表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
撮影会モデルに 嫉妬するなんて  作者: 三ツ星真言
5/6

飲む点滴

「ふうつ」

 運動した後の麦茶は旨い。

 ゲーセンで太鼓の達人にダンスなどありったけ遊んだあと、

部屋に戻った。


 当然、誰もいないから、蒸し風呂と化した部屋を呪う。

 これもあいつのせいだ。

 私はまたまた、腹が立った。

 窓を全て全開にしてから、冷蔵庫から麦茶を取り出した。

 

 ビールでも飲んでやろうっと思ったけど、

彼のお土産を肴にすると決めていたので

ぐっと我慢した。


「そうだ。」

 私は、彼の買い置きの甘酒があることを思い出した。


「 甘酒はね、冬だけの飲み物じゃないんだよ。

  飲む点滴と言われるくらい、 栄養価が高い。

  江戸時代には庶民にも愛された健康ドリンクだった。

  現代でも、水分、塩分、糖分、ビタミンてんこ盛りで、

 夏バテや熱中症の予防に効く優れものさ。

  そんでもって、これはノンアルコールだから最高。」

 

 あん時は自称B級グルメのウンチクをたれる彼に反発して

飲まなかったけど、今日は飲んでやる。


「いい仕事してますね~。」

 白くて甘くてヒンヤリと、最高じゃん。

 ノンアルコールだったけど、ちょっと飲んでいたら

なんだか眠くなってきちゃった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