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百合色横恋慕  作者: 芝井流歌
第1章 パステル編
35/105

35☆センチメンタルチェリーピンク?

「機嫌直せよぉ、汐音……。千歳だって悪気があった訳じゃ……」


「……怒ってないわよ! そーゆーあんたこそ舌打ちしてたじゃない。千歳が出ていくまでに何回したと思ってんの? 六回よ、六回。五分間に六回って、一分に一回以上してんのよ? 連続でチッッチッチってしたら猫でも呼んでるんじゃないかと思っちゃうくらいしてたのよ?」


「それを言ったら汐音だってわざとらしい咳払い何回したと思ってんだよ。七回だぞ? ぼくより一回多いんだぞ?」


「だって……」


 だって、せっかくいいムードだったのに……。初めて茉莉花があたしに触れてくれようとしてたのに……。


 怒ってない訳ないでしょーがっ!


 文字通りお取込み中だったあたしたちの時間にお邪魔されてくれた千歳ときたら、「お構いなくー」とかなんとか言いながらちゃっかり証拠写真撮ろうとしてたし。鈴芽ちゃんに報告だとか若かれしティーンの記念だとか色々口実つけてスマホ構えてたし。あげく「思った通り茉莉花は手が早いタチなのねー」とご満悦。


 なんも当たってないっつーの!


「じゃあ……もっかい……する?」


「……しない」


「だよね……ぼくもそんな気分になれない。今ならヘタレって言われても否定しない」


 そう言われて思い出した、一番上のボタンが外れたままだった事を。ほんとに初めてなのか、一つだけとは言え器用に片手で外せるなんて……。


 もしかしてこいつ、天性のジゴロなんじゃ……?


 下手にこなれた真似をされると、女体コンプレックス自体嘘だったんじゃないかと勘ぐってしまう。いや、今までの言動からするに嘘じゃないって事は理解してるけど、それでも疑りたくなってしまうのは学校での行いの悪さだから自分持ちよね、うん。疑心暗鬼になってるあたしが悪いんじゃないわよね、うん。


「気を取り直してパンでも食べようよ。ぼくは汐音がいらないって言ったチェリーパイにしよーっと」


 ふくれっ面で仁王立ちしているあたしをさておき、茉莉花はノートパソコンの上に放置してあった小麦色の紙袋に手を伸ばした。高級パン屋のおいしいクロワッサンたちを無造作に、しかも閉じてあるとはいえノートパソコンの上に乗せるだなんて、金持ちのお嬢さんは物の価値が分かってないとみえる。


 ごちそうしてもらってる身分で言うのもなんだけど、有難みの分からない奴に食べさせるくらいならあたしが全部食べてあげたい……。


「は? それ、あたしに買ってくれたんじゃなかったの? あんたは自分の食べなさいよ」


「なんだよ、だって『えっちぃからいらない』って拒否ったのそっちじゃんか。それに汐音にはチョコクロとメロンパン買ってあげたんだし、砂塚先輩にもらったアップルパイだってあるだろ? どんだけ食べんだよ」


「……じゃ、じゃあ半分」


「半分、何?」


 こ、こいつ……あたしの我慢と戦う顔を見てにやにやしやがって……。で、でも、悔しいけど食べたい……。


「く、ください……」


「ふふん、しょーがないなー。かわいい汐音にはチェリー二個乗ってる方あげる。優しいぼくに感謝しなよね」


 そう言うと、茉莉花は手にしていたチェリーパイを器用に半分にした。三つ乗っていたチェリーのうち、二つ乗った方をあたしに差し出す。ほんとは嬉しい。こういう優しさがものすごく嬉しいんだけど、素直に口に出せず、「ありがと」とだけ言って受け取った。


「おいしい?」


「……おいしい。最初からこれにすればよかったなぁ。茉莉花は何買ったの?」


「ぼくはチョコクロとビーフシチューパイ。おいしかったんならよかった。また買いに行こうね。汐音が食べてるとこかわいいから好きなんだ。いつもおいしそうに食べるから、ついつい餌付けしたくなっちゃう」


 餌付けと言われてあたしがムッと眉を顰めても茉莉花はにこにことご満悦。そんなにがっついてないもん。ちゃんと味わって食べてるもん。……とは思うものの、傍から見れば『待ってましたのご飯タイム!』って顔してるのかと想像。そんなんじゃないもん。だけど気になって次の一口を小さく齧った。


