王派文官貴族の領袖。40歳。
ニフェールの面倒を見る&ニフェールに苦労を掛ける偉い人二号。
フェーリオとニフェールが文官側に来ることで楽になるとニヤニヤしているが、同時に胃薬の量が増えることを失念している人。
現時点でニフェールがジャーヴィン侯爵家の寄り子であることから面倒事をジャーヴィン侯爵に回そうかと考えたりもしているようだ。
特にニフェールへの報酬。
各章でジャーヴィン侯爵と一緒になって頭抱えたりしている。
特に七章では文官側がノヴェール家での失敗&一斉退職&脱獄&襲撃のコンボをやらかされる。
だが、その分ニフェールとその部下たちが仕事しまくってくれたことに助かったと思う反面、この報酬どうやって払おうかと内心頭抱えていたりもする。
◎名前:アニス・チアゼム
立場:侯爵家夫人
名前の由来:ジルチアゼムの合成時の原料の一つアニスアルデヒドから
初出:一章五話
説明:
侯爵夫人として色々ニフェールとラーミルをくっつけようと裏で動いたりとジルの腹黒要素はアニスから受け継いだ可能性高し。40歳。
サプル・ジャーヴィンとは長年の友人(立場、ショタ趣味双方)
本編ではあまり出てきてないが、サプルが小説家疑惑が持ち上がってるし、こちらにもテコ入れしてみるか検討中。
【チアゼム家労働者】
◎仮名:門番A、B
立場:チアゼム家門番
初出:二章一話
説明:
無名ながら複数回出ているので明示してみた。
最初に出たときにはニフェールにエール(?)を送っているように話すが、どう考えてもエロ要素しか無い発言を教え、ジルやロッティ、ラーミルに丸聞こえだった。
また、ラーミルの婚約受け入れの賭けにも実は参加しており、二人とも外している。
ニフェール&ラーミルの童貞&処女卒業を賭けた際にはニフェール当人から卒業までできないと言われ賭け不成立。
カルが気絶した状態で連れて来られた時にはカルへの憐れみとニフェールへの呆れからツッコんでいる。
【アリテミア家:国王派文官貴族:大公家】
◎名前:キメック・アリテミア
立場:・大公家当主
・国王の弟
・法務大臣
名前の由来:姓は不整脈(英:アリッティミア)から
名は虚血性(英:イスキメック?)から
初出:二章五話
説明:
王様の弟、法務大臣。
裁判時には出さざるを得ない人物。
フィブリラがジーピン家のアムルに惚れたことを嫌と言うほど理解しているが、パパとしてまだ男できて欲しくないなぁという思いからジーピン家を睨みつける。
なお、王妃からは嫉妬と一言で纏められちょっと拗ねている。
最近はフィブリラに嫌われたくない一心でジーピン領でのアゼル&カールラ結婚報告に行くのを許可するなど優しい父親を維持しようと涙ぐましい努力をしているようだ。
妻、長男(嫡男)、長女 (フィブリラ)の四人家族。
◎名前:フィブリラ・アリテミア
立場:・大公家長女
名前の由来:名は心房細動(Atrial fibrillation)から細動の部分だけ使う。
初出:三章十六話
説明:
大公の長女。まだ10歳。
男性恐怖症の気がある。
三章の裁判時に女装されているアムルに一目ぼれ。
元の顔の良さに加えて女装中だったので恐怖症が発症しなかったのだろう。
代わりに二人で見つめ合う事象が発生。
ニフェールの提案で生理的欲求に耐えらえれなくなったところで現実に戻ってくる。
その後もニフェールからの提案&作戦によりアゼルやカールラと接点を持ったり、父親と仲良くすることでアムル以外の男と婚約させられるのを防げだの説明される。
……ニフェールがワルい男に聞こえるな。
ちなみにアムルとファーストキス経験済み。
ラーミルのように歯を当てることは無かった。
【王家】
◎名前:ノリズム・フォン・サイナス
立場:・サイナス国国王
名前の由来:正常洞調律(NSR:Normal Sinus Rhythm)の順番を変えた。
初出:二章五話
説明:
本作品の舞台となる王国の王様。38歳。
まともな王だが、妙な特技を持っている。
・ニフェールとの奇妙なほどに通ずるアイコンタクト
・ニフェールでも気づきづらいほどの風景一体化能力
また、数少ない王妃を抑えられる人物。
とはいえ、基本は王妃を表に出して自分は風景となるのが好き。
ニフェールがあちらこちらで色々動くのが結果的に王国の改善に繋がっていると判断しており、温かい目で見守る予定。
実は、この人もあだ名があるのだが、現時点では本編上出てない。
出すとしたら王妃の【○】と同タイミングか?
