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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第2章 ギルド編
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第67話 命題

 ドラゴンゾンビ。

 腐ったドラゴンの死体はその全身を液状の薬草によって覆われていた。


「素晴らしいわ」


 蘇ったドラゴンを見て魔導士がつぶやく。

 魔導士の目にドラゴンの死体は映っていない。

 彼女の目に映るのは神々しい光を放つ白い龍だった。


「これで私の夢が叶う」


 かつて幼馴染達と誓い合った夢。

 しかし、大人になった彼らはその夢を捨ててしまった。


 それでも魔導士だけは。

 ・・・ジャンヌだけはその夢を追いかけ続けていた。


『神を超える』


 人類に課せられた命題。

 その命題を成し遂げることが幼かった頃の彼女達の夢だった。


 ・・・命題を成し遂げた者は神様に会うことができると言われている。


 ジャンヌとその幼馴染達の四人は神様に会いたいと願った。


 ランドルフは純粋な好奇心。

 マリベルは神様にお礼を言うため。

 アルベルトは神様に叶えてもらいたい願いがあった。


 そしてジャンヌは・・・

 彼女はシンプルに神を超えたいと思った。

 神様に会った後のことは何も考えていない。


「私は成し遂げたんだ」


 神はありとあらゆる願いを叶える。

 そんな神様にも叶えられない願いがある。


『死者の蘇生』


 死とは不可逆である。

 これは神でさえ抗うことのできないルールだ。


 しかし、ジャンヌは神にさえできないことを成し遂げた・・・気でいる。


 ・・・だが、ジャンヌのしたことは人々の認識を書き変えるには十分だった。


 千年前の勇者の嘘が神様の願いの力を封じたように。

 今、世界に新たなルールが生まれようとしていた。

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