上手く自分の言いたいことが伝わらない!?
僕も遂に、、、今年の春、東京で一人暮らしを始める。
【新生活】と言うモノを始めるんだ!
ずっとずっと夢見ていた場所で生活をするなんて、、、!
思ってもみなかった。
『夢が叶ったよ!』
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でも、、、本当の生活はここからだった。
僕は田舎から上京してきたから、、、訛りがあって......。
職場では、、、。
『金城さん? これコピーしておいて!』
『コピーとか? やったごとがないとで、出来れば教えていだだげでば、、、?』
『えぇ!? なんて、、、? いやいや? もういいよ!』
『そんな、教えてもら、、、ずで、、、!』
『いや? 本当にいいから! 今の仕事してて!!!』
『あはい』
▽
...時に、方言は邪魔をする。
僕が言いたい事が、うまく相手に伝わらい!!!
これがキッカケで、、、周りの人たちから僕と距離を置かれる。
同じ日本人なのに、、、伝わらないむずがゆさ!!!
『なんで! 僕の言葉が伝わらないんだよ~!』
...そんな事まで考えたが、やっと夢だった東京に来て、一人暮らしも
始めたばかりなんだ!
【頑張らないと、、、?】
その言葉は、これからの僕を苦しめた。
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何をやっても、何をしても、、、うまくいかない!
【言葉の壁】に苛まれていたからだ!
...東京に来て1年!
完全に職場では、、、僕は浮いている存在になった。
誰も、僕の相手をしなくなった。
せめて、プライベートぐらいはと思い、積極的に休みの日は、、、。
外に出て、何処かに行くようにしていたが、、、!?
やっぱり、自分を変える事は出来なかった...。
だんだんと、、、仕事が休みの日も、家に籠るようになる。
誰とも会いたくないと...。
頑張っても! 頑張っても! 結果が出ない!
東京に来て、友達が一人も出来ない!!!
なんで! なんで! 僕ばっかりがこんなに辛い思いをしなくては
いけないんだと、、、僕はそう思っていた。
▽
でも、僕の考え方は間違っていたんだ...。
職場に、可愛らしい女の子がいて、その子の名前は【明日香ちゃん】て
言って、はじめて僕に気楽に話しかけてくれた女の子だった。
『金城さんも、地方のがたですよね? わだしも、、、』
『そうなんだ! 明日香ちゃんも、地方から、、、それがいっじゃだな!』
『うん、そうなんでづよ~』
『はじめて、僕と気楽に話しかけてくれてありがとう!』
『私もそうだから、金城さんの気持ちが痛いほどわかります!』
『ホントに!?』
『はい。』
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この日から、僕は明日香ちゃんと話すようになる。
職場でも、、、プライベートでも...。
やっぱり、僕は東京に来て良かった。
本当に東京に来て、いろいろあったけど......。
今は幸せだな! 友達であり、、、彼女になった明日香ちゃん。
ずっと、ここでやって行こうと決めた!!!
『彼女となら、、、ずっとここ東京でやっていけそうだ...。』
最後までお読みいただきありがとうございます。