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見えない隣~重なる音、重なる存在

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:見えない隣~重なる音、重なる存在


隣の人が、最近少し気になっている。


俺はこのアパートに

引っ越してきたばかりで、まだ誰も知らない。

だから、隣の人の生活音だけが、唯一、

このアパートに引っ越してきて、

俺が最初に聞いた音になる。


まぁ難しく言ったが、

大抵アパートに引っ越したり、

マンションに引っ越したりした人は、

同じところを通るだろう。


右も左もわからないまま、

ずっと生活に埋もれて行けば、

誰でもそうなる。

これは別に引っ越しだけに限らず、

街中で居てもそうなるものだ。

外国へ行ってもそうなるものだ。

日本の中でも知らない土地へ行ったり、

知らない人の輪の中に入ったりすれば、

人は必ず身近な音や動き、

気配を気にするようになり、

それだけに注目するものである。


しかし気になる。

俺が気になり始めたのは理由があって、

まだ1度も隣の人の姿を見たことがない。


他の住人は何人か見たことがあるのだが、

隣の人だけはうまくかわすように、

俺の視界から逃れ、

気配を消したように、まるでわからない。

しかし、その生活音だけが聞こえるのである。


ある晩のこと。

俺は誤って花瓶を床に落とした。

その時ガシャーンと当然音が鳴るのだが、

その音に重なるような形で、

隣室からもガシャーンと音が聞こえた気がした。


また、洗濯物を干そうとした時。

隣の少し見えるベランダに、

似たような服があるのを見つけた。


またパソコンでYouTubeを覗いていた時、

俺は思わずその内容が面白くて笑ったが、

その笑い声に重なるようにして、

隣の部屋からも同じく笑い声が。


そして翌朝。何を思ったか、

俺は心を丈夫にしたまま、

隣の部屋のドアの前へ行き、

開いてたドアを思いっきり開けてやった。


すると、中からドタドタと足音がして、

男の足。

「はい?」

と出てきたその男を目の当たりにした。

新しく越してきて、

このアパートで初めて見たその隣人は

俺だったのだ。


(その日の午後)


管理人「205号室には最初から誰も入ってませんよ。204号室には彼が居ましたけどね」



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=SVq56f2tR2c

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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