 先程までチッチチッチと舌打ちばかりしていた奴と同一人物とは思えないくらいご機嫌な茉莉花。ガサゴソと袋から次のパンを取り出し、「ビーフシチューパイ、一口あげる。はい、あーん」とあたしの眼前でチラつかせる。いい匂い。ビーフシチューだよと言われ薄めたハヤシライスを食べてたあたしには初めてのビーフシチューだった。


 プライドもくそもないけど、好きな人に食べさせてもらう物は何でもおいしい。きっと今ならあのハヤシライスを何倍に薄めてもおいしいと思えそう。


 だって、食べてるあたしを見て嬉しそうにする茉莉花の笑顔が堪らなくかわいいんだもん……。


 誰よ、こいつをかっこいいとか言い出した奴。こんなにかわいい笑顔を見た事ない憐れな娘たちなのね。かわいそうに、残念だけどこれはあたしだけの特権だから一生拝む事は出来ないの。


「次はどっち食べる? メロンパン?」


「ううん、食べたいけど明日の朝に食べる。ちょっと横になりたいから」


「えっ、具合悪い? もしかして胸焼けでもした?」


 ちらりと時刻を確認。まだ十時にもなっていない。慌てた様子で顔を覗き込まれて仮病を使うのもいいかも、と一瞬思ったけどすぐ首を横に振って返事をした。


「違うの。ちょっと甘えたくなっただけ。……来て?」


 ハテナ顔の茉莉花の手を取りベッドに横たわる。あちらも理解したようで「おーけー」と隣に転がった。


「汐音から甘えたいだなんて言うの珍しいな。ぼくは惚れ薬なんて入れてないぞ?」


「うっさい。いいから撫で撫でして」


「はいはい。分かったよ、お嬢さん」


 くすっと苦笑してあたしの頭を抱き寄せる。オデコが茉莉花の頬とくっつく。柔らかい。くるくると巻き遊ばれてるあたしの赤毛が茉莉花の指の隙間から落ちていく。ぽんぽんと撫でられるこの感覚にお母さんの思い出はもう重ならなかった。あたしにとって、これは茉莉花の専売特許になった。


「汐音……もしかして、もっかい続きしたいの?」


「……ううん、このままがいい」


 学習して鍵をかけたはいいけど、トラウマでしばらく出来なそうだし。


「いいよ。……でも、キスくらいいいでしょ?」


「べろちゅーじゃなければ、ね。その気になっちゃったら今度こそしちゃいそうだもん」


「ちぇっ、ダメなのかぁ。さっきとろとろだったもんな、汐音の目。ぼくのキスがそんなに気持ちよかったの?」


 あたしが少し頭を上げると、にやり顔の茉莉花と目が合った。肯定しようか否定してやろうか迷ったあげく、あたしはキスで返事をした。


「ビーフシチューの味した」


「そっちこそ。……もう歯磨きして寝よっか。今日はぼくのベッドで一緒に寝る?」


「まだ寝ない。明日はバカ茉莉花が他の子にちょっかい出さないように、あたしが充電してあげる」


「おいおい、今日だって誰にもちょっかい出してないんだぞ? 誘いだって全部断ったしタッチすらしてないし。砂塚先輩の連絡先聞こうとしたのも未遂なんだし……ま、明日は気を付けるよ。汐音がいっぱい充電してくれるんだからね」


 明日だけじゃなく、明後日もその次も約束して欲しかったけど、期待して裏切られた時の事を考えると怖くて言い出せなかった。約束しなければ破られずに済むのだから。あたしが好きでいる限り、茉莉花もまたあたしを好きでいてくれると言ってくれたのだから。怖いけど信じてみたい。信じていいのだと信じていたい……。


「……あれ? どこ置いたかな。バッグ?」


「……何?」


 不意に起き上がる茉莉花が辺りを見渡した。その視線はデスクチェアにぶら下がっている通学用のバッグで止まる。何を思い出したのか慌てて駆け寄っていった。


「あ……切れた」


 何事かと思えば手にしていたのは携帯電話だった。ブーブーと振動していたそれは、バッグから取り出すが先か手の内で静かになった。


 放置されていたあたしが上体を起こして見やると、茉莉花はなにやら真剣にスマホを操作していた。急ぎ? またも安息の一時を邪魔されてあたしのご機嫌が傾いていく。


「誰? 電話?」


「えっ? ……い、いや、中学ん時の……ちょっと返信するだけだから……よ、横になってていいよ?」


「……ふぅーん」


 疑いの眼差しを向ければ慌てて視線をスマホへ戻した。怪しまない訳がないじゃない。その動揺っぷり、あたしが感付かないとでも思ってるの?


