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ライバル多いなとは思った
志保子は会場へ向かう途中、向こうから歩いてくる幼馴染を見つけた。
「……あんたどうしたのよその格好」
「ちょっと勘違いしてさ。帰るところさ。お前は頑張れよ」
「何をどう勘違いしたのか一目でわかるよ」
「スポーツ特待の話だと思った」
「なんでこのポジションだけなのか疑問に思わなかったの?」
「ふっ……」
「……ま、来年頑張りなよ」
そう言ってセンター試験会場へと向かう志保子を見送る彼は、野球のユニフォーム姿だった。
志保子は会場へ向かう途中、向こうから歩いてくる幼馴染を見つけた。
「……あんたどうしたのよその格好」
「ちょっと勘違いしてさ。帰るところさ。お前は頑張れよ」
「何をどう勘違いしたのか一目でわかるよ」
「スポーツ特待の話だと思った」
「なんでこのポジションだけなのか疑問に思わなかったの?」
「ふっ……」
「……ま、来年頑張りなよ」
そう言ってセンター試験会場へと向かう志保子を見送る彼は、野球のユニフォーム姿だった。
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