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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第2章 ギルド編
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第28話 胸の隙間

「あっ、メイさん。ここにいたんだ」


 ユウキはギルドで受付をしているメイを見つけた。


「はい。ギルドの主要メンバーの皆様が決闘を見に行きましたので、その間のお手伝いをしておりました」


 メイが説明する。


「決闘はどうなりましたか?叫び声が聞こえてきましたが・・・」


 メイが心配そうに聞く。


「アレスさんが勝ったよ。叫び声は・・・うん、なんかこう魂の咆哮みたいで・・」

「かっこよかった?」

「うん、それ」


 メイの言葉にユウキが頷く。


(それにしても、あんなに怖いアレスさんは初めて見たな・・・)


 ユウキがさっきの決闘を思い出す。


(でも、リズさんは立ち上がった・・・あれは僕には出来ないことだ)


 ユウキは自身に足りないものを考えていた。


「あれ、ユウキ様。どちらへ?」

「ちょっと、外へ」


 メイの疑問にユウキが答える。


(勇者の称号を失ったあの日からずっと胸のどこかに隙間が空いた感覚がある)


 ユウキがギルドの扉を開いて外に出る。


(僕の中にある何かがその隙間を埋めろと言っている)


 ユウキがじーと空を見上げる。


 まるでそこに何かがあるかのように。

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