誘拐犯のアリバイ
長野県警では誘拐犯の取り調べを捜査一課を中心に総勢で協力して行っていた。身代金要求の電話録音は染谷が高倉家に電話した事を裏付けるもので、すぐに誘拐犯としての自白に結びつけられると思われたが、染谷がおかしな事を言い始めた。
「俺にはアリバイがある。事件前日は信濃市内のホテルに泊まっていて、夜中の十二時から事件当日三時までは女と部屋に居た。女と言ってもマッサージ嬢だけど、俺とそいつが一緒にいる姿がホテルの監視カメラに写っているはずだ。ホテルの名前と女の事務所の連絡先を教えるから調べてみろ。犯行があったという時間には、俺は犯行現場である信濃沢にも北浅間村にも居なかったことが分かる」彼の聴取に当たっていた冨樫警部補は
「今更何を言い出すのだ。お前がホテルから脅迫電話をかけたことははっきりしているぞ」と少しうんざりしたような口調でたしなめると、染谷は
「ああ、電話をした事は認める。北浅間村のキングホテルから八時から十一時までの間で四回の電話をした。それは認めるが、誘拐には関わっていないし、ワンタイムパスワードで入金を確認はしたが、入金された口座は俺には何の関係もない。ホテルからの電話を頼まれただけだ。本当だ!よく調べれば分るはずだ」と喚きだした。冨樫は「こいつは相当追い込まれて、保身に走っている」冨樫は少し怪訝に思いながらも、
「誘拐犯は三人だと被害者が断定しているのだ。お前以外の二人はもう既に現行犯で逮捕されて犯行を自供しているぞ。お前じゃないとすると、現場にいたもう一人の男って誰なんだ?」と気のない質問をすると、
「そいつは庄司の相棒だろう。俺を捕まえて安心しているようだが、俺はただの電話担当さ」と自信満々に話すのを聞いて、不意に冨樫は染谷が本当の事を言っている気がした。もしアリバイが本当ならば、もう一人の犯人が逃走している可能性がある事を直感した。
富樫はすぐに筑摩に報告をすると、筑摩は他の二人の実行犯の供述と会わせるとその可能性を否定できない事を理解していた。牧野からもそのような話を聞いていたので、その逃亡犯こそが誘拐事件の主犯だった可能性がある、染谷と橋岡と鈴下はそいつの指示通りに動いていたことになる。筑摩はいつになく乱暴な口調で、
「ちきしょう!やっぱり誘拐の主犯はまだ逃亡中だ!染谷はワンタイムパスワードが何とかと言っていたな。主犯の男がその口座を管理していて、染谷に入金口座のパスワードを伝えてたんだ。そいつが身代金を既に手に入れている可能性がある。至急に高倉さんに連絡してくれ。俺は高良田課長と相談をしてくる。また、緊急配備の再開になりそうだな」
筑摩の言う通り、高倉が入金した二つの口座からは現金がとっくに全て抜き取られ、別の口座に転送されていた。そして、高良田捜査一課長は
「筑摩さん、主犯が別にいるとなると、どこかで何かを見落としていることになるな。至急、染谷のホテルでのアリバイの確認と、橋岡と鈴下の再尋問で染谷以外の実行犯の存在を吐かせろ、そして牧野警部にも再度来てもらって、見落としていることをはっきりさせよう」との号令で事情聴取を担当する冨樫ともう一人の刑事を除いたメンバーが、夕方に近い時間に会議室に集合した。一時間ほど遅れて群馬県警から牧野を含めた応援メンバー数人が合流した。会議室の中には、もうこの件はほぼ解決したと思っていたのにまだ続くのかという倦怠感が流れた。その空気を感じた高良田捜査一課長は、会議の冒頭に、
