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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第2章 ギルド編
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第60話 決闘の行方

「参りましたー」


 ユウキがその場に倒れ込んだ。


 決闘はアレスの勝利で幕を閉じた。


「・・・」


 アレスがユウキを見る。


 細かいかすり傷はあるが大きな傷はない。

 上手く手加減ができたようだ。


(良かった・・・)


 アレスがほっと胸を撫で下ろす。


 そしてアレスは無言でその場を離れる。

 ・・・勝負において勝者が敗者にかけれる言葉はない。


「アレ・・・」


「アレス!」


 ランドルフがアレスに声をかけようしたがリズに先を越された。


「リズさん・・・」


 安心したのか、アレスがリズに体を預けるようにして倒れこんだ。

 リズがそんなアレスを受け止めて抱きしめる。


「すーすー」


 緊張が解けたアレスがそのまま眠ってしまう。


「頑張ったな、アレス」


 リズがアレスの背中を優しくなでた。

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