前へ目次 次へ 23/30 私は彼のそのプロポーズを受けた 「幸、結婚しよう」 突然の祐のプロポーズ。 訝しむ私。祐は香が好きだと思ってた。 でも香は健と結婚した。 そして私は。 「健がまだ好きなの。ごめん」 長年の四人の関係は先月健と香が結婚して終わった。 「知ってる」 祐は優しい。でも余り者同士傷をなめあうのは嫌だ。 「だから応援する」 ……え? 「僕らが結婚すればまた四人でいられるぜ」 「……」 祐は、それでいいの。 その言葉を飲み込んで、私は頷いた。 「名案ね」 本当に優しい祐。