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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第4章 ヒーロー編
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第129話 救いようのない悪(少女)

 保護された少女は教会のシスターになった。

 シスター達は期待した。

 少女が悪に対して殺す以外の手段を示してくれることを。

 ・・・その期待は裏切られることになる。


「あはは、死ね。苦しんで死ね!」

「・・・!」


 シスター達は絶句した。

 ・・・少女に戦う力はない。

 シスター達の戦いを見ていることしかできない。

 そんな少女はシスター達に・・・


「いいぞ。その調子だ。もっと、ぐちゃぐちゃにしちゃえ!」


 少女がシスター達を応援していた。

 最低な言葉とともに。

 少女は・・・悪に手を差し伸べなかった。

 代わりに罵倒を浴びせた。


(なんで・・・?)


 シスター達は意味が分からなかった。


(あの日、吸血鬼のために涙を流し・・・)


 シスター達は少女と初めて会った日のことを思い出す。


(私達に優しい言葉をかけてくれたあの子は・・・)


 ズルッ。


 少女が死体の血で滑る。

 倒れた少女が死体の臓物を握りしめながら・・・


「あははは」


 楽しそうに笑った。


 あの日の優しかった少女はどこにもいなかった。

 そこにいたのは救いようのない悪だった。

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