表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔龍石(いし)  作者: 雷田十字郎
40/46

十字郎の弟子・衛

「さあ、行きますよ、衛さん。」

「まだだ、あそこの高校生を破壊するポイントをッ!!」

「無駄には使いません。それに…」

「何だ!?」

「少し、兄さんに…似ている気がしますから…」

「…フッ、まぁいい。行くぞ。」

「分かりました。出発致します。」

フッ…と、二人は消えていった。

「何だったんですかね、あの二人。」

「男の方は、知った顔だったんだが…」

「え?誰です?」

「衛という男。あいつは…橘を越える唱能力の持ち主。お前の親父の、弟子の中でもな。」

「親父の弟子!?」

「最早唱えずとも能力を使うとは…恐ろしい男だ。」

「じゃあ、『弱点合図ウィーク・サイン』ってのも…」

「いや、そんな能力はない。少なくとも、この刀を粉にするほどの威力はない。」

「じゃあ、知識とか?」

「恐らくはな。」

突然、

『お前らァ、一遍死ねェッ!!!』

刀の粉から、声が聞こえた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