「新しい情報だ。染谷が犯行時間帯の八月八日の深夜から翌三時にかけて、信濃市のホテルにいたことが証明された。奴は誘拐の実行犯ではない。そして、もう一人の誘拐事件の主犯が未だに逃走している。しかも、身代金八千万円を手にしてさらに遠くに逃走を図ろうとしている可能性がある。みんな疲れているとは思うが、この主犯を捕まえるぞ!」とハッパをかけた。続いて筑摩が相変わらず無表情に甲高い声で、
「誘拐犯は全員で四人だ。これから、時系列をある程度整理した『表』を見せる。おかしいところがあれば遠慮無く手を上げて指摘するように。じゃあ、武田!ポイントを説明してくれ」と話し、ITに強い武田がPCの画面をスクリーンに表示させた。日時・行動分類・実施主体者・行動内容・結果・場所・現場確認/供述・立証内容・備考といった項目が整理されているExcelで作成した表だった。表のセルには所々赤い色や黄色い色でシェードがかかっていたり、文字にもボールドだったり、赤い色がついている。会場に集まった刑事たちが一斉に「おー、流石、武田」「あいつ、東京のK大卒だからな」とどよめいたが、武田はすました顔で説明を始めた。主立った不明・疑問部分を抜粋すると次のようになる。
<8/8 犯行前日> *が赤字
☆犯人が利用した車両と乗車者
・一号車(国産ワゴン車)窃盗用:庄司、三上、京介
・二号車(軽ワゴン)誘拐用:誘拐犯の橋岡と鈴下とX?が乗車
・三号車(高級外車)逃走用?:誘拐犯の染谷の自家用車
*四人目の犯人:Xが利用したもう一台の車があるはず:四号車
信濃市のレンタカー屋で借りたのか?
→どこかで乗り捨てていれば追跡
14:00
・染谷が信濃市内のホテルにオートチェックインする
*Xがもう一台の車で信濃市内のホテルに合流し、染谷にキーを渡す
Xは染谷から三号車のキーを受け取り、三号車でキングホテルに移動?
16:00
・Xが北浅間村の『子供天国』内のキングホテルに『横田』の名前で
チェックイン
*ホテルフロントはX(眼鏡を掛けた染谷に似た男?)を確認
16:30
・Xが三号車で北浅間村の貸別荘にチェックインする
*貸別荘の清掃スタッフ(丈一郎)が車が二台あったことを目撃する
二号車(軽ワゴン)と三号車(高級外車)
20:00〜 時間不明
・一号車が貸別荘で合流する
・一号車(庄司、三上、京介)と二号車(X、橋岡、鈴下)で事前相談
24:00
・染谷はホテルでマッサージ嬢を呼び、27:00まで滞留させる
27:00
・染谷はホテルの監視カメラにわざと写る *アリバイ工作
<8/9 犯行当日>
1:00
・一号車と二号車で信濃沢の高倉家別荘に向かう
・三号車は貸別荘に駐車したままにする
2:00
・二台の車(一号車と二号車)を高倉家別荘の隣の別荘の玄関側に駐車させる
・隣の別荘の住人は数年別荘に訪れておらず、駐車場は高倉家の裏庭から近い
2:10
・窃盗犯の誰かが二階ベランダから侵入し、一階の玄関を解錠し他の窃盗犯侵入
・一階の玄関から誘拐犯のX、橋岡、鈴下が侵入する
・庄司と三上で絵画と陶器を盗み、玄関で京介に渡し裏口に回り隣の別荘の駐車場
の一号車に運び入れ(三往復)、終了後一号車に乗って逃走する
2:30
・Xと橋岡、鈴下は玄関解錠と同時に玄関から侵入し、一階の納戸に潜む
・高倉夫婦が二階の客間の颯太の妻と息子の部屋へ行くタイミングで
納戸から出て、階段を使い二階に上がる
・犯人達三人が颯太の妻と息子の寝ていた客間に入り、息子宏一を誘拐する
・逃走経路は玄関から裏口に回り隣の家の玄関前から二号車で逃走する
*一号車は上東市?へ逃走
