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逃げる?戦う?

この状況どうしよう。

よし作戦を思いついた。

1 三人を置いて逃げる。

メリット 逃げれるかも知れない

デメリット 幼女から離れて俺オワタ

2 冒険者を倒すというか殺す

メリット 逃げれる

デメリット そもそも倒せそうにない

3 降伏する

メリット 見逃して貰えるかもしれない

デメリット 討伐されるかも

これ、詰んでね?

「ド、ドラゴンが喋っている!?」

どうしようか?ここはヨル達に頼ってみるか。

「ヨルどうすればいい?(小声)」

「うーん。分からない。キユとサヨは?」

「私はロコには逃げて貰いたい」

「うーん。私的には話せば良いと思うな」

意見分かれたー。

「ロコ。ロコはどうしたいの?」

どうしたい、か。どうすればいいの?こういう時は神に聞くのが良いのでは!?

おーい神ーゴッドーウギラー髪ー紙ーペーパー

くっ反応が無い。最後らへんはボケたらツッコミすると思ったのに・・・

俺がどうしたい、か。

「ま、取り敢えず話してみるよ。」

「ロコ、本当にそれでいいんだな?」

「おうよ」



「冒険者の皆様初めまして。俺はロコと言います。ま、見ての通り喋るドラゴンです」

さて反応はどうかな?

ん?1人だけ品定めしているみたいに見てる奴いるな

「あのすいません。あなたは誰ですか?」

「!?」

あれ?なんかすごいビックリしてんだけど?

「・・・おっ俺の名はドルボ。今は冒険者をしている」

お!こいつはまだ話が出来そうだわ

「お前はロコって言ったな。お前は何者なんだ?」

「いや何者とか言われても、さっきも言った通り、喋ることの出来るドラゴンですが」

「そ、そうか。とっ取り敢えず無事で良かった。あのサンガーの囮になったのに生きているとはな」

「ええ」

ま、実際は話しただけだけどな。

「取り敢えず、ギルドの方へ戻るとしよう」

うーん。一応は安全かな?

「ヨル、取り敢えずは上手くいったと思う」

「うん!良かったー!」

「でもギルドでまた話す必要がありそうだね」

「うっ、そこも頑張らないとだな」

「ところでロコ。その持ってる木の実って何?」

「ん?これか?なんか知らんがあの虎が置いてった。」

「あれ?これは雷知の実じゃないかしら?」

「ただのライチの実かい!なら腹減ったしとりあえず小腹を満たしておくか」

いただきまーす。

パクッ ムシャムシャ ゴックン ビリッ

?なんか急に痺れて来たんだけど?

「あーーーーー!?雷知の実がー」

へっ?なんか急にサヨが叫びだした?

「どうしたサヨ?急に叫んで?」

「キユ。ロコが雷知の実食べちゃった。」

「はぁーーーーー!?」

ん?どうした?まさかライチの実が特別な物だったとか?

「おいロコ?」

「なんだよ?」

「雷知の実を本当に食べたのか?」

「へ?食べたけど?もしかして食べちゃいけない物だった?」

「はぁーーー!?」

あれ?なんかキユが固まったわ。どうした

「おーいそこのドラゴンと3人さっさとこーい!」

あ!呼んでるし行かないと。

「とりあえず行こうぜ」

「そっそうね。ほら行くわよヨル、キユ」

どうしたんだ?ライチの実にしてはなんか違うが。この世界では普通だと思ったんだが?






「おっほん。生きていたのかドラゴンよ」

「ああ。てかギルドマスター。その右手に持ってるものはなんだ」

右手には2メートル弱位の剣を持っている。あれ絶対重いだろう。

「本当にはなせるとはな」

「ああ。で右手に持っているものはなんだ」

「お前がもし抵抗したときのための武器じゃよ」

「恐ろしいこと言うなジジイ!?」

「大丈夫、殺す気は無いぞ」

「武器のせいで言葉を信じれねぇーよ」

「それはそうと、なぜ話せることを隠しておった?」

「ドラゴンが喋るなんて普通じゃありえないからな」

「なるほど。無駄に高い知能があるのは喋れるからかの」

「知能はあるしある程度はわかるわ!」

「ほう。ならこの試練を解いてみよ!」

「あ?」

急に頭の中でモンスターが出てきた。

「おいジジイ!なにしやがった!」

「だから試練と言うておるじゃろ。それはハンターが受ける試練じゃ。知能あるお前ならクリアは可能じゃろ。そいつを倒すのじゃ」

「そうか。やってやるよ!」

俺は試練に挑むこととなった。






同時刻ある草原にて・・・

「いや、まさか我と話せる者がおるとはな」

草原に威風を放つ虎がいた。

そう。サンガーだ。

「あやつに雷知の実をやったが説明が出来んかったのが痛いの。ま、あやつなら使いこなせるだろ。なんせ我が認めた者だからな。それよりも目の前の問題をどうにかせんとな」

サンガーの周りには人のような者達が立っているのだ。

しかしそいつらは虎の前で怖がることも恐れることもせずただ無表情で立っている。

「ふ、貴様は相変わらず無表情で無口だな。ヒューキル軍の幹部ベルデモスよ」

ベルデモスと呼ばれた人のような者はその言葉にも反応しなかった。

「我は話すことが好きなのに貴様らは話さず殺そうとしてくるから嫌なんだがな」

ベルデモスが右手を上げ、手を振り下ろした。

それを合図にサンガーの周りにいた人のような者たちが襲いかかった。が、

「雷よ。我の周りを飛び交う者共に罰を与えよ」

サンガーがそう言ったとき、急にあたりに雲が出来、眩い閃光を発しながら周りの人もどきに降り注ぐ。

雷が止んだときそこに残っているものはベルデモスただ1人だった。

「さて、ベルデモスよ。あとはお前だけだ」

ベルデモスは何も言わず武器を構える。

「ほう。普段のお前なら逃げるのにどうしたんだ?」

「・・・こうすることが俺の使命だからだ」

「ほう。まさか今まで話さなかったベルデモスが話すとはな」

しかしベルデモスはまた話さなくなった。

「使命とは我を殺すことなのか?」

ベルデモスは返事の代わりに武器を投げつけた。

しかしサンガーに当たる直前で雷が落ち武器が地面に落ちた。

それを見たベルデモスは静かに去っていった。

「何がしたかったんだあやつは?」

サンガーはベルデモスに与えられた使命のことを考えた。

「ま、恐らく投擲などの攻撃は喰らうかどうかのことだろうな」

サンガーはその後、自分の寝床に戻り眠りについた。

ごめんなさい。

とても遅くなってしまいました。

理由としてはただの面倒臭がりのせいです。

今度は早く出そうと思いますので何卒宜しくお願い致します。


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