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偽物勇者とメイド天使  作者: ああああいい
第3章 教会編
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第106.5話 アルベルトと後悔

 神父マリベルの葬式が開かれた。


「・・・」


 アルベルトはマリベルの死体の前で呆然と立ち尽くしていた。

 彼女の死体はシスター達の尽力で生前と変わらない綺麗な姿となっていた。


「私のせいだ・・・」


 アルベルトが後悔を口にする。

 ・・・あの日、アルベルトはマリベルを呼び出した。

 そして意見の相違から喧嘩し・・・別れた。


 その後、マリベルの説得を諦めたアルベルトは国王に会いにいった。

 その間に、マリベルは死んでしまった。


「わ、私は選択を間違えた」


 動かなくなった大切な友人を前に、アルベルトが涙を流す。


「私は諦めるべきではなかった・・・君を追いかけるべきだった」


 もう、全てが遅かった。

 死んだ人間は生き返らない。


 後悔してもしきれない・・・


 ・・・。


 ・・・。


 神父マリベルの死体は何者かに盗まれた。


 犯人はまだ見つかっていない。

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