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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第2章 ギルド編
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第59話 見守る者達

「アレスはちゃんと手加減できてるな」


 アレスとユウキの決闘を見ていたランドルフが言う。


「私の弟だ。当然だろ?」


 アンがランドルフの言葉に返す。


「良かったにゃ。良かったにゃー」


 マスターが両手を上げながら喜ぶ。


(良かった・・・)


 他のギルドメンバー達も安堵していた。


「マスターはギルドに戻ったほうがいいんじゃないか?」

「メイにゃんが代わってくれてるんだったにゃ!」


 ランドルフの言葉を聞いてマスターが慌ててギルドに戻る。


「・・・」


 メイはユウキの決闘を見に来なかった。

 ランドルフはメイとの会話を思い出す。


「えっ、お前はユウキの決闘を見に行かないのか?」


 驚くランドルフ。


「はい。もう私が側にいなくても大丈夫なので」


 冷静に返すメイ。


「・・・そうか。ユウキの奴は信頼されてるな」


 ギルドに来たころは常に一緒にいたユウキとメイ。

 そんな二人が最近は別々に行動をとることが増えていた。

 どうやらメイが意図的にユウキと距離をあけていたらしい。


「いえ、ランドルフさんが見ていてくださるので」

「いや、信頼されてるの俺かよ!?」


 メイの言葉に突っ込むランドルフ。


「ふふ、冗談ですよ」


 その後、メイはギルドの手伝いに向かった。


 ・・・。


「大丈夫・・・か」


 ランドルフがアレスとユウキの決闘を眺めていた。

 それは決闘というよりもアレスによる指導のように見えた。


「そうだな」


 ランドルフが一人で頷く。


「アレスはもう大丈夫だ」


 メイがユウキにその言葉を使ったように。

 ランドルフはアレスに対してその言葉を使う。


(決闘を最後まで見届ける必要はないな)


 ランドルフがその場を離れギルドに戻る。


「・・・」


 ギルドに向かったはずのランドルフがきびすを返して戻ってくる。


「どうした、先生。忘れ物か?」


 戻ってきたランドルフにアンが聞いた。


「いや、決闘が終わったらアレスに労いの言葉をかけてやろうと思って・・・」


 ランドルフが答える。


「あはは」


 その言葉を聞いてアンが笑う。


「なんで笑うんだよ!?」


 突っ込むランドルフ。


 ・・・そろそろ決闘が終わる。

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