◎仮名:王妃
立場:王妃
あだ名:【○】
初出:三章十五話
説明:
名前つけてないけど結構ストーリー的には中心人物。38歳。
ニフェール&アムルの女装を見に行くついでにフィブリラを会わせて男性恐怖症を治せないか画策したり、ニフェールの判断能力を見て部下に求めたりと、この時点ではまだやり口は可愛いものだった。
六章でパァン先生がとあるアイディアを思いつき、七章で王妃に教えることでニフェールの未来はとてつもなく面倒なことになっていく。
加えて七章でニフェールとマーニに殺戮許可証としか言いようのない書類を渡しており、ある意味ジーピン家をこれ以上ない位に有効利用している。
また、あだ名の【○】は決めてはあるけどまだそのあだ名を呼ばれることは無い。
……このあだ名を発表できるように頑張らないとな。
キャルとは二歳差があり、キャル達三年、王妃一年次の学園は緊張感溢れすぎな毎日を学園生は送っていたようだ。
なお、国王陛下とは同学年の仲。
【セリン家:国王派文官貴族:伯爵家:一章で奪爵】
◎名前:グリース・セリン
立場:・伯爵長女(淑女科二年)
→平民として修道院へ
婚約者等:アムル・ジーピン(婚約者)
→ 解消
名前の由来:ニトログリセリン(爆薬ではなく狭心症治療薬として)から
初出:一章一話
説明:
記念すべき本作初発言はこいつだった。15歳。
勘違いと暴走、そして甘い見積もりが重なり合った挙句セリン家を潰す羽目になった元凶。
フェーリオ・ジャーヴィンに一目惚れしたわりに姓を勘違いし、ジーピン家末子と勘違いしてアムル・ジーピンと婚約。この時点でアムルは五歳、グリース十歳。
加えて婚約破棄の打ち合わせで男爵家如きと言い出す始末。
結果、食堂での暴露後に両侯爵&ニフェールに謝罪するのを覚えておらず、タイムアップの結果、学園退学&修道院へ。
なお、勢いに任せてしゃべる時に唾吐きまくる悪癖あり。
先妻・後妻とも直せなかったようだ。
七章終了時点でも性格は治らず、愚痴りつつ修道院で暮らす。
◎名前:ニーロ・セリン
立場:・伯爵家当主
→平民
婚約者等:ベラ・セリン(先妻)
→ ラーミル・セリン(後妻)
→ 離婚し独身
名前の由来:ニトログリセリン(爆薬ではなく狭心症治療薬として)から
初出:名前は一章一話、出てきたのは一章三話
説明:
優しいオッチャンとしか言いようのない人物。
その割にできたのがグリースというところに遺伝子の悪戯を感じる。
人はいいけど仕事が……という人物でその片鱗は婚約破棄の会談でも役立たずっぷりをアダラー共々見せつける。
なお、セリン家という意味で「善人の家」というあだ名をつけられている。
当主の人格はいいのだが、能力は期待できないというのを揶揄した言葉。
最終的には爵位返還して、グリースの向かう修道院の近くに居を構える。
七章終了時点でもグリースが真人間になるのを祈りつつ修道院の近くの家で日々を過ごす。
◎名前:ベラ・セリン
立場:・前伯爵夫人(先妻)、作品開始時点で死去
名前の由来:ベラパミル(抗不整脈薬)から
初出:名前だけ、一章三章
説明:
ニーロ・セリンの先妻。
グリースが十歳(アムルと婚約した歳)の時点では生きていたが、その後死亡。
原因は病死。
娘への指導はちゃんとやっていたが、その結果出来上がったのがグレース。
努力が実るとは限らないという悲しい事実を命を懸けて証明してしまった。
【アンジーナ家:国王派武官貴族:子爵家】:二章にて消滅
◎名前:レスト・アンジーナ
立場:・子爵家長男(嫡男)、学園騎士科二年
→犯罪奴隷
→死亡
名前の由来:安静時狭心症 (アンジーナ・オブ・レスト)から
初出:一章一話
説明:
本来、ジャーヴィン家の取り巻きの一人でしかないが親の爵位(といっても子爵)のおかげか下位爵位を下に見る。15歳。
その結果トリス、カルディアを連れニフェールを揶揄いに言った挙句、そこかしこに誤情報ばら撒いたことで婚約破棄騒動の後にフェーリオの取り巻きから外される。
