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1話 妄想が現実に

思い付きとふとしたきっかけで書き始めた作品ですんで粗いところも多いでしょうが、たのしんでいただけると幸いです。

 特段何か思うこともないが「今日も平和だな~。」なんてつぶやく。


俺はいつも通りなんとなく思う「行きたくない」という気持ちを音楽の文字通り従業員総出でお出迎えされているような気分で押しつぶしながら学校に向かっている。ただまぁ退屈なのは変わらないわけで、


魔法が使えたらな~…と、中二病をこじらせた妄想なんかをしながら、

 いつも通りの交差点でいつも通り信号が青になる瞬間を待ち、歩く。


しかし今日いつも通りじゃないことが一つ、視界の横から飛び込んできた。

 その刹那、時が止まった、、、ような気がした。飛び込んできたのは信号無視の車が一台、とっくに赤の信号に間に合わせるような速さで突っ込んできている。


止まった視界の中文句があふれる

(この辺りじゃめったに見ない速度出しやがって、歩道と車道で信号の切り替わるタイミングが違うのが何のためだと思ってんだこのカスは、はぁ~死ぬか?これ)

「ドンッ!!………」

次の瞬間吹っ飛び、真っ白になる頭をどうにか落ち着かせようとしたとき

「ガッ!!っ)と頭に衝撃を感じた、、、?


わからない、死んだのかどうかも知らず、気づけばありがちだが真っ白の空間に俺一人。


そう

俺一人だ、、、え?!神は??」

声に出さずにはいられない、一人、一面見渡しても白色が広がっている、この白色が何種類あってどのくらい鮮やかかは俺には識別できないがとりあえず白だ。

「……………………………………………お?

…………………………………………

あ~来た来た、やっとだよ読み込み遅いなゲームかよ」


同意書と見出しのように書かれた一枚の……パネル?のようなものが浮き出てきた。

はぁ~何もいないの次は長ったらしい利用規約みたいなのが来たよ、

まともに読んでいられるかよこんなもn…………


「魔法やオーラ、様々な技能、能力、或いはそれに準ずる超常現象や生物が存在する世界への招待

以下その招待の条件…………………………」


うむ、同意一択だなこりゃ条件に関してはまぁ大したもんじゃないだろた多分。


「まあ?ユーザ登録的な手順がありがちなもんよなこう言うものは(ゲームじゃないけど)

とりあえず同意しよう!」


「いやマジか、あんま思ってなかったけど次の画面あるんだなこれ。」

どうやら異世界に()()するときの設定がいじれるらしい。


項目は意外にもシンプル、しかし量が異常に多い、いろいろ交換というような形で能力を上げたり下げたりできるらしい。


項目はざっくり十段階ずつでポイントを振ることができ初期値が0ではなくどれもバラバラに設定されている。おそらく今の自分の能力、またはポテンシャルが表れているのだろう。上を見ると初期設定、初期装備とタブが分かれている。


あまりに分かりやすすぎるUIに疑問も浮かぶがどうやら途中での変更が一度だけできるらしい。

ありがたい救済措置に涙がで、、、ない、だれのための救済措置だろうかこれは、まぁどうでもいいか。


記憶交換を押すと意外にもオプションが多く設定されている。

思い出、知識、学んだ技術、それぞれが細かく年代から内容まで選ぶことができる。


思ったよりも偏りが激しい、どうやら思い出>技術>知識、その中でも俺が重要だと思うもののポイントの配当が多く設定されているようだ。


「さらば俺の17年ちょっとッッ!!、、、」

しかし今の俺が消えてしまうのは大問題だ、いやな思い出となけなしのPCの技術は捨てるとして、知識として残ったものは配当も少ないし必要そうなものとさすがに箸とか生活で必要そうな技術も置いておこう、(てかこれ技術扱いなのか)、、、


あと俺の好きな曲の思い出、、、これがなきゃ気分を紛らわす手段がない、、、。


重要なのは設定だ基本は今のままで問題ないが、魔法においてはすべての値が0になっている、他も決して高くはない、


魔法に分類されているものと、成長に必要なところを上げるのが妥当だ、


俺は「体内魔力総量」、「魔法出力可能量」「魔素吸収速度」を全振りそして俺にとっての超能力関連の才能を2段階、「理解力」と「魔法技能」を残りで上げた。

もちろん身長は1体格には2ポイント振った。

必要だよ。

もちろん。HAHA!!

さあやっと、、、、、、



、、忘れてた初期装備を選ばなきゃ

タブを変更すると出てきたのは、

「衣服」

「住居」

「食事」

「鞄」

「???」

の五つ、上四つは5段階、最後の一つはチェックボックスだったが、しかしポイントがない、、、


いや捻出することは出来る。しかし俺の心を幾度と救ってくれた音の思い出を捨てると言うのはかなり博打であると主張したい。


俺が今まで出会った名曲をもう二度と聞けないに等しい、、、どうするか、、、


気がかりになるのは最後の一つのチェックボックス、項目だけでは内容がわからないよく見るとこいつは5ポイントでチェックできる。5ポイントで得られるものは上が五段階なことからそれなりにいいもののはずだ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


やるしかない、、魔法が使える世界で早死にだけは勘弁だッ!

俺は音の記憶をポイントと交換した。ハッw!曲の思い出は思っていたよりもはるかに俺にとって大事だったらしい。もらえたのは合計13pt、俺は衣服、住居に3ずつ、食事に2、そして最後の一つを選ぶことにした。


はじめよう、これからが俺のさらに中二病をこじらせるであろう人生を!!




面白かったら高評価お願いします、あとどこが良かったとかここ変かもとかあったら知りたいので感想もどしどしお願いします。

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