「ずいぶん横になってて欲しいみたいねぇ。あたしが起きたらまずい訳でもあるのぉ?」


「ちが……んな訳ないだろ。ちょっと返事するだけだってば」


「なんの? 今? 急ぎなの?」


 あたしがベッドから降りてじりじり近付くと、茉莉花は後ずさりながらスマホと格闘した。怪しい、実に怪しい。あたしは知ってる、この人が嘘も隠し事も下手くそな事を。


「見せて」


「な、なんでだよっ。疚しい事なんて何もないんだぞ? 見せる必要ないだろ」


「疚しい事がないなら見せれるでしょ? じゃあ見せて?」


 半ば引っ手繰るように取り上げると、画面はメール作成フォームだった。それはいい、そこまではいい。


「『今ちょっと出れないからかけ直す。零時過ぎても平気? ちゃんとかけ直すからメールも』……メールも、何? してくれるな? あたしがいるから? あたしの前じゃ言えない内容だから? あたしを寝かしつけたらかけ直すって事よねぇ?」


「ち、違うっ。ぼくにだってプライベートはあるんだ。全部汐音に聞かれていい話ばっかじゃないんだぞ? ヤキモチ妬いてくれるのは嬉しいしかわいいけど、なんでもかんでも首突っ込まれたくない!」


「……」


「……ご、ごめん。言い過ぎた。でも、分かってくれる? や、疚しくないって信じてくれるだろ?」


 なんでそこで吃るのよ……。


 でもやっぱり信じたい、疑うのは簡単だけど信じてあげたい。


 あたしが黙って差し出すと、茉莉花はホッとした表情で手を伸ばした。が、茉莉花の手に触れたか触れないかのタイミングで再び振動し出す携帯電話。あたしが反射的に引込めると茉莉花は血相を変えてそれを奪おうとした。


「返せって!」


「な、なによ、そんなにムキになって……」


 ムキになればこちらもムキになってしまう。渡せ渡さないの押し問答をしているうちに、画面に触れた茉莉花の手が応答ボタンを押してしまった。


『もしもし? ……あれ? もしもーし、ダーリン? あれ? もしもーし』


 だ……。


  だ……?


「うわっ、返せって!」


 受話口から聞こえてくる尖った女性の声。茉莉花はそれを聞いて固まるあたしからスマホを奪い、慌てて耳に当てながら急ぎ足で部屋を出ていった。


 ……感じ悪……。


 今の電話と千歳のおかげでテンションダダ下がり。あげく茉莉花が帰って来ない限りあたしは眠りにつけないときた。という事は寝逃げも出来ない。隣の鈴芽ちゃんに話しに行こうにも千歳に何を吹き込まれてるか分からないし、なによりこのタイムリーな状況で千歳の顔なんてまともに見れない。


「はーぁ……」


 茉莉花のいないベッドに転がるのも癪に触るので千歳のベッドに腰掛けた。取り換えた部屋で、なのにルームメイトは出ていっちゃって、自室にも戻れない。


「何やってんだかね、あたし……」


 行くとこがない。誰もいない。寂しい。せっかくこの学園でバラ色スクールライフを送ろうと思っていたのに。送れると思っていたのに。


 ふと視界に灯りが見えた気がしてカーテンの方を向く。気のせい? そう思ったけど、よく見れば隙間から部屋の照明が映っていただけだった。


 締め直そうとして手をかける。照明の代わりに映ったのは情けない顔をした相葉汐音。だらしなく眉を垂れ下げている。もう少し覗き込むと街灯が見えた。雨が止んでいた。あたしの心も晴れるだろうか。


 しばらくカーテンに包まりながら窓の外を眺めていた。真っ暗で景色も何もない。ただ街灯とお月様が見えるだけ。お星様はきっと雲の向こうに隠れている。心が晴れないあたしみたいに、その光りを閉じ込めてしまっているんだ。


「……はー……」


 何度目のため息だろうか。何分経ったのだろうか。時計を確認するのも怖くて、ただざわざわする思いを抱えながら茉莉花の帰りを待った。ほんとはタヌキ寝入りして横になっていればそのうち帰ってきて、気配を感じられれば勝手に眠れるだろうとも考えていた。でも話したい。何を話したいのか分からないけど話したい。


「……汐音、起きてたの?」


 バタンという扉の閉まる音と同時に待ち焦がれていた声がした。巻きつけていたカーテンを剥いで振り返ると、茉莉花はすたすたと近付いてきた。てっきりあたしのとこまで来てくれるのかと思いきや、デスクにスマホを置きながらギィッと椅子に腰掛けた。


