第1章 1話
低学歴ゆえにおかしいところや間違っているとこなどあると思いますが、読んで頂ければ幸いです。
批判やご指摘などを書いた後に少しだけよかったところを書いてもらえらばギャップ萌えします。
敵を鋭く見抜くつり目な眼光
敵を近よらせない脇汗
敵を混乱させる俺の顔面
アニメで鍛えた中2の魂
圧倒的なこの右手(まだ目覚めてはいない)
最強?の俺に敵はいない…はずだった。
「お前は死んだぞ」
2mはあるであろう大きな男に笑顔でそう告げられる。そいつは悪役のイケメンという顔だ。
しかし死んだ覚えがない。昨日はいつも通り美少女フィギアを見つめてなでたりゴソゴソして、可愛がったのちに普通に寝たはずだ。
「俺はどうして死んだんですか?」
「え…え~っとだな、それは、まあどうでもいいじゃないか」
「いえ、自分の死際ぐらい教えてくださいよ」
「まあ、なんというかな~…う~ん、そうだ。グロテスクだから本人には言えないな!うんそうだ、そうだ。まあドンマイドンマイ」
なんか、とても怪しいが…
俺は本当に死んだのか?
男が嬉しそうに語ってくる。
「そうですか…俺はもう死んだんですか…」
「まあ、そう慌てるな。少し頼みがあるので肉体が死ぬ前に魂だけ拾ってここに連れてきたのだ」
17年足らずの人生ではやり残したことがたくさんある。
くそ、女性の胸をパフパフしながら清く正しく謙虚に生きるという夢が…友達を作るという夢が…
その前に部屋のものをおばあちゃんに見られてしまう。
まあ、後悔してもしょうがないので男の話を聞くとするか。
何故こんなに冷静かって?フフッ、死んだときに目の前に男がいるということは、転生確定ではないか。絶対転生するっしょ?
少しばかりの愛しさとせつなさと心強さを胸に抱き話を聞く。
「俺の頼みをきいてくれるなら、お前の魂をさっき死んだばかりの別の人間に入れて生き返らせようと思う」
「思ってた転生と違いますね?魔法使いに転生すると思ってたんですが、地球じゃ童貞の30代魔法つかいにしかなれませんよ?」
少し残念である。
「同じ世界の人の中に入ったらお前日本に行って元の家族に今日の事や転生したこと話すだろ?それは少々まずいから異世界の人間に入ってもらう」
異世界だ、やっほーい!
「それでその世界は魔法とかあるんですか?というか何で俺の魂をここへ?」
「魔法の世界だがお前は剣道してるだろ?剣で十分じゃないか?お前の魂を救ったのは、何故かお前にしか干渉できなかったからだ」
俺は8年間剣道を習っており剣についてはかなり強い自信がある
「そうなんですか。では手伝いとは何をすればいいんですか?」
「それは今度話すとして今は転生先の人を選んでもらうか。つい、さっき死んだ100人の男をリストアップするから好きなやつを選べ」
元の顔が良くないのでこれはいい。どうせ転生するならイケメンに限るからな。
100人の顔がリストアップされる。
結構なイケメン揃いだ。さすがは異世界というところだろう。
俺はその中で長髪のものすごく美男ですね。というやつを選んだ。
「こいつにするのか?追加情報としては17歳で153cmで43kgだ。じゃあ転生するか」
ちょっと待て、17才で153cmってチビじゃないか!あぶねえ。別のやつを探すとするか。
「こいつの身長体重の情報は?」
俺は銀髪のやんちゃっぽい美男ですねを選んだ。
「14歳で162cm48kgだ」
14歳か、まあ若い方がいいか長く生きれるし、決まりだ。
「この子でお願いします。」
男にそう告げると男は精神統一を始めた。
「これからお前はその男ルイ・ウォルコットの体で生きることになる。転生した事は隠して生きろ、記憶喪失ということにしてうまく馴染んでくれ、そして時が来たら俺を手伝ってほしい」
「分かりました。神さまあなたには感謝します。憧れの転生をしてくれるんだからどんな頼みも聞きますよ」
