簡易的で短い説明
夜顔「では、説明しますね」
俺「…あぁ」
俺の中の常識をログアウトさせ話を聞くことにする
だって話が進まないんだもん
夜顔「ショウ様は実は前世では神殺しの王だったです。名前はロイド様でした、そして様々な世界の管理を任され違法者を捕獲したり討伐したりしてたのですが」
俺「うん…」
夜顔「ロイド様が一言飽きたと言われて…」
俺「はぁ…」
夜顔「上司と部下の顔を一時見たくないって…」
俺「ああ…」
夜顔「それで一回平凡設定で転生して楽しんで来ると旅立たれました」
俺「おおふ」
俺は神殺しの異名があったらしく
最強に近い男だったがそれには現実味ないなあっと思ったが
前世も今世も上司と部下のサンドイッチは変わらなかったようだ。
妙にリアリティー沸いてくる
切ないな俺、涙出るわ
夜顔「私たち部下どもも長い間待って、やっと…やっと…ようやく天寿をまっとうされたので此方で誘拐に近い形で魂と肉体を固定しました。」
遠い目でどこかを見る夜顔さんは苦労性みたいだ。
親近感がある。同族の匂いがするからか
夜顔さんのきつく拳が握るのをこれまた生温かく見守ることにした
夜顔「ショウ様にロイド様の記憶や力は徐々に戻りますので不便は少ないと思います」
俺「はぁ…」
どうもRPGに新しくニューゲームではなくセーブデータからスタートするようだ。
しかも飽きて逃げたした仕事のおまけ付きで
解せぬ…。