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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第1章 来訪者編
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第6話 お頭の息子?ルイ

 ルイは幼い頃に両親に捨てられた。

 そして当てもなくさまよってるところをお頭に救われた。


 普段は悪態をついているルイだが本当はお頭や、盗賊団のみんなに感謝していた。

 だが、そんな盗賊団のみんなに黙っていることが一つあった。


 風呂場にたどり着いたルイは服を脱ぐ。


「だいぶ大きくなったよな」


 自分の身体のある部分を見てルイがつぶやく。


 元を正せばただの勘違いである。

 盗賊団は拾った子供を男の子だと勘違いした。

 勘違いされた子供も特に訂正したりはしなかった。

 どうせ、すぐに気づくと思ったからだ。

 それなのに・・・


「十数年一緒に過ごして、女だって気づかないことある!?」


 シャワーを浴びながら思わず叫ぶルイ。


「えへへ、どうだお父さんは凄いだろ。お前もいずれは俺みたいにかっこいい男に・・・ぐーぐー」

「さすがルイ坊ちゃん。お頭ゆずりの・・・むにゃむにゃ」


 盗賊達は夢の中。

 ルイの叫びは届かない。


 どこまでも節穴な盗賊達。

 時間がたち過ぎて女だと明かす機会を失ったお頭の息子(娘)ルイ。


 彼らのすれ違いはこれからも続いていく。

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