転生して待っていたのは膝枕
俺の名は桐谷風太。24歳の無職だ。
しかもアニメとゲームが大好きだ!
(ちなみに一番好きなゲームはモンキルだ。モンキルとはその名の通りモンスターをキルするゲームだ)
しかし大学は首席で卒業し運動神経も良い方だ。
ではなぜ無職なのか?それは俺がロリコンだからだ!
そもそも俺がロリコンになった理由だが高校2年の時···俺はインターネットでアニメを見ていた。
その時ある小6のキャラが出てきたとき心にズッキューンときたのだ!
いじめ?もちろん合ったが得意の空手と柔道でなんとかねじ伏せた。
他にも合気道をやっていた。
まあその話は置いておこう。
俺は今道を歩いている。
まだ見ぬかわいいロリを求めて!
(あ?こんな俺だがもちろん犯罪は一回もしてないぞ)
いや本当はゲームの限定版を買うためだけど
「それにしても今日は暑い!くそこれではまぶし過ぎてロリが見えにくくなるではないか!それに信号が見えにくいこれではロリが事故してしまうではないか!」
てか本当にまずいな!
見えない以前に熱中症になるぞ!
てか急がないとモンキルの初回限定版が売り切れてしまう!
~30分後~
「よかった~♪なんとか買えた♪早く家に帰ってプレイするぞ~♪」
あれ?あれは···まずい!
ロリが信号無視の車に轢かれそうになっている!
くそ、間に合え~~~···そこで俺の意識は途切れた。
最後に見たのは轢かれそうになった女の子が横断歩道の向こう側に座り込んでいる姿だった。
······「・い・・ろ!起きろよ!」
「ギャー~~~」
目を覚ますと俺は悲鳴をあげていた。
何故かそれは18歳くらいの青年が顔を覗いていたからだ!しかも頭には柔らかい感触。つまり膝枕である。
「ちょっとそんなに拗ることないだろ」
「うるせー!俺は膝枕はかわいい幼女にしてもらうつもりだったんだよ!」
「うん。何かごめん」
「はあ~~」
とりあえず落ち着くか。
「お前は誰だ?」
「あー私はウギラ・ホース。ウギラと呼んでくれ。私は君らで言う神と言う者だ」
「ほ~で神様が俺になんの用ですか?(神こいつ何言ってんだ?そんなものいるはずがないだろ)」
「いや君は人生に悔いはないかい?」
「無い!」
俺は即答した。
「え?いや君はロリに膝枕してもらうんだろ?」
「でも神様が目の前に居ると言うことは死んでしまったってことですよねー(棒)」
「だから君に異世界に飛ばしてあげる」
こいつ何いってんのか意味が分からないなということで俺は神?の言っていることを適当に聞き流した。
しばらくたって
「よしこれでOKではそこにたって」
「え~動きたくない」
「動けよ」
「はいはい分かりましたよ」
俺は渋々指定された場所に向かった
「では重要なことをもう一回言うよ。君は今からサウジアと言う大陸に行く。さっきも言ったが何になるかわ分からないから」
「は?」
「行ってらっしゃい」
「え~~」
俺の意識はまた途切れた···
俺はまた目を覚ました。
ついたのか?と思い周りを見渡してみると道に座っていた。
いや座っていたと言うよりは目に見えるのは木の幹だからそう思った。
しかし見えている端には翼が見えていた。
(なんだこれは?)とよく見ようとしたとき近くからドドドドドドドドいう音とともにまるでアナコンダみたいな蛇が来た。
いや~まるでお腹が空いているように見えるぞ~。
何て思っているとその蛇が口を開けた。
「にっげろ~~~!」
俺は必死に走った。
どれくらい走っただろうか。
後ろを振り替えると蛇が居なくなってるではありませんか。
と思ったら木に擬態してた~。
くそ降りきるのは無理か。
ってあれ?地面がない?
「うぎゃーーーーーーーー」
俺は高い山から落ちていた。
どうすれば良いんだ。
アニメとかではここで手を上下したらちょっと浮くんだよな。
やってやるぜ!ウォォォォォォ···
うっ浮いてる!てか飛んでる!
風が気持ち良いぜ!俺は手を上下させるのを止めてしまった。
つまり落ちます。
やばいもっかい手を上下に···風が邪魔で無理だ!
俺はここで死ぬのかよ···膝枕してほしかったな
「·······あれ生きてる?」
なんだろう頭に柔らかい感覚が···?
