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隣の天使様が今日も心の中で信じられないくらい毒吐いてて怖い  作者: 日暮キルハ


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 中間考査が終わり、補習が終わり、校外学習が終わる。

 その二週間後には期末考査が始まりそれすら終わってしまったのであとは夏休みを待つのみ。

 

 そんなわけで、消化試合感の否めない授業を惰性で乗りきった放課後に天羽さんは切り出した。


「(……この時期は、告白が増えてしんどい。本当に、しんどい)」


 そういや今日はいつもに比べて図書室に来るのが遅かった。

 この様子を見るに告白を捌くのに時間がかかったらしい。


「(今日だけで三人から放課後に告白された)」


 告白のトリプルブッキングとか初めて聞く事象すぎる。

 こういうのを見てるとモテすぎるのも考えものだなぁと思う。

 まぁ、かくいう俺も今日は放課後に呼び出されていたのだけど。


「(……? ……は? あんたが……? ……なんでそんな嘘つくの? 死にたいの?)」


 判断が早すぎる。

 しかも別に嘘でもなんでもないし。


「クラスの男子連中に呼び出されてたんですよ」


「(……? なんで?)」


「いや、溺死か焼死か生き埋めのどれがいい?って」


「(……なんで?)」


 そんなの天羽さんのせいに決まってる。

 あの校外学習の日から向けられる敵意と殺意がえらいことになってるのだ。

 期末考査挟めばさすがにほとぼりも冷めるだろうと思っていたのだけど、今日の様子を見るにそういうわけにもいかないらしい。


「(……それは……ごめん。……あれは、さすがに私が迂闊だった)」


「いや、わざとじゃないし別に気にしてないですよ。放っておけばそのうち収まるでしょうし」


 まぁでもなるべく早く片付けるなら少しでも接点は減らしていった方がいい気がする。

 ここで会うのも今日で最後にした方がいいかもしれんね。


「(うん、それは私のストレス発散が出来なくなるから嫌だけど。あと、夏休みの間はどうやって会う?)」


 もしかしなくてもあんまり悪いと思ってないな?

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