その後父親であるエフェットに頼んでニフェールをセリン家の件で任意同行という言い訳で捕らえてもらう。
だが、捕まえたことで自制がぶっ飛んだのか学園でフェーリオにベラベラしゃべり、その結果裁判にまで至る。
なお、その時に母親と相談して父親を切る判断もしている。
当然、フェーリオが裁判で学園での出来事報告したことでやらかしがバレる。
犯罪奴隷として鉱山に連れて行かれ、三ヶ月ほどは生き延びたが七話終了時点で死亡。
◎名前:エフォット・アンジーナ
立場:・アンジーナ子爵家当主(レストの父親)
王都の衛兵長の一人。
→犯罪奴隷
名前の由来:労作性狭心症 (アンジーナ・オブ・エフォート)から
初出:二章二話
説明:
息子のレストに頼まれてニフェールを捕らえてると言う暴挙を行う。
任意同行なのに飯や水も出さずに尋問するわ、起きたところに殴りつけるは、衛兵長としては終わっている行動を取った。
挙句ニフェールの頬をナイフで刺したことにされ、裁判ではブチギレてジャーヴィン侯爵に襲いかかるが、ニフェールに捕らえられる。
その後、妻&息子に裏切られるが、別ルートでその嘘もバレた結果家族で犯罪奴隷に。
唯一まだ生きているが、冬を越せそうにない。
なお、七章終了時点でニフェールに以下の行動を取った剛の者でもある。
# 双方七章終了時点でエフォット以外成し遂げた者は皆無
・頬を叩いたりナイフで傷をつける
・寝ているニフェールに馬乗りになり胸をはだけさせる。
別に強さでは無く、文句言えないような立場から押さえつけているだけなのだが、こう書くとエフォットが剛腕かつ男色家に見えて来るから不思議である。
なお、七章終了時点でアンジーナ家で唯一生きているが、鉱山の上位者からは時間の問題だと思われている。
◎仮名:アンジーナ子爵夫人
立場:・エフォットの妻&レストの母
→犯罪奴隷
→死亡
初出:二章六話
説明:
面倒なので名前を付けなかったレストの母親。
裁判確定した時点で夫を切り捨てる判断をしている。
なお、レストがNTRしたわけでは無く、そういう関係は無い。
# ニフェールは妄想してしまったようだが……。
犯罪奴隷として鉱山に送られたが、一月持たずに死亡。
アンジーナ家三名の中で最速だった。
【エスト家:国王派武官貴族:男爵家】:五章にて消滅
◎名前:トリス・エスト
立場:・男爵家次男&学園騎士科二年
→死亡
名前の由来:名はラテン語で胸のペクトリスから。
姓は英語で胸のチェストから。
初出:一章一話
説明:
一章段階でジャーヴィン家の取り巻きの一人だが、実際はレストの取り巻きになっている。15歳。
レストと一緒に行動取ったことでまとめてフェーリオの取り巻きから外される。
二章でレストが捕まったのを知った時点で即刻学園から逃亡。
学園には休学届が出ている。
気づいたら薬物製造に関わっていたが、それでもいいかと惰性で手伝う。
その結果、知らぬ間に薬を投与され自意識のないバーサーカーとなるがあっさりニフェールに右手首&右足首を切られ、暗殺者にクロスボウで撃たれ死亡。
なお、両親は平民となって王都から出て行った。
その後の事は不明。
◎名前:ペクト・エスト
立場:・男爵家長男(嫡男)、マーニ時代の領主科
→ 貴族家(貴族派)の従者
→ 死亡
名前の由来:名はラテン語で胸のペクトリスから。
初出:五章九話
説明:
トリスの兄だが、初出の時点ではトリスは死んでるし、エスト家も無くなっているがエスト家の者として扱う。18歳。
元々領主科卒業してエスト家を継ぐ予定だったがトリスの件で没落。
やむなく他貴族の従者として人生を送ることになった途端、ディーマス家からの依頼でアゼルの結婚式に殴り込みに派遣する。
元々単純に人手を増やすための要員であり、だれも【死神】との伝手があると思っていなかった。
それ故に襲撃者側も驚いていたが、【死神】側も本気で知らなかった為ジーピン側・騎士&暗殺者側から同時にツッコまれるという訳の分からないことになった。