「それは助かる。しばらく魔法の基礎でも習うと良いとりまがんばってくれ」
「あ、チート能力もらってないのですが?」
「お前にそんなものはやらん!そんじゃ」
「え、あ、ちょっと待…」
光の渦に巻かれながら少しずつ意識が飛んでいく。
ルイ・ウォルコット逝きまーす
気がついた俺は勢いよく飛び起きる。
まわりでは何人かの人達が地面に穴を掘っていた。
俺は危うく土葬されるところだったようだ。
転生してすぐ生き埋めなんて冗談じゃない。
一応、上手く転生したようだ
「な、、生き返った、生き返ったぞ」
「し、死んでなかったのか」
「ルイ、ルイよかった本当によかった」
「おにいちゃん、おにいちゃーん」
回りの人が駆け寄ってくる。みんな異世界っぽい服や顔立ちだ。
ひとまず俺は父、母、妹らしき人たちに連れられ家へと帰ることにして、自分が記憶喪失ということにして説明しておく。
記憶喪失にしては冷静すぎるが、大丈夫だろう
そう告げると驚いた表情を浮かべ困惑しながら話てくる。
「本当に、何も覚えてないのか?」
「うん…」
「そうか、俺はサンド・ウォルコットお前の父だ」
ルイ・ウォルコットを少しふけさせ渋くしたという印象だ。
「私は母のレイラ・ウォルコット。そしてこの子が、妹のルーファよ」
美人な母が右隣のかわいらしい女の子の頭に手をおきながら説明してくれた。
灰色っぽい髪の毛にぱちくりとした大きな瞳を持つとてもかわいい妹だ。
「俺達のことも覚えてないのか…」
悲しそうな顔で父サンドが呟く
「ということは魔法も覚えてないのか?」
「前の僕は魔法を使えたのですか?」
「ああ、使えたどころか、お前はこの国のエアル魔法学校で第3席だったんだ」
よくわからんがすごい。前のルイがすごい魔法使いなら俺にだってすぐできるはずだ試してみよう。
「父さん、ちょっと魔法を試してみてもいいかな?」
「ああ、あれ達もそれは気になる」
炎やら水やら風やらを出そうするが、出てこない。
ポーズが違うのか?
魔法少女クリンちゃんのポーズではないようだ。
こうか?これか?こうなのか?
様々なポーズをとる俺に冷たい視線が注がれる。
「一旦、家に戻りましょうか…」
家に戻ってこの世界についていろいろと聞くことにしよう。
魔法使いは貴重でこのジパン国では優先して魔法を教えているそうだ。
これから俺が通うエアル魔法学校では1~6年生までの6年間を費やす。
しかし才能がないものも多く、魔法がろくに使えず卒業する人もいるらしい。
その中でルイは4年生にして第3席の力をもつ魔法使いですでに国から有望として注目されていたようだ。
しかし才能ゆえに暴れものでやんちゃな問題児だった
「父さんや母さんは、お前がすごい魔法使いになって国に認められたことは嬉しかった。だがこの4年間でお前はどんどん手がつけられなくなってとても大変だった。こうして話すの久しぶりだ。」
前のルイはやんちゃ故に家族とは会話がなかったのだろう。
ここまでの話しをしていると、とてもいい父だと理解した。
これなら記憶を無くしたという俺を受け入れてくれるだろう少し安心した。いい親だ。
俺の本当の両親は仲が悪く子供の俺にも暴力をふるっていた。ちなみに離婚している。
俺は剣道を習うと同時におばあちゃんに引き取られたのだ。
おっと、こんなつまらない話はトイレに流そう
「魔法の事は心配するな。明日父さんと一緒に学校にいこう。今日はもう休め」
たくさん話をした所で父サンドが言ってきた。
おやすみと返事を返し俺はベッドに倒れる
おばあちゃんは心配してるだろうな。
少し元の世界の事を考えてみたが大した未練はない。おばあちゃんが心配してるだろうな、という程度だ
イケメンに生まれ変わり魔法を学べるし、なんたって異世界だ。憧れの異世界だ。
いつも魔法少女クリンちゃんのアニメを観ながら異世界に憧れていたんだよ!
