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魔龍石(いし)  作者: 雷田十字郎
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連れてこられた、その先

橘行雄が俺に触れた瞬間。

俺は古くて大きな倉庫っぽい所にいた。

「ここで訓練を?」

「いえ、違いますよ。そこには

瞬間移動ワープじゃ入れなくて。」

ワープ?この人が何を言っているのか、

俺にはさっぱり分からなかった。


橘行雄は何故か建物の中にある、

普通より大きなマンホールに手を翳し、

意味の分からない事を言った。

すると、マンホールが消え、

中を覗くと滑り台のようになっていた。

…………………………………………………………………………


「あれは『唱』と言いましてね。

声に出さなければなりませんが、

魔龍石いしと同等の力を得られます。」

魔龍石いしと同等の力か……………………

魔龍石これには、そんな力が……………

「ちなみに今は、直訳すれば

『我の眼を塞ぐ虚偽の板よ、失せよ』

と唱えました。君も勉強してみて、

損はないと思いますよ。

使う必要はありませんが、

怪物てきに使われたとき、

何をしてくるか予め予測できます。」

確かに彼の言うことにも一理ある。

だが今現在俺に必要なのは、

強くなることだ。本格的な実戦は、

この前のレベルの奴くらいには、

少なくとも余裕で勝てる実力だ。

考えていると、一番下まで降りてきた。

「ここは…?」

魔龍石いしや、『唱』を持つ者を

鍛えるための施設、イヴィルゲートです!」

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