当人は知り合いのふりして近づいてブスッと刺すことを考えていたようだが、【死神】の強さを目の当たりにして寝返ろうとしたが、あっさり【死神】に首を飛ばされ死亡。
【パッロ家:国王派武官貴族:男爵家】
◎名前:カルディア・パッロ
立場:・男爵家次男
→死亡
・学園騎士科二年
名前の由来:名は頻拍症の呼称タチカルディアから
姓は発作性の呼称パロキシイスマルから
初出:一章一話
説明:
一章段階でジャーヴィン家の取り巻きの一人だが、実際はレストの取り巻きになっている。15歳。
やり取りは天然っぽさを出そうとしたらBL要素ありと判断されてしまった。
レストと一緒に行動取ったことでまとめてフェーリオの取り巻きから外される。
その後特にレストに肩入れしなかったので二章で何か言われることもなかった。
四章でトリス探しの協力をニフェールに求め、トリスと逢おうとするが、最後の最後でこっそり自分の意志を通した結果、トリスと一緒に暗殺者にクロスボウで撃たれて死亡。
この時点で唯一主人公の味方側に着いたキャラの死だった。
【ディーマス家:貴族派:侯爵家】
◎名前:ストマ・ディーマス
立場:侯爵家長男(嫡男)
学園領主科二年
名前の由来:名:ストマは胃ガンから
姓:ディーマスはガン→キャンサー
→とある漫画からデスマスク→読み方を変更
初出:一章一話
説明:
貴族派の領袖の嫡男。15歳。
だけど、一般的な意味で貴族派と言うより他派閥よりの考え方を持つ。
国王派を「頭が固い」と言い出す位だから中立派に近い行動を取る。
とはいえ、他者を使う訓練として学園の生徒を期待通りに動かせるか試しているので、傍から見たら迷惑千万なのだが、実際に訓練にはなっているので辞める気はない。
とはいえ、動かそうとした人物がアンジーナ家一家なので、うまくいかないのはご愛敬。
なお、部下からは慕われている模様。
やはり金をちゃんと払うからだろうか?
四章ではトリスを人身御供にすることを考えるが、動く前に勝手についてったのを知り呆れる。
また、薬物製造の情報を伝えてストマ側の部下を守ろうと画策したが、ジャーヴィン侯爵に看破され、軽くいなされる。
そして、見てはいけない人物(女装したニフェール)を見つけてしまい、一目惚れ。
ルドルフと同時に惚れた事に気づきつつもお互い黙って互いの出方を見るスナイパー同士の争いになっていった。
五章で当主コロクタが捕らえられたのを知り対処に苦慮する。
六章ではついにニフィを見つけたと大喜びしたが、偶然似た色だったパァン先生と見間違えたと思考誘導されバレることはなかった。
いつストマが気づくか、それは作者も分からない。
◎名前:コロクタ・ディーマス
立場:・侯爵家当主
名前の由来:直腸がんから
初出:三章十七話
説明:
ストマの父親。貴族派の領袖。
女装したニフェールに欲望駄々洩れな視線を送るのが初出と言う中々ぶっ飛んだ人物。
その後も息子のストマに都合の良い奴回せだの抜かして息子から嫌悪の目で見られている。
五章でジーピン家暗殺を禿に依頼したことで今まで暗殺者ギルドに依頼したことなど全部バレて捕縛。
それ以降は取り調べを受けており、現状王宮の貴族牢在住。
◎名前:マリーナ・ディーマス
立場:・侯爵家長女(双子の姉の方)。ストマの姉。
名前の由来:悪性腫瘍 (マリグナント・トゥーモア)から。
初出:五章二十七話
説明:
ラーミルと同年の女性。19歳。
妹のヴィーナと異なり、ディーマス家らしい傲慢な性格。なお、ぺったん。
ジーピン家陞爵のパーティでラーミルと出会い話をするが、セリン家と離婚したことをあげつらった挙句、ニフェールと婚約したことにショックを受ける。
嘘を教えられていたようで、プロブが成績優秀とか言い出して、ニフェールに来年も二年だと教えられる。
また、その直後にニフェールにコナかけて速攻で返り討ちに合う。
◎名前:ヴィーナ・ディーマス
立場:・侯爵家次女(双子の妹の方)。ストマの姉。
名前の由来:良性腫瘍 (ビナイン・トゥーモア)から。