*二号車は浅間牧場経由で北浅間村の貸別荘に向かう
2:40
・高倉裕が警察に強盗・誘拐の被害に遭ったことを110番通報する
3:30頃
・二号車は北浅間村の貸別荘に戻り人質を眠らせたまま貸別荘に連れ込む
4:00
・上東市駐在の信濃県警捜査一課が高倉家の別荘に到着
・一号車は上東市?の所定の倉庫に盗品を運び、解散した模様
*信濃沢からの幹線道路の防犯カメラには映っていない
6:30頃
・高倉颯太が別荘に着く
7:00
・染谷が信濃市のホテルから北浅間村キングホテルに向かう
*四人目の犯人Xがホテルに持ち込んだ車で染谷は移動
7:30
・群馬県警捜査一課が浅間警察署に集合
7:50頃
・染谷が現地近くのキングホテルに到着
*Xは四号車で逃走?レンタカーはどこかで乗り捨てた
8:00
・染谷がホテルの部屋から最初の脅迫電話を高倉家にして、身代金を用意させる
8:50
・染谷が犯行日の朝に今日から有休だと部下笠置に内線を装い電話する
9:00
・長野県警と群馬県警が『別荘地』内の前線本部に集合
・裕と颯太はそれぞれ取引先銀行と証券会社身代金の入金手配連絡
10:30
・染谷からホテルの部屋から二度目の電話
10:33
・貸別荘から携帯電話で宏一の声で電話あり
10:35頃
・誘拐犯鈴下が誘拐した五歳児を連れて『子供天国』に二号車で向う
・貸別荘のあるワイルドフォレストに捜査員が向かい出口を閉鎖する
10:40
・キングホテルの染谷の隣の部屋に牧野が盗聴器を仕掛ける
10:45
・染谷から入金催促の電話を盗聴器で確認
10:50
・高倉裕と颯太が犯人指定口座に入金実施
・Xが口座の取引用のワンタイムパスワードを染谷に伝える
*おそらくどこか安全な場所から連絡
11:00
・染谷から入金を確認した電話があり、夕方に人質を解放すると言う通告
・Xが入金口座からさらに別口座へ身代金を移動
・キングホテルの染谷と合流するために、別荘地『ワイルドフォレスト』から
三号車(染谷自家用車)で逃走しようとした橋岡を逮捕
11:20
・キングホテルの部屋から逃げようとした染谷を逮捕
11:30
・『ワイルドフォレスト』の貸別荘に入るが、誰もいなかった
12:00
・『子供天国』で五歳の人質が鈴下と一緒にいるところを発見
12:20
・『子供天国』の観覧車を降りたところで高倉宏一保護し、鈴下を逮捕
<8/9 犯行後捜査一日目>
11:30
・窃盗事件の捜査で信濃市『紫亭』を長野県警聴取
13:30
・長野県警に誘拐犯が移送され聴取開始(橋岡、鈴下、染谷)
16:00
・渋谷のABD本社に牧野警部、大川警部補、雲野警部補が訪問
・高倉賢司社長、坂元常務、木下CTO、笠置と任意面談する
<8/10 犯行後捜査二日目>
17:00
・庄司猛、三上達夫、大石京介が『紫亭』訪問し、逮捕
・同時に店長の山田哲夫と大石浪江を逮捕
筑摩はエクセルを見つめる刑事たちに、
「全部の流れ全てを覚える必要は無い。四人目の犯人が誰なのか?勾留している犯人たちから聴き出せ。そして、染谷とその犯人はどうやって移動したのか?犯人の移動手段を解明すれば、手がかりはあるはずだ。そして、そいつが今どこにいて、どこに逃げようとしているのかを追ってくれ。」
染谷は四人目の犯人の名前と信濃市のバーで会ったことを自供し、犯行計画を相談したことと、その男が庄司の相棒で名前は佐久間で、それ以上のことは知らないとのことだった。誘拐の相談する際に、もしものことがあった場合には人質を危険にさらしても良いのかと染谷に聴くので、染谷は