「あ!起きた?」
え?俺は困惑した。
なんと幼女が膝枕をしてくれているではありませんか。
「えっとこれはどういう意味だ?」
「う~んどうしたんだろドラゴン元気がないな~」
おい待て。
この子俺の言葉が聞こえてないのか?取りあえず周りを見るか···
とりあえず分かったことは目の前に黒髪で黒色の瞳の可愛い少女がいてここは、この子の部屋と言うことだ!あの蛇はどうなったんだろうか?まあいまそれよりもこの少女についてだな!
「なんで俺はドラゴンって呼ばれたの?」
「あ~なるほど!お腹が空いていたんだね!何かあげる」
これはまずいぞ。
話が通じないから情報が得られない。
て、おーいそっちいかないで~ご飯よりも先に情報が必要だよ~
········うん、話が通じないから不便だ。
ん?てかまてよここは異世界ならそういう道具があるかも!
「はーいごはんできたよー」
と思ったら少女が戻ってきた。
まあお腹空いたしいいか
~15分後~
美味しかった!少女のご飯は最高だ!
あれ?なんか忘れているような?
·····まあいいか俺はこの少女とここで暮らすぜ~
「う~んこのドラゴン保健所に連れていった方が良いのかな?」
え!?俺のここでの暮らしは終わり!?まてまておかしい俺はここに居たいんだ
·····とか言っても聞こえ無いんだよな。ハァーーー。
『おいロリコン』
!?いきなりどこかから声が
『僕だウギラだ。聞いてるか?』
ああ。てかどっから話かけてんだよ?
『ああ。君の脳に直接話かけているんだ』
おい、それは大丈夫なのか?
『いま生きてるから大丈夫だよ』
最悪だな。
『ところで君はいま困っているね』
ああ。人に話が通じないからどうしようもない
『仕方ない。今回だけ特殊能力を渡そう』
特殊能力?
『うん。今からあげる能力は様々な言語を話せる能力だ』
おおそれはありがたい
『では異世界ライフを楽しんでくれ』
おお
「あっあのー」
「え!?ドラゴンが喋ってる」
「あはは」
「すごーい」
「ごっごほん一つ良いかな?」
「いいですよー」
「えっと君の名前は?」
「私ですか?私の名前はヨル。モルユリ·ヨルです」
「へー。ヨルちゃんか」
「ドラゴンさんのお名前は?」
「あー俺は···おれは···おれは···名前は無いな」
「なるほどナイナさんですか」
「いやいやナイナじゃなくて無いんだよ」
「そうなんですか?」
「ああ」
「なら付けますね名前」
「え?」
「う~ん····そうだロコ、ロコがいいな」
「あ、うん。そのありがとう」
「で、ロコさん」
「あ、ロコでいいよ」
「そうですかではロコ、ロコはなんでウルボロスの森で寝てたんですか?」
「ウルボロスの森?」
ああなるほど俺はあれから落ちて気絶したんだなえーっと
「いや近くの山から落ちてしまってな」
「そうなんですか。それはお気の毒に」
「ところで君はここで一人で住んでるの?」
「いえ二人の友達と住んでます」
「へー。でその子達はどこにいるの?」
「う~ん分かりませんあの子達自由なんですよね」
「へーお父さんとお母さんは?」
「!?」
あ、不味いこと聞いてしまった
「むっ無理に言わなくていいから」
「いえお父さんとお母さんは······働いています」
「え?働いている?」
「はい魔王の城で····」
もっもしかして奴隷とか
「楽しく働いています」
「はー!!? ちょ魔王の城で楽しく働いているの?」
「あれ知らないんですか?私達の住んでるこの大陸に住む魔王はとても友好的なんですよ」
「えー!?」
「だって魔王はこのサウジアに来たときこのサウジアの王様に「あの~これつまらない物ですが~」と言ってこの大陸の外にある小麦という物を渡しましたから」
ええー!?この世界の魔王どうなってんだよ!魔王は世界を壊そうとしてるんだろ普通は。なのになんで来てから渡してんの?しかも小麦!もうこの世界終わってるよ別の意味で
「うっうんそうなんだ」
「笑っちゃいますよねー」
「そっそうだね」
がちゃ
「ただいま~」
「あ!お帰り~」
うん?そこには緑髪で緑色の瞳の少女がたっていた
この小説を見てくださりありがとうございます。
しかしこの小説の投稿は不定期なので気長に待っていてください