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魔龍石(いし)  作者: 雷田十字郎
9/46

チャンス

「で、どうすれば?」

「カンタンや。

外に出て、バスにのぼって奇襲かけて

ボッコボコにして終いや。

上級者なら、もっと早いんやけど、

お前はまだまだ初心者や。

ええか、戦いの基本は、先手必勝!

悟られず、一気に終わらせるんや!

ええな!」

なんとなく分かった。

俺はまだまだ初心者。

基本に忠実にやろう。


そう思って、外に出ると、ふと思った。

「なぁ。」

「ん?」

「どーやって、のぼるんだ?」

「はぁ!?今更か!?

簡単やないか!?

ジャンプするだけやん!?」

「だからどうやって?」

「モタモタせんと、はよ跳ばんかい!

敵、来てまうで!」

言われるまま(急かされるまま)、

ジャンプしてみた。

すると、あっという間にバスの上だ。

「ワープか?」

「はぁ?脚力やろ!?」

「うわ、俺すげ!」

「ありがたくおもいな。」

なるほど、そういうことだったのか。

悠介は悟った。

これが魔龍石いしの力だ。

ゲームも、コントロールが良ければ、

届いているに違いない。

「何ボーッとしとんや!

悟られてまうで!はよしぃ!」

言われなくても!

この力で、チャンスをモノにしてやる!

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