「絶対に怪我をさせてもいけない」と主張すると、佐久間は納得のいかない表情だったようだ。
庄司と三上は相変わらず黙秘を続け、京介は犯行にもう一人関わっていたことは認めたが、事前打ち合せをした貸別荘でも会話はしなかったそうだ。庄司よりも陰湿な印象だったとのことだ。
警察は『佐久間』で前歴・前科を調査したが、三十人以上がヒットし、絞り込めない状況だった。信濃市の『紫亭』近くの繁華街で聴取りをしていた捜査員の一人が、近くの中華料理店で庄司と三上と一緒によく来る男が『さくま』と呼ばれていて、もしかしたら防犯カメラに写っているかもしれないとのことで、店主から防犯カメラの動画を入手した。刑事数人で二週間分の夜八時以降の映像を確認したところ、庄司と三上と一緒に映っている男を確認した。その写真をもとに、信濃市繁華街と近隣市街地にある十件ほどのレンタカー屋をあたったところ、信濃市東部にあるNレンタカーの店員がその男がレンタカーを八月八日に借りていて、八月九日の午前中に北浅間村のローカル線の『温泉口駅』近くにある店舗に、既に乗り捨てにした事を証言してくれた。
身分証明としてコピーした免許証から、名前は佐久間健人、年齢四十二歳で、信濃市在住だと言う事が分り、すぐにガサ入れの許可を得て現地に捜査員を送った。
佐久間の住まいは市街地にある五階建てのマンションで、外からは在宅しているかが不明で、管理人に事情を説明し鍵を入手し、一階の表と裏に捜査員を配置して佐久間の部屋を尋ねた。インターフォンのボタンを押すが反応がないため、スペアキーで部屋に入るが、人が住んでいる気配はあるが誰もいなかった。2DKの間取りで、ダイニングキッチンと一部屋は寝室でもう一部屋には様々な用具が置いてあり、窃盗や強盗に使用出来そうな大小のペンチや鉄梃、ドライバーやノコギリやハンマーなどが、綺麗にケースや棚に整理されていた。それぞれから指紋を採取出来そうなので、鑑識に依頼して指紋や利用実績を調査してもらった。自宅で採取した佐久間の指紋が、レンタカーのハンドルから採取したものと一致したと、鑑識からの報告がその後あった。そして、レンタカーの最近の指紋に今回データベースに登録された染谷の指紋が採取された。そして、差し押さえてある染谷の自家用車である高級外車からも佐久間の指紋が検出された。
佐久間が『横田』の名前で『子供天国』内の『キングホテル』にチェックインしたのではとの疑われるため、フロントに佐久間の顔写真を見せて、横田の名前でチェックインした男が佐久間である事も証言を得られた。確かにこの二人は似ている。眼鏡をかけると区別がつきにくいほどだ。薄い眉毛に鋭い一重の目、尖った鼻に薄い唇などが共通点だ。
筑摩はこの段階で捜査会議で、
「染谷と佐久間が染谷の自家用車である高級外車と、佐久間が借りたレンタカーを交互に利用していた可能性が高い」と告げた。筑摩は続けて
「ただし、佐久間が群馬県のレンタカー店に車を返したのは昨日の事だ。もう既にそこから遠く離れている可能性が強いが、逃走経路を追うぞ!」
まんまと佐久間と染谷の捜査を混乱させる作戦に乗っかってしまい、捜査は後手に回った感があった。筑摩は珍しく悔しそうな表情で、会議室の天井を見上げながら、何かを考える様子だった。
