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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第2章 ギルド編
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第71話 大丈夫

「これが生きたドラゴンの力?それなら私のこれまでの研究は一体・・・」


 魔導士は既に戦意喪失していた。

 そもそも魔導士には初めから人間を傷つけるつもりはなかった。

 アレスとクレアが巻き込まれたのは事故だった。


「・・・」


 紅い竜は戦う必要がないことに安堵した。

 そして竜はその大きな翼を広げる。


「待って、リズさん!」


 アレスが紅い竜に話しかける。


「ギルドのみんなリズさんを待ってる。僕だってそうだ。だから・・・」


 アレスが手を差し出す。


「一緒に帰ろう」

「・・・」


 紅い竜がアレスをじっと見つめる。

 そしてゆっくりと口を開いた。


『アレスはもう私がいなくても大丈夫だ』


 紅い竜が翼を広げ空へ飛び去っていく。


 アレスとクレアの二人を残して・・・


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