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第四話 大入道
昔々。
とある山村に、山よりも大きな怪物が出るという噂が立った。
村人の多くは「たぶん、タヌキか何かの仕業だろう」と噂し合ったという。
~おしまい~
「…って、ちょっと待ってよ!これだけ!?ねぇ、出番なし!?」
そう言うと“大入道”は絶叫した。
「久し振りの出番なのにさ!しかもサブタイトルに『大入道』って名指しで出てんだよ!?普通、何かしらのエピソードが書かれて然るべきじゃん!?」
そう言うと、大間(だったっけ?)の周囲が、次第にフェードアウトしていく。
「名前まで『だったっけ?』で来る!?ちょっ!ホントに終わるの!?ねぇ、これだけなの!?いくら地味でモブくて、特徴ないからってこの扱いはあんまり…」
~おしまいったらおしまい~
「こんちくしょーーーーー………!!」
いい加減な作者を持つことは、キャラにとっては、あなおそろしきことなり。