「起きてた。悪い?」


「……いいや?」


 怒ってる訳でもすねてる訳でもないくせに、どうしてあたしはこんな言い方しか出来ないんだろう。イラついてるのは茉莉花にではなく、こんな言い方しか出来ないあたし自身になのに……。


「泣きそうな顔すんなって……。またぼくが一方的に悪いみたいじゃんか。聞きたいんなら答えるよ、汐音の知りたい事。……答えられる範囲でね。ぼくが話したくない事はパスするけど、それでもいい?」


「……うん」


 あたしが頷くと茉莉花も一つ頷いて、デスクに乗せたスマホを手に取り電源ボタンを長押しした。「座れば?」と千歳のデスクチェアを引いてくれたので茉莉花の方を向いて腰を下ろした。


「電話、誰? なんであたしの前じゃ話せなかったの? 聞かれたくなかったから? 知られたくなかったから? それとも……」


「ちょっ、タンマ。一つずつ質問しろよ。……じゃあ、まず誰からなのかって事だけど、ちゃんと話すから最後まで聞いてくれるって約束出来る?」


 もったいぶってる? そうも思えない。ただ言いにくそうに苦笑いしているところを見ると、嘘をつくつもりはなさそうだという事は分かった。


 あたしがこくんと頷くと、茉莉花もまたよしよしと頷いた。


「中学二年ん時に付き合ってた子」


「えっ、え……じゃあ彼女って事? 元カノって事? なんて? やり直そうって?」


「はい、最後まで聞くって約束守れない汐音にはもう話さない。汐音が約束破ったんだからな? ぼくを攻めるなよ?」


 そう言って立ち上がろうとする茉莉花の袖口を掴んでふるふると首を振った。


「ごめん……。ちゃんと聞くから、最後まで聞くから。……それで、その元カノがなんで……」


 茉莉花は話し続けるあたしをしばらく見下ろしていたけど、やれやれという表情で座り直した。ホッと一安心したあたしも袖口を放して座り直す。


「先に念を押しておくけど、中三に上がる前に別れてるよ? ケンカ別れだったし、ぼくはもう未練がある訳じゃない事も言っておく。……おーけー?」


「……うん」


「……んで、まぁケンカ別れだったんだけど、向こうはそのまま一年間オーストラリアに留学行ってたんだ。その帰国報告だけ。誤解されるような言い方だけど、ぼくはケンカ別れだからってあの子を嫌いになった訳じゃないし、久しぶりだったから留学先の話も聞きたいと思ってた。向こうもぼくの近況を知りたかったみたいだったしね」


 デスクには真っ黒い画面のスマホがぺたんと横たわっている。茉莉花はそれをつつきながら話し続ける。溢れ出てきそうな言葉をごくりと飲み込んで、あたしも黙って続きに耳を傾けた。


「どこの高校に進学したのか何をしてるのか色々聞かれたけどね、とりあえずこの星花女子学園って事と、部屋で待ってる人がいるからあんま長く話せないって事だけ言った。……意味、分かるよね?」


「意味?」


「ぼくには『今』の方が大事だって事。……これ以上噛み砕いて言う必要ないでしょ?」


 ほんとは言って欲しいのに頷いてしまった……。


「もう今は、か……彼女いるからって言ったって事でしょ?」


「……いいや、そうは言ってない。だって、汐音はぼくの彼女じゃないし。だからさ、次に電話かかって来た時には堂々と宣言出来るように……ちゃんと言ってくれる?」


「ちゃんと……」


 ここにきてまだそれを言わせようとする? まだこだわる? さっきのにゃんにゃんは恋人同士のそれじゃなかったって事になりますけど? 好き同士だからにゃんにゃんしてるんじゃなかったの?


 まだ『好き』の一言があたしたちの間を隔ててるって言いたいの?


「ちゃんと言ってくれるまで待つって言ったけどさ、延ばせば延ばす程辛くなっていくのは汐音だからね? もちろんぼくも周りの子に気が引けるし肩身狭い思いする。宙ぶらりんなんだから。ずっと側にいてくれるって約束してくんないと、ぼくだって不安で堪らないんだ。言ったでしょ、寂しいんだって」


「……もしかして、その元カノさんとケンカした理由って、留学しちゃうからって事だったの? 側にいてくれないなら別れる……みたいな……」


「……まぁ……」


 バツが悪いのか、思い出したくないのか、茉莉花はゆっくりと視線を逸らしていった。その横顔に寂しさを感じる。それはあたしが言わない事に対してか、あるいは別れた彼女を思っての事なのか……。


 ……沈黙が重い。



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