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王様と勇者くん  作者: 鈴澄泪
14/19

ステインガー・スカーレット

ナオミ・スカーレット

格闘家

現在29歳

独身


格闘家一家の長女に産まれる

父も母も有名な格闘家で当然娘であるナオミは

4歳から格闘技の英才教育を受ける。

6歳で大人相手でも手玉に取るほどの才能を開花させる。


下に弟と妹が居たが、二人とも一流の格闘家の才能は有ったが、ナオミ程の超一流の才能は無かった。

13歳にしてアマチュア格闘家としてデビュー戦を勝ち星で飾る。

美しいルックスと美しい勝ち方から、格闘界のアイドルとして好評を得る。

15歳にしてプロデビュー、下馬評を超える勝ち方をする。

15歳になり、回りの女の子が恋愛し始め

恋に憧れるが、格闘家と言うこともあり、中々恋愛には発展しなかった。

16歳になり、念願の彼氏が出来る。

ルックスからマスコミにも取り上げられる。


が、そのプレッシャーに彼氏が耐えきれず破局

その後、何人が怖いもの知らずが、交際を申し込むが、格闘界の至宝とも言われる彼女の彼氏と言うのはかなり荷が重かった。


17歳になり、等々彼女に釣り合う男が表れる、

プロ格闘家の15歳歳上の男性との熱愛が報道される。

そして、結婚

一時期は一線を退き、新婚生活をエンジョイするが、夫の浮気で18歳にして離婚

最初は同情的な声が多かったが、彼女のDVが原因で有ることが発覚する。

そして、そのまま格闘界に復帰し破竹の快進撃を続ける。

この頃、旦那との離婚の時にカウンターから進化し、ユニークスキル「カウンターレディー」が発現したと言われているが、定かではない。

無敗のままドラクエアの東チャンピオンに君臨する。

そして、西のチャンピオンと統一戦が行われる。

その時で20歳になっていた。

無敗対無敗の戦いに多くの観客が集まった。

当初は西のチャンピオンの経験値から圧倒するだろうと思われていたが、序盤から相手を圧倒するが、中盤で相手がベテランの意地を見せる。

そして、始めてステインガーの2つ名の由来となる鋭いカウンターが破られる時が訪れる。

見ていた観客は驚きのあまり歓声をあげるどころか沈黙するという珍事が起きた。

しかし、始めて破られたが相手のカウンター破りを逆手に取り逆転して大陸初の統一チャンピオンとして26歳まで君臨するも、突如ベルトを返還して謎の引退をする。

そして、眼鏡を掛け現在の冒険者斡旋カウンターのカウンターレディーとして働いている。

そして、現在に至


2日目の夜

焚き火を3人で囲みながら談笑していた。

「ところでナオミさんなんで格闘家引退したんですか?」

キラキラした眼で憧れの格闘家に率直に疑問をぶつけてみた。

「そうね、なんか、達観しちゃったのかな・・・いや、疲れたのかなぁ」

そう少し感慨深く呟く

「いや、こんだけ目立つと結婚出来ないからじゃね?」

痛い野老を突く、見てきたかの様な鋭い指摘に思わず黙ってしまう。

「失礼ですよ!ナオミさんぐらい強くて綺麗なら引く手あまたに決まってるじゃないですか?ねえ!ナオミさん」

・・・いや、全然そんなこと無いですとは言えない

今、アイドルの追っかけを至上の喜びとしている事に気が付かないこの純真な亮くんを騙したくないけど

言えるわけがない

「ええ、まあ、そんな感じ・・・」

「嘘つけよ!男より強いんだぜ?俺なら絶対無理だわ!しかも、メンヘラ気味だし」

勇治の奴めちゃくちゃ鋭い

しかも、否定出来ないだけに腹が立つ!

「格闘界のレジェンドに対して流石に失礼ですよ!」

あぁ、ごめんなさい亮くん貴女は幻想を見てるだけ

正直、悔しいけど勇治が言ってる事が事実・・・

そう最初は私の事が忘れ去られるまでの、時間潰しのつもりで始めたアイドルの追っかけ・・・

でも、気が付いたらもう、止められない身体になってた・・・

綺麗な男の子が真剣に歌って踊る姿に萌えずには居られなかった・・・

気が付いたらオタ芸までマスターしてしまう程熱中してしまった・・・

でも、後悔はない!一片の悔いすらないぐらい満足してる!

でも・・・

「まあ、良いじゃないもう寝ましょう、お休みなさい」


次の日

三日目必殺技のカウンターレディーが炸裂したのは

決して個別の憎しみとかではないと言い訳する。


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