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第1話: prologue
始まりました。これから頑張るのでよろしくお願いします。
「ねぇ、今日のテストどうだった?」
幼い頃に足をなくした東雲優は、帰り道の最中、車椅子を押してもらいながら、幼馴染の二人に話しかけた。
「まあ、いつも通りね♪」
そういったのは、幼馴染の一人である、姫野楓だった。
「陣はどうだった?」
「あんまりいいたくないなあ……」
陣と呼ばれたもう一人の幼馴染、黒鉄陣は、煮え切らない返事をした。
「何?そんなに悪かったわけ?」
「う、はい……」
「今度教えようか?」優は本気で陣を心配している。
「本当!?……いや、やっぱりいいや」
「そうか、ならいいけど」
「優がそういうならいいわ」
他愛もない会話をしながら、いつもの帰り道を歩く。
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突然、足元が光りだした。
「「「!?」」」
3人が驚いている間に、光はどんどん強くなり、やがて3人を包み込んでいく……!
光が消えた時には、3人の姿はもうそこにはなかった。
お楽しみ頂けたでしょうか?次回も読んでいただけると嬉しいです。