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けーこ先生は美人だけど怒ると怖いの
「けーこ先生」
「なあに? ミユちゃん」
「竹島先生のこと好き?」
「……ど、どうして?」
「竹島先生、けーこ先生好きだって」
「!! ……あ、あらそう。わ、私のどこが好きだって?」
「えっと……宿題忘れた子を叱らないことと……」
「うんうん……」
「給食残しても怒らないことと……」
「……」
「掃除サボっても……」
「ミユちゃん」
「……えっと」
「ミユちゃん」
*
「作戦失敗……」
頭を抑えて半べそのミユに、皆はため息をついた。
「けーこ先生」
「なあに? ミユちゃん」
「竹島先生のこと好き?」
「……ど、どうして?」
「竹島先生、けーこ先生好きだって」
「!! ……あ、あらそう。わ、私のどこが好きだって?」
「えっと……宿題忘れた子を叱らないことと……」
「うんうん……」
「給食残しても怒らないことと……」
「……」
「掃除サボっても……」
「ミユちゃん」
「……えっと」
「ミユちゃん」
*
「作戦失敗……」
頭を抑えて半べそのミユに、皆はため息をついた。
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