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蕩ける世界  作者: パルティア200
2/3

動揺



「こっちですよー」


僕は素直に彼女に付いていく

ちなみにパンをさっき食べたので腹の具合 は良好だ


「なにボケッとしてるんですか?

早く歩いてください!置いていきますよ?」


いや、早く歩けと言われても……


「ちょっと、へその緒さん

どこまでいく気なんですか?」


かれこれ20㎞は歩いただろう

さすがに足はパンパンだった


「私はへその緒じゃなくて

リリーです!覚えてくださいね!」


正直どうでもいい


「後少しですから頑張って下さい!」


ていうか何処へいくんだろう?

それすら教えてくれない


~15分後~


「さぁ、着きましたよ」


目の前には天国と書かれた門


「ひょっとして、僕って死んでたりしちゃいます?」


恐る恐る聞いてみた


「何を言っているんです?それを今から決めるんじゃないですか」


うわぁ、通りたくないわぁ

ここまで通りたくない門は中学校の入学式

以来だわぁ


「帰っちゃダメ?」


「ダメです!」


そうして半ば無理矢理のかたちで門をくぐ

らされる


「ら、らめぇぇぇぇ」


神に祈るも願いは虚しく届かない

そりゃそうだ

だって僕の予想が正しければだが

目の前に立っているこの少女こそが



神なんだから



根拠?

あるよ

彼女の胸元に……





6ー2組 リリー マーリー

学科 神系




そんな学科、初めて聞いたわ!!










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