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魔龍石(いし)  作者: 雷田十字郎
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瞬間移動理論 其の3

瞬間移動理論 其の3。

俺は今、あのビルの屋上に行きたい。

強く念じながら、足を浮かせる気持ちで

跳ぶ。

ひゅん!

気がつくと、ビルの屋上。


─そして2度目の叫び声。

「きゃあーーーーーーーーーーーー!」

見つけた!森林公園だ。

そこで、なにかが起こった。

真ん中で、なにかが起こっているのが、

うっすらと見えた。

ひゅん!

数秒後には、もう瞬間移動ワープ

していた。

被害に逢っている〔誰か〕を助け、

これ以上被害を増やさないために!

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