表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/28

第19話:制服

題名を考えるのって難しいですね

『それなら俺からも良い話がある』


すると、3人の頭にデウスエクスマキナの声が響いた


「良い話と言うと?」


『優には話したが、その服を作るのに使った道具はおそらく魔道具だ。魔道具で作った服なら俺も多少は干渉できるし、何より普通じゃあ使えない素材の加工や追加の効果なんてのも得られるかもしれない』


「おお!確かに今後討伐系を受けたり、旅をする事を考えると今の服じゃ心もとないとは思ってたんだ」


『更に言うとお前らの学生服はこの世界だと一級品を超えて特級品と言ってもいいぐらいの布になっているから、新しい服を作る時に制服の布をベースにすれば更に良しだ。あとは今後の旅でいい素材が手に入ればその都度俺と優が手を加えていけると思うぞ!』


デウスエクスマキナは自慢げにとんでもないことを言った


「デウスエクスマキナ様って軽く言う割にかなりすごい事できますよね。それにしても制服が特級品とは……俺のリソースが関係してるのか?」


優が考え込んでいると


「そんなこと今考え込んでもどうにもならないんじゃない?そんなことより、そろそろ寝ない?優は明日の昼から約束もあるんだし」


「そうだな、ところで陣と楓は明日はどうするんだ?俺は少し早めに出て町を見物するつもりだけど」


「町でも見て回るわ、何か良いものがあったら昨日と今日の報酬で買うつもり」


明日の予定をお互い確認した後それぞれ寝室に入っていった


(そろそろ旅のことも本格的に考えなくちゃな……どうしたものか……)


と優は考え事をしているうちに深い眠りについたのだった



____________________________________


翌朝、優は頭を悩ませていた


「服はどうしようか……」


ナイロからいくつか服を貰ったものの前の世界では制服ばかり着ていた優には選び難い上に相手はそれなりに大人の女性である

すると


「これと、これで良いんじゃない?」


楓が優が広げていた服の中からパパッと取り上げ優に提案した


「あー、楓がそう言うならそれにしようかな。ありがとう」


「それじゃあ、2人とも出発しよう。優が行くのは街の南にあるレストランでしょ?」


「そうだな」


「僕たちは東にある商業街に行くから何かあったらそっちの方を探してね」


それぞれの目的地を確認し、宿を出発した

今回も楽しんで頂けたでしょうか?

次回の更新をお待ち下さい。

また、感想やレビュー、ブックマーク等々も是非していただけると大喜びします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