初出:五章二十七話
説明:
ラーミルの説明の中で名前だけ出てくる。19歳。
双子の姉のマリーナと異なり、ディーマス家らしからぬ物静かで学問に関心あり。
なお、ボンキュッボン。
一歩間違えれば【才媛】のあだ名を得られたかもしれない程。
【ディーマス家の部下たち】
◎仮名:ストマ&ルドルフの部下たち
立場:学生だったり王宮で働いていたり
初出:一章一話
説明:
ストマが行う訓練に付き合っている部下たち。
学園でのことは側近だったり取り巻きだったリが動く。
王宮はコロクタの部下だけど裏でストマの手伝いをしている。
報酬がそれなりにいいのでコロクタの仕事よりも真面目にやったりもする。
◎仮名:コロクタの部下
立場:・コロクタの侍従
初出:三章十八話
説明:
コロクタの指示を受けストマに伝える係。
コロクタには何も期待しておらずストマに期待しているが……何時になることやら。
◎仮名:薬物製造拠点の者たち
立場:薬物製造拠点の者たち
初出:四章十九話
説明:
二パターンあり、一つ目は周辺監視部隊。
ニフェール&マーニが見つかりそうなり、両側の家の壁を使った水平支持(空中での69という言い方もある)をして回避する。
二つ目は薬物製造拠点から二・三日中に撤退するついでにトリスを壊す話をしているのをニフェール&マーニが聞いて両侯爵に連絡する。
【ルキミア家:貴族派:伯爵家】
◎名前:ルドルフ・ルキミア
立場:・伯爵家嫡男
・学園文官科二年
名前の由来:姓は白血病の英語読みルキミアから。
名は白血病を最初に認知した人物、
ルドルフ・ルートヴィヒ・カール・ウィルヒョーから。
初出:一章七話
説明:
ストマ・ディーマスの側近として出てきている。15歳。
ストマの指示に従って裏から色々人を操る実務役。
……のはずが、四章で同じ女(女装したニフェール)に一目ぼれしてしまい、お互い相手の思惑を知りつつ水面下で奪い合おうとする。
まぁ、狙われるニフェールからしたら迷惑千万なのだが、そんなこと気づきもせずストマと一緒に探し続ける。
六章ではニフィを見つけストマと争うように淑女科へ突撃し、パァン先生と見間違えたと思考誘導される。
ストマと同様、事実を知ることになるのはいつの日やら。
【衛兵】
◎仮名:衛兵A、B
立場:・王都内衛兵
初出:二章二話
説明:
ニフェール&ラーミルの初デートに割り込んで呼び出しを掛けた人物たち。
流石にケーキお楽しみ中に連れてくのは哀れに感じたのか待っててくれるだけの優しさを見せている。
なお、その後の雑談で色々エロエロな知識をニフェールに教えている。
その知識はまだ役には立ってない……まだ。
その次の日に学園に向かい、フェーリオにちゃんと調査してくれと念を押される。
その後は特に何もなく衛兵業務に従事。
◎仮名:衛兵C
立場:・王都内衛兵(レストの手下)
→犯罪奴隷
→死亡
初出:二章七話
説明:
無名のままやらかした衛兵。上述のA、Bとは無関係。
レストの説得(?)に従い牢から出してそれをエフォットの指示でやったと報告。
牢屋で聞き取り後、犯罪奴隷として鉱山送り。
七章終了時点で死亡。
【ジーピン領地の人々】
◎名前:アルク
立場:・ジーピン領民、兼悪ガキたちのリーダー
→ 犯罪奴隷
→ 死亡
名前の由来:高血圧の原因の一つといわれているアルコールから
初出:三章七話
説明:
ニフェールと同年代の領民の息子。
領内の悪ガキを束ねるリーダー。
サーラを誘拐することを考え、「サーラと結婚する」と嘘の情報をバラまき駆け落ちしたフリをして攫おうとする。
あっさり誘拐前に掴まり、牢屋へ。
アルクの裏にいたプロスを捕まえるために減刑を餌に働かせるが、逃走を企てすぐ捕まる。
裁判で鉱山送り決定しそこで死亡。
◎名前:サーラ
立場:・ジーピン領民、雑貨屋の一人娘
名前の由来:高血圧の原因の一つといわれている塩(英:ソルト)から
初出:三章七話
説明:
ニフェールと同年代の領民の娘。
