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第6話:急転直下

皆さん、体調管理には気をつけましょう

さて、今回も楽しんでいって下さい

自分のスキルや加護を確認し現状を整理した3人はようやく重い腰を上げ行動を起こすことにした。


「さあ!優、陣これからどうする?」


スキルを確認したことで不安が軽減した楓は2人に意見を求めた


「そうだな。こんな所にいたってどうしようもないからな。俺の守護精霊が言ってた近くの町に向かおうか。」


「あと熊とか狼とか出るかも知れないからこんな森早く出たいし。」


陣は辺りを見回しながら恐々と言った


「でも、道はわかるの?」


「目印になりそうなものも見当たらないし手詰まりだね…」


優はどうすることもできず頭を抱えた


直後、森の中に叫び声が響いた


「「「!!!」」」


「2人とも聞こえたか?助けに行ったほうが良い感じだよな?!」


優は2人に確認するかの様に聞いた


「少し怖いけど……誰かが襲われてるなら行った方がいいと思う」


「そうね……ちょうど私達も戦う力を手に入れたしね!」


新しい力を試してみたい2人はかなり乗り気だった


「だな……よしっ、行くぞ!2人も全速力で付いてこい!『オフロード』『爆走』っ!」


優は体から何かが抜けてゆく感覚を感じながら叫び声のした方向に車椅子を向けた


「「分かった!」」


スキルの発動と共に優の車椅子はタイヤがキャタピタに変形し、通常の車椅子では到底踏破する事など叶わない木の根や石がゴロゴロ転がる道を怒涛のスピードで走破していく


慣れないスピードに優は車椅子に必死にしがみつく


(これは早急にシートベルトみたいな固定具を取り付けないとな…2人もちゃんとついてこれてるかな?)


凄まじいスピードで走っていく車椅子を追う陣と楓もステータス補正によりアスリートも真っ青な速さで走っていた


「凄い!凄いよ!」


運動が苦手だった陣もそれまで感じたことの無い快感に驚きつつも興奮している


「陣っ!近くで人が襲われてるかもしれな調子に乗っちゃダメだよ!」


「う、はい…。」


楓も楓で陣を咎めつつも自然と笑顔になっていた


「見えたっ!あれは……馬車か!しかも周りで何かが戦っている……?」


それから少しして馬車を視認できる距離まで近づいた優達の目の前に衝撃的な光景が飛び込んで来た


「こ…これは…」


「う、うぷっ…」


そこには傭兵らしき人が血まみれで倒れており二足歩行の犬のような生物が何匹もその近くをウロウロしていた

今回もお楽しみ頂けたならば幸いです

次回の更新もお待ち下さい

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