7話
やっと最初のライバルが登場です。
ていうか書くのしんどすぎます!!作者の方々は本当にすごいですね!理不尽な孫の手さんや伏瀬さんに憧れて書き始めたんですが、少々心が折れそうです。
ですがまだまだがんばります!!
楽しく読んでいただければ幸いです。
時刻は17:00を過ぎたところだ。
いつもならフィリーがここに来るのだがまだ来ない。補習かなんかだろうか?
気になるが、俺は立ち上がってルミナスを振るう。
トーナメントではルミナスしか使えないためルミナスだけの戦闘訓練もしているのだ。
校舎の中央時計が17:30になった。
少し心配だがフィリーは第8席だ。
何かあっても自分1人で解決できる強さはあるはず、しかしいつもの時間を過ぎてもこないのは心配だ。
探しにいくか…。
入れ違いになって帰ったと思われたら困るのでカバンを置いておく、盗まれて困る物は何もない。
探すといっても校舎は広い。3階建で6年生と5年生は1階、4年生と3年生は2階、2年生と1年生は3階で魔法実験室やら何やらがあるので闇雲に探すのは大変だ。
とりあえず自分の教室4-Aに行ってみる、しかし授業は結構前に終わっているので誰もいなかった。
念のため4年生の教室を全てまわるが見当たらない、次に職員室へ行ってみるとしよう。
ミル先生あたりが知っているかもしれないな。
職員室を覗いてミル先生を探す。奥に立派な胸を重たそうに抱えるミル先生の姿が見えた。
「ミル先生~!」
「あら、ルイ君今日も居残り訓練?偉いわね~前のルイ君に見せてあげたいわ」
ミル先生は今の俺がお気に入りみたいで記憶喪失を引きずることなく接している
「はい、先生!ところでフィリーを見ませんでしか?」
「フィリーさんならさっき5年生のバン君と一緒に5年生の教室に向かうのを見ましたよ」
な、なんだと あ、あのフィリーが浮気だと…
いや、前のルイとフィリーが付き合っていたのは嘘だったし、一緒にいてほしいと言っただけだから告白とかはしていない。俺とは付き合ったことにはなってないのだから浮気にはならないか、
「ありがとう、先生。行ってみる」
ともかく5年生のクラスへ走り出す。
こうして考えてみると俺はフィリーの事が好きなのだろうか?
好きだから一生懸命なのだろうか?
この気持ちはなんだろう?
会いたくて会いたくて震えてきた。
一曲作れそうな気がするが今はとにかく走る 。
5-Aを覗くと1人の男がフィリーと話をしているようだ。
「どうしたフィリー?」
ひとまず声をかける
「あ、ルイ!少し、バン先輩と話をしてたの。遅くなってごめんね。」
フィリーは浮気なんかしないよな、そりゃそうだ
「ルイ、てめえ、俺を差し置いて3席になっただけじゃ飽きたらずフィリーまで取る気か?」
少しドスの聞いた声で話しかけてくる。
よう分からへんので頭を下げて帰るとする。
「まて、まて、まて、てめえ何勝手に帰ろうとしてんだよ?今ここでやってもいいんだぜ?」
「先輩とは争う理由がありません。勝負するなら今度のトーナメントでお願いします。」
「逃げんのか?しばらく見ねえうちにひよっちまったな。記憶喪失で弱くなったって噂は本当か?おい?」
「はい、自分は記憶喪失で力もなくなりました。なので今トーナメントに向けて練習中です。今は練習パートナーのフィリーを迎えに来ただけなので、先輩と争う気はありません」
「はっ、記憶なくして、口は回るようになったんだな。なら、こうしようぜ、トーナメントで勝った方がフィリーを手にするっていうのは?」
「フィリーは物じゃないので手にするという考え方のあなたには負けませんよ」
「おもしろい、力を無くしたガキがっ、トーナメントまで楽しみにしておくんだな」
