26/30
それに、チャンスだと思ったんだよ
彼女が血相を変えて写真を僕につきつけた。
「このレストランであなたと食事してる女は誰?」
僕は呆れる。
「……君だよ」
「は?」
「どう見ても前回のデートだ。君は飲み過ぎてたが、まさか店の記憶すら無いとは……」
「嘘。これ私? 全然覚えてない……疑ってごめん」
「僕からも一つ」
「ん?」
「まさかあの時僕がプロポーズしたのも忘れた?」
目を見開く彼女。
「嘘!」
……うん嘘だ。
このくらいの仕返しをしたって、いいじゃないか。
彼女が血相を変えて写真を僕につきつけた。
「このレストランであなたと食事してる女は誰?」
僕は呆れる。
「……君だよ」
「は?」
「どう見ても前回のデートだ。君は飲み過ぎてたが、まさか店の記憶すら無いとは……」
「嘘。これ私? 全然覚えてない……疑ってごめん」
「僕からも一つ」
「ん?」
「まさかあの時僕がプロポーズしたのも忘れた?」
目を見開く彼女。
「嘘!」
……うん嘘だ。
このくらいの仕返しをしたって、いいじゃないか。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。