第3話:始まりの森
怒涛の3日連続更新っ!
当の作者は新たにTwitterアカウントを開設したり、25話以降を書いたり、らじばんだり。
目を覚ますとそこには見たこともない森が広がっていた。
「ええと…確か俺は学校の帰りに…あれ?陣と楓は!」
辺りを見渡すと楓と陣も同じ様に目を覚ましたようだった。
「優!良かった〜無事だったんだね!」
「良かった、楓も無事だったんだね」
「後は陣だけね」
遅れて陣も目を覚ました
「……ぅん?こ、ここは?」
陣は寝ぼけた声で言った
「陣も無事なようで何より」
いつもと変わらない陣を見て少しばかり緊張もほぐれ笑みを浮かべた
____________________________________
「まずは今の状況を整理しよう」
「えっと、そもそも私達は学校から帰るところだったんだよね?」
「そうだったはず……」
「やっぱり2人も夢を?」
「夢?何のこと?そんなことより全く状況が飲み込めないんだけど。僕達家に帰れるのかなぁ……」
楓も心当たりはないようで、夢を見たのは優だけのようだ
「実は……」
優は夢の話をした
「いまいち私には理解できないけど、それって要するに神様の尻拭いを私達がやらされるってこと?」
「えっ?!そんなのあんまりだよ!」
「俺もそう思う。でも取り敢えずはその話を信じるしかないと思う。」
「その人が優を騙してるって事はないの?」
「確かにその可能性も否定できない。でも俺にはどうしてもあの人が嘘をついているようには思えないんだ。」
「そう……優がそう言うなら私は優を信じる!」
「確かに今は情報がそれだけしか無いから信じるしかないのかなぁ……」
「どちらにしろいつまでもこんな森の中に居るわけにはいかないな。とりあえず森を抜けよう。」
「それなんだけど、私が目を覚ました時にこんな物が落ちてたの……」
楓は2人に白いハンドバッグ、青いリュック、黒いボディバッグを見せた
目が覚めるとそこは……マジで見知らぬ森だった。
第3話もお楽しみ頂けたようなら幸いです。
次回の更新をお待ち下さい。