誤解
連載するつもりです
感想やアドバイスを頂けるとありがたい
やさしい香りがする
天然の光が暖かい
まるで母親の胎内のようだ
いや、当然そんな記憶はないのだが
例えってやつだ
話を戻そう
適度な湿気が心地よい
床も低反発で僕好みだ
そんな中で僕は目覚めた
「……うぅん…………うん?」
どこだ、ここは?
見覚えのないテーブルや椅子か並んでいる
フニフニする床
「これは……ベッドか」
確か僕はいつも布団で寝ていたはずだ
「女の子の匂いがする」
とりあえずベッドから這い出して辺りを
見渡して見る
「あっ!」
僕は気づく
部屋全体がピンク色をしている
そうか、ここは……
「……胎内だ」
道理で心地よいわけだ
自分の現在地を確認できてほっとした
ぐぅぅ~
ほっとしたらお腹がへったな
なにか食べたい でも ……へその緒はついていない
「おーい、へその緒さーん
お腹が減ったんだけど~
食べ物をもらえませんかね?」
返事はない
ぐぅぅ~
これはピンチだ
このままでは栄養失調で死んでしまう
どうしよう!?
まだ死ぬには早いだろ!!
生まれてすらいない!
ガチャ!
後ろのほうでドアが開くような音がした
誰だ!?
僕はバッと振り返る
すると、そこには……パンを持ったとんでもない美少女がいた
あぁ、素敵だ
とても素敵な……パンだ
遅いですよ、遅いじゃないですか
「どれだけ待ったと思ったんですか!!
へその緒さーん!!」
「誰がへその緒だ!!」
後で聞いた話だがここは胎内ではないらしい
多分、不定期連載になると思います
申し訳ないです