しかし、捜査本部に吉報となる続報が入った。高崎駅の監視カメラを調査していた捜査員が、駅の改札を通る佐久間を動画で発見したのだ。しかも、一時間ほど前に通過した動画だ。新幹線に乗って逃走するつもりだろう。何か事情があって佐久間は逃走スピードを遅らせたようだ。高飛び用の航空券か何かが手に入らなかったのか、経路上で何か不具合があったのかは不明だが、後手に回った時間のロスをギリギリで挽回したようだった。これに筑摩は一瞬にやりと笑ったように見えたが、いつもの甲高い声で、
「よし、佐久間に追いついたぞ!日本海側に逃げて船に乗るのか、東京方面に逃げてさらに飛行機で高飛びするのか、どちらかは分らない。両方の線で捜査してくれ。一刻も早く捕まえろ!」と指示を出した。高良田課長は筑摩に
「警視庁には私から連絡する。」といって自席に戻り、すぐに電話をかけた。
筑摩は新幹線の駅にいる捜査員に、
「佐久間はスイカを使っていないか?調べろ。最近は多くの駅でスイカ対応しているはずだ。もし利用していたら、どの駅で下車してもログが残るはずだ」と指示をした。たしかに、これまで利用が制限されていたスイカが各県でも利用できるようになったので、佐久間の乗車駅と下車・乗り換えの記録が分る可能性があった。すると、捜査員から新幹線の切符をモバイルスイカで購入している事が分ったと報告があった。そして、行き先は東京駅だった。筑摩の横にいた武田はそれを聞いて、
「東京駅で取り逃がすと、次は山手線に乗って品川駅から京急に乗って『羽田空港』に向かうか、浜松町駅からモノレールに乗って『羽田空港』に向かうか?の二択ですね。『成田空港』に向かうなら『上野駅』で降りるはずですから。羽田空港に向かっているはずです。でも東京駅の新幹線の改札で捕まえないと追い切れないかもしれません!」といつもは澄ました顔の男は少し眉を寄せて困った顔で助言した。筑摩は、
「『大宮駅』で新幹線に乗り込む事が可能なら社内で逮捕も出来るかもしれないが、時間的に無理だな。よし、何としても新幹線の『東京駅』で捕まえてもらおう!」と再度、高良田課長から警視庁に要請をお願いした。そして、皆がイライラとしながら三十分ほど待つと、高良田課長に連絡が入った。警視庁の捜査員は東京駅の新幹線改札で佐久間は発見したが、周りに一般客が多くいて危険が及ぶため、佐久間が山手線で浜松町方面に向かっているのを尾行をしているという。浜松町のモノレールへの乗降口か、羽田空港駅からターミナルに繋がる移動通路で確保する予定だと言うものだった。筑摩は
「警視庁も捜査一課が捜査員を出してくれている。東京のど真ん中での追跡だから、お任せするしかない」と腹をくくっている様子だ。会議室の議長席で、高良田と筑摩が両手を合わせて同じ格好で警視庁からの連絡を待つ姿を、最前列の席で牧野と雲野もまた同じように両手を合わせて待った。そして、およそ二十分後に高良田課長の携帯が鳴った。
「はい、高良田です。ええ、そうですか!有り難うございます。良かったです。そちらに、大川と山下という私の部下が向かっておりますので、それまで宜しくお願いいたします」
「いえ、まだ解決ではなくて、実は“もう一人の実行犯ではない男”を追ってます。ええ、そうです。渋谷の会社の役員です。・・はい、宜しくお願いいたします」と言って電話を切った。すぐに、議長席で立ち上がり、「たった今、警視庁捜査一課が被疑者の佐久間健人を逮捕!」そして、横に座る筑摩の肩を軽くたたき労い、立ち上がって議長席に進んできた牧野に大きく数度頷いた。牧野は筑摩と目で挨拶をしたが、二人の顔には大きな笑顔はなく、高良田が電話口で言った『もう一人の男』を逮捕しない限りこの事件は終わらないことを共通認識として持っているようだった。




