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2週目勇者様は魔王ちゃんを可愛がりたい  作者: 星野 優杞
勇者が起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている!
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『最高権力者が髪を乾かしてくれるレベル』

●最高権力者が髪を乾かしてくれるレベル


チーン、という効果音をつけたくなるレベルにブールが疲れている。


「……大丈夫?」

「だいじょばないです。」

「だよねー……。」


まあ大体の原因は髪を乾かさずに寝る準備をしている勇者のせいだろう。


「お前は!せめて!髪を乾かせ!!」


ブールはしっかり乾かしているのに、どうしてこうも違うのか。手元にドライヤーを召喚して、魔力で動かして勇者の髪を乾かしてやる。


「これくらいで良いだろ。サラサラにまでしてやる義理は無いからな。」


返事がない。

不思議に思って勇者の顔を覗き込むと何やら目を見開いて固まっていた。


「ユーシャ?」

「お前……本当に面倒見が良いな?」


その言葉にハッとする。そうだ、こんな事してやらなくても良かったじゃないか。


「うるさい!!別にペットの最低限の世話をしてやってるようなもんだ!!」

「結局ペット判定なのか?」

「用心棒でした!忘れてたんだよ!!」

「それにしても最低限のレベルが高いな。」

「素直に感心するな!!明日からはもう少しまともに髪を乾かせ!!」


そう言うと勇者は頬を染めて、どことなく嬉しそうに言った。


「明日も、俺はここに居られるんだな。」

「ぐっ!!」


これ以上喋っても言質を取られ続けるだけな気がする。


「私はもう寝る!!……ブールはしっかり休めよ?……おやすみ!!!」


魔「何故こんなことになっているんだ……。」

勇「単純にお前が絆されやすいのでは?」

魔「いや、そんなまさか……。うん。他の連中にも見てもらおう!!というわけで次回は『実は新入りが最強』『ちょっとだけ戦闘を』だ!」

勇「久々の戦闘だな。」

魔「基本ギャグだからな、この話。」

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