アルクたち悪ガキどもにいじめられている。
アルクたちが鉱山行きになった後、平和になった街でいじめられずに生活するようになった。
三章後に彼氏ができたか不明だが、父親の邪魔もあって難しいかも。
◎仮名:雑貨屋のおっちゃん
立場:・ジーピン領民、雑貨屋の店主、サーラの父
初出:三章七話
説明:
ジーピン領の雑貨の店主。
娘のサーラにちょっかい出すアルクたち悪ガキどもが嫌い。
ニフェールと娘をくっつけることを少し画策したようだが、即刻潰れた。
三章終了後、娘に近寄る男にきつい視線を送るようになった。
それが娘から嫌われる要素となるのも知らずに……。
◎仮名:アルクの親御さん
立場:・ジーピン領民、アルクの両親
初出:三章七話
説明:
ジーピン領の普通の夫婦。
アルクを止められなかったどころか、あまり会うことも無かった。
雑貨屋のおっちゃんに怒鳴り込まれて混乱してしまう。
アルク捕縛後、いなかったものとして扱い日々淡々と暮らしていく。
◎仮名:鍛冶屋の娘
立場:・ジーピン領民
初出:三章九話
説明:
読んで字のごとく鍛冶屋の娘。名前なし。
ニフェールの一つ上でサーラと同じく結婚話をされていた。
鍛冶屋のおっちゃんに言われただけ、名前だけの存在。
誘拐されかけたことに一時期怯えていたが現在は落ち着いて普段の生活に戻っている。
なお、彼氏がいるかは不明。
◎仮名:アルクの仲間たち
立場:・ジーピン領民
→犯罪奴隷(一部死亡)
初出:三章九話
説明:
アルクの悪ガキチーム。
サーラと鍛冶屋の娘を犯したうえで誘拐しようとするクズ共。
ジーピン家四兄弟の前に壊滅……の予定がアムル一人にボコられた。
全員鉱山送り。
何割かは生きてるが残りも今年中に亡くなるだろう。
【スティット家:貴族派貴族:男爵家】:三章にて消滅
◎名前:プロス
立場:・男爵家三男、現商人兼犯罪者
→ 薬物摂取により精神異常状態
→ 死亡
名前の由来:前立腺がん(プロステイト・キャンサー)から
初出:三章十一話
説明:
商人を隠れ蓑に誘拐と人身売買を行う。22歳。
ジーピン領ではアルクを見つけ、言葉巧みに下っ端として使おうとした。
だが四兄弟揃い踏みの所で仕事をやろうとしたのが運の尽き。
なお、アゼルを怒らせて【魔王】覚醒させたのはこいつ。
とはいえ、アゼルの顔を思い出せなかったのか、捕縛時に気づいてなかった。
なお、ジーピン領でニフェール&アムルの女装姿にエロ親父全開で近づきアムルの膝蹴りを股間で受け止め悶絶。
王都での裁判に至っては興奮剤と自制心を無くす薬を飲まされていたようで、二人を侍らせる宣言までしてしまう。
……札束風呂ならぬ金貨風呂でもやるつもりだったのだろうか?
その後精神が壊れ、秋になる前に死亡。
◎仮名:プロスの兄
立場:男爵家当主
初出:三章十五話
説明:
三章裁判時にスティット家代表としてきた人物。
一言で言えばほぼプロスと同じ輩。
兄弟そろってニフェール&アムルの女装姿に堕ちる。
裁判後、精神が壊れ秋になる前に死亡。
なお次男は領地で誘拐した人物達の販売ルートを維持していたが、一緒に捕まる。
ついでに次男も処刑されスティット家は断絶となる。
【プロスの部下】
◎仮名:プロスの部下たち
立場:・プロスの部下
→ ジャーヴィン侯爵領のガレー船の漕ぎ手
初出:三章十一話
説明:
表向き商会の部下、実際は犯罪者。
プロス制圧時にまとめて捕まる。
当人だけ貴族だということでジーピン領で処罰できないと知った時点でいままでのやらかしを暴露する事を決める。
また、アゼルがちゃんと報告すれば刑期の短縮(二十年 → 十八年)を宣言したことからとてつもなくやる気を出して王都の裁判でもイケイケで全部暴露。
現在全員ジャーヴィン侯爵領のガレー船の漕ぎ手。
諸悪の根源を叩き潰したという自負から妙にテンションが高く、普通鉱山レベルで死ぬはずなのにまだ誰も死んで無い。
「このまま生き残るんじゃねぇのか?」というのがガレー船船長の推測。