これからどうするか?ひとまず魔法を覚えてみたいロマンだからな。それからあの男の頼みを聞くとしよう。
転生に浮かれてとても重要な事を忘れていた。
いつも寝る前に遊んでいた美少女フィギアのルンルンがない。致命傷だ。もとの世界に帰りたくなった気がする。
ルンルンがいないと眠れないじゃないか
ルンちゃ~ん。アイルビ~バ~ック
しかし困っていた俺のもとへ天使が舞い降りる。妹のルーファだ。
「お兄ちゃん、今日一緒に寝ていい?」
あまりにもかわいかったのでルンルンの代わりにすぐさま布団に入れる。
俺は、この世界に来て魔法よりも先にシスコンに目覚めたようだ。
眠りながら少しルーファと話をすることにする。
ルーファは俺の1つ下の13才らしい。
「お兄ちゃん、本当になにも覚えてない?」
「ごめんなルーファ、全くなにも。」
「4年前のことも?」
4年前に何かあったのだろうか?
ルイは妹に手は出していないだろうな?
こんなかわいい妹に手を出して、うらやま…
間違えた。ふざけやがって、少し心配だが何があったか質問してみる。
「ルンバ森林で迷子になって魔物に襲われてるところをお兄ちゃんが探し出して助けてくれたんだよ。魔力もないお兄ちゃんが魔物から守ってくれたの」
ルイ・ウォルコットの事を誤解していたようだ。
どうやら優しい兄だったようだ。
「お兄ちゃんその時に魔法に目覚めて学校に入ったんだ。それからお兄ちゃんとても強くなったけど私とどんどん話さなくなったんだ」
「また、強くなってルーファを絶対に守るよ」
今日できたばかりの妹にそう誓った。
だってこんなにかわいいもん絶対守るもん。
これがシスターコンプレックスという魔法かなるほど恐ろしい魔法だ。
この魔法を解くすべはないだろう。すごい魔法をかけられたもんだ。
こうして俺は異世界で初めての眠りについた。
「ルイ、おいルイ」
渋いナイスガイの父サンドに起こされると窓から朝日が差し込む。
異世界での初めての朝だ。
この世界の食事は地球と比べると少し質素なようだ、朝ごはんはパンとスープと豆だった。
先進国と比べて劣るだろうがこのレベルならこの国でもやっていけそうだ。
急いでパンを詰め込むとサンドに連れられエアル魔法学校へ向かう。
学校へは一時間ほどでつくらしい。
「結構歩くんですね。」
「この街から一時間なんて結構ラッキーだぞ。
良いところに作ってもらったと思ってたが遠いか?」
俺は高校へは20分でついた。
一時間も歩いたことがないから大変だが、貧しい国では何時間もかけて通学するらしいからそれに比べれば一時間は助かったかもしれない。
「お前が昨日、いきなり心臓を抑え倒れて死んだと聞いたときはとても驚いたが、元気なだけとても助かった。記憶とか魔法とか気にするなよ」
「ありがとう、父さん」
いい家族の元へ転生したようだ
少し偽っているのは申し訳ないが死んだ息子を生き返らしてあげたんだと前向きに考えておこう。
ここまで読んで頂きありがとうございます。つまらないと思われた方も是非諦めないで3話まで読んで頂きたいです。
3話まで読んでもつまらないと思ったら僕の顔面フルスイングしてもらってもOKです。




