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第一章
〜第一章〜
(夢の中の女性)
彼女は、清々までの可愛いい笑顔で、俺の前に現れた。
だが、それは夢の中…
艶やかな金色の髪…
噛みたくなるような厚い下唇…
そして吸い込まれそうな青い瞳…
どうやら外国人の様だ
彼女は、隣の男性に話しかける。
「髪の長さ同じくらいだね。」
そう言いながら男性に身を寄せて長さを比べた。
隣に居た俺は、彼女から香る甘い香りにトキメキながら様子を見ていた。
すると!彼女は髪の長さを比べながら男性に唇を寄せている。
男性に何かを喋ると今度は、こちらに近ずいてくる。またふわりと香る甘い香りに『ドキッ』と心を撃ち抜かれた。
チリリリリン… ?
鐘の音で目が覚めた…
いい所だったのに〜、と腹立ちながら続きを見ようと眠ろうとするが寝れない。
この時はまだ、この夢が悪夢の始まりだと言う事を知らずに居た……
第一章 『完 』