そう言うとバンとやらは窓から帰っていった、典型的なファーストライバルだな。
「ごめんねルイ、私のせいで」
「気にするな。あいつには負けない、フィリーは渡さないよ」
誰かが口笛でも吹きそうなセリフを言った自分にかっこよさを感じフィリーと一緒に校庭に置いたカバンを取りに行き帰宅する。
「さっきのバンってやつはどんなやつだ?」
「爆発のバンって呼ばれてて5年生のトップよ、学校の第4席で去年はルイに負けて第4席になったわ」
だから8席のフィリーでも簡単に逃げ出せなかったのか、
「そんな強いのか?」
「6年生の1席と2席、それと去年のルイ以外は他を寄せ付けないってかんじだった」
「どんな魔法を?」
「去年は触れた場所から7m先までを爆発させることができる魔法だったわ。2撃目を喰らったら終わるぐらい強力よ。去年のルイは重力魔法で浮く事ができたから地面をつたっての爆発が効かなかったの」
なるほど、そこそこに強力な魔法だ。
だが、俺の場合は向かって来る爆発をルミナスで斬れば防げる。
問題は、爆発の射程が延びていた場合に間合いに入って斬ることが出来るかどうかという点だな。
そこは、考えてもしょうがない
やつが4席ということは6年生を抜かすと、バンが一番の強敵となる。
「おもしろい!」
俺は強敵に出会えたことで微かな笑みを浮かべる。
トーナメントまでは一ヶ月わくわくしまくりだ。ロマンティックが止まらない。
今日はいろいろあった。家に帰るころにはあたりも薄暗くなっている。
家につくとレイラとサンドが、にこやかに笑っている。食事の時に理由がわかった。
「ルイ、ルーファ実はな…家族が増えるぞ」
「今日お医者さんの所へ行ったらおめでたなんだって」
息子が記憶喪失になってるというのに何やってんだか、と言いかったがやめておく。
「やったね!父さん、母さん」
一応喜びの言葉を告げるがなぜ記憶喪失になって2ヵ月でこんなに落ち着いている俺を不振に思わないのか疑問だ。
「弟かな?妹かな?」
ルーファがかわいらしい笑顔を見せレイラのお腹に近づく。
考えてみると次に生まれてくる子は俺の本当の兄弟になるのだろうか?
今の俺の兄弟として生まれるわけだから本当の兄弟か?
どっちにしろ、俺にとってこの家族は温かくとても大切なものだ。
ヴェルトイヴなんて誰が探しにいくかよ!
旅なんてするもんか!
一生この家にいてやるぜ☆
物語を放棄したくなるが、主人公なので我慢する
弟だったら剣を教えてあげよう…
そう心に誓う、こうして夜がふけていく。
現在俺は、ミル先生と共に炎魔法の習得に励んでいる。水魔法と風魔法は習得したが全然戦力になりそうにはない。
水魔法はバケツ一杯分の水を相手にかけるだけだし、風魔法は一時的な突風をおこす程度だ。
この世界の魔法は生活のために有るものがほとんどだそうで、鍛えてもそこまで強くなる訳じゃないみたいだ。
ただ、個性魔法に関してはレアで強い魔法があったり、力のイメージが炎なら炎が個性魔法になり、強い炎魔法が使えたりするそうだ。
人々の大半の個性魔法は属性強化で強い炎や強い水強い雷を出したりするものらしい。
力のイメージが治癒という人は珍しく、強力な治癒魔法が使える人はとても希少だそうだ。
俺の個性魔法はレアでよかった。なんたってレアだからな。レア
ミル先生自身も個性魔法は水でとても強力な水流を操る。最近はしっかりミル先生の魔法講座を聞き知識和や蓄えている。
魔法を知ることが世界を知ることであり、強くなるための近道だそうだ。
ここまで読んでみていかがだったでしょうか?
初めての事なんで全て手探りで書いてますが、いただけないところがありましたら、僕の顔面をぶん殴る勢いで批評、感想お願いします。




