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魔龍石(いし)  作者: 雷田十字郎
23/46

叫び声

次の朝。

夜の訓練を終え、ぐっすり寝た俺は、

フツーに登校しようと、階段を降りた。

すると…

「おっはよーう!!!!!!!!!!」

!?

「何で昨日、来なかったんだよ。」

気づけば3人。

雄大、透也、そして海月さん。

雄大、透也とは、いつも一緒に登下校。

だが海月さんは珍しい。

「大事をとって、だな。」

一応フツーに答えておく。

向こうから話すのを待つわけだ。

すると、

「よかったな、悠介。」

!?

予想外の展開だ。気になる点は2つ。

1、何故海月さんがいるのだろう。

2、「よかったな」の意味

「何で?」と訊くと、

「残念だが、教えられない。」

何でだよ。知らないことでよかったな、

て言われても、素直に喜べねーぞ。

まぁいっか。前者に至っては

確かめようがねーし。

俺から訊いたら、心の狭い人間だし。

特に確かめないことにした。


暫く歩くと、遠くで叫び声が聞こえた。

「きゃあーーーーーーーーーーーー!」

「!?」

「みんな早く学校に行け。」

「何でだよ!」

「いいから行け!」

俺がこういった理由は3つ。

1、(怪物がいた場合)皆を危険に

晒さないため。

2、怪物がいなくても、皆をトラブルに

巻き込まないため。

3、パニクる人数を減らすため。

まあこいつらがパニクるとは信じ難いが、

まあ念のため。

叫び声が聞こえたのは西からだ。

西には

─ビルがある!

ビル(そこ)からなら現場の位置を、

探れるかもしれない!


─それにしてもバカでかい声だなぁ。

こんな離れてても聞こえんのかよ。

超人か。

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