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第61話 忘れられた敗北者
アレスとリズの仲睦まじい様子を見守っていたランドルフ。
(・・・どうやら、俺はお邪魔みたいだな)
ランドルフが二人の邪魔をしないようにその場を離れようとする。
「ランドルフさーん。僕を見捨てて行くんですかー?」
アレスに敗北し倒れこんでいたユウキが恨めかしそうに言う。
「わ、悪い。忘れてた」
ランドルフが慌ててユウキを背中に担ぐ。
「酷いですよー。僕を応援してたんじゃないんですかー」
ポカポカとランドルフの背中を叩くユウキ。
「ほんと、悪かったって」
謝るランドルフ。
二人はそのままメイの元へ向かった。




