昔の記憶と翼の少女
アクセス数増えててびっくりしました。
ありがとうございます。
「**くんおはよー」
「あ、××ちゃん、おはよー」
(あぁ…これは小学生の頃だ
ボクは黒いランドセルを背負って……
あの子は……誰だっけ)
「おい、またあいつ××と話してるぜ?」
「ほんと、××ちゃんが可哀想だと思わないのか?」
「**、なんであいつ髪は白いし目は赤いんだ?
あいつ人間じゃないんじゃねぇの?」
また、まただ、いつもの様に陰口が聞こえてくる。
「**くん?どうしたの?」
「××ちゃん、××ちゃんは…「××ー!!」
「あ、ゆみちゃん!**くん?ごめん、もう1回言ってくれるか_____
ボクは走った。
怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、
また××ちゃんに迷惑をかけてしまうのではないかと、
目線が怖くて、
逃げ出した。
「……ハァ…ハァ…こ…こ………どこ……?」
無我夢中になって逃げてきたからかここがどこなのか分からない。
周りを見るとここは森の開けた場所のようで真ん中にはとても大きな木があるのがわかる。
「……だれも…いない…」
周りには動物すらいない。
ただ風で木々が揺れる音だけが響いていた。
ボクはポケットから飴を取り出して口に入れた。
すっぱいレモンの味がした。
本当は飴なんて持ってきちゃいけないけどボクが何をしても先生は何も言わないから持ってきてる。
「……これから…どうしよう…」
何をするにも方角も、来た道も分からない。
何もわからない。
どうすれば。
そう思っていると後からガサガサッと音がした。
振り返るとそこには白い翼の生えた女の人がいた。
「はぁ……」
女の人は深いため息をついていた。
「お姉さん…だれ…?」
「ん?おぉ、ここに人がいるとは珍しい。
私は_________
最近私科学が好きになりました。
説明がもっと上手くなりたいです。