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【付録】 登場人物紹介

淡路 茉穂(まつほ)


 淡路一刀流剣術指南所の当主である淡路養宜の妻。

 自身も長刀の有段者である。

 名前の由来は、淡路市岩屋にある松帆砲台。


淡路 養宜(やすよし)


 淡路一刀流の現当主。

 茉穂の夫で、かおると藍弥の父。

 名前の由来は、淡路島にある兵庫県指定史跡の養宜館(やぎのやかた)


淡路 かおる


 養宜と茉穂の間に産まれた第1子。

 藍弥の姉。

 本編当時は3歳7カ月。

 市松人形を思わせる和風の美貌と艶やかな黒髪がトレードマークの幼女。

 彼女の誕生を祝して、千鳥神籬(ちどりひもろぎ)という太刀が作られた。

 節句人形として両親が買い求めた金太郎人形の怪しさに、本能的に気付いていた。

 名前の由来は淡路ワールドパークONOKORO。

 ※ 別シリーズ「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~」に登場する淡路かおる少佐の幼少時の姿です。


淡路 藍弥(あいや)


 養宜と茉穂の間に産まれた第2子。

 かおるの弟。

 本編当時は9カ月。

 金太郎人形の悪霊に祟られ、うなされていた。

 名前の由来は、淡路島の洲本市にある鮎屋(あいや)の滝。


先山(さきやま) 千光(ちあき)


 淡路一刀流剣術指南所の、紅一点の師範代。

 金太郎人形の怪事が起きた日には、当時3歳だった淡路かおるの添い寝をしていた。

 名前の由来は、淡路島の洲本市にある先山千光寺。


兄口(あにぐち) 動流斎(どうりゅうさい)


 江戸末期から明治初期にかけて活躍した著名な人形師で、淡路夫妻が購入した金太郎人形の制作者。

 娘の節子の死を悼んで遺髪を人形に用いた所、人形の髪が媒介となって娘の怨霊を現世に留まらせる結果を招いてしまった。

 名前の由来は、呪いとドール。


兄口(あにぐち) 節子(せつこ)

 

 淡路家に現れた女性の幽霊の本名。

 生まれたばかりの息子を流行り病で亡くし、その遺髪が用いられた金太郎人形を媒介にして現れる悪霊になった。

 金太郎人形を飾る家の男の子を呪殺し、その幽霊を自分の眷属に加えている。

 その行動理念は失った我が子の代わりを求める親心に由来するが、悪霊として彷徨い続ける間に憎悪と絶望に苛まれ続けて理性を失い、本来の目的を見失っている。

 名前の由来は、呪いと節句。


千鳥神籬(ちどりひもろぎ)


 淡路かおるの誕生を祝して作られた日本刀。

 庵棟(いおりむね)鎬造(しのぎづく)りの太刀で、漆塗りの黒鞘に納刀されている。

 付喪神が宿っており、急成長させた淡路かおるの身体に憑依して、金太郎人形の悪霊を撃退した。

 付喪神の人格は女性で、御家を守る事を使命とする封建的な性格をしている。

 茉穂からはもう1人の娘として「千鳥さん」と呼ばれている。

 未来の持ち主である淡路かおるを「かおる姉様」と呼んで慕っている。

 名前の由来は、淡路市の市の鳥である千鳥と兵庫県重要有形文化財の神籬岩。

 ※ 人間ではありませんが、便宜的に紹介しております。

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