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絶対に復讐してやるからな!

「お前には変幻自在の武器を授けよう。そして彼の国を救って見せよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「痛てててて、ここはどこなんだよ」

見渡す限りの砂漠。地平線はどこまでも続いている。


俺は23歳で交通事故で死んだはずだった、あいつに出会わなければ。


交通事故にあい、痛みで意識がなくなりそうな時、俺を轢いた運転手が頭を掻きながら

「やべーやっちゃったよ、ゼウス様に怒られるわ。報告するのもめんどいしな~どこかに転生させるか」

と言っていた。

何言ってののこいつ?いやまず謝れよ。てか警察呼べよ。もうこっちは虫の息なんですけど、そう思っていたのも束の間、俺の意識は途切れた。


次に目を覚ますと、そこは俺の部屋だった。

あれ?俺生きてたの?あんなにぐちゃぐちゃになったのに?

そんなことを考えている時にベッドに人がいることに気づく。


「突然なんだけど、君は車にはねられ死んでしまった。君は3日後に死ぬ予定だったのにこれでは予定が狂ってしまう。だから急遽、他の世界に勇者として召喚することにするよ」笑いながらつぶやく。

何言ってんだこいつ。いろいろ意味わからないし、てかまず轢いたのお前やん。しかも結局3日後に死ぬ予定だったの?あと異世界に勇者?アニメの見過ぎだろと色々なツッコミが脳をめぐる。


「まぁとりあえず、もう決まったことだし何か欲しい能力とかある?基本的に何でも要望は聞くけど」

なんかどんどん話が進んでいく。いや待たんかい。こいつは何を言っているんだと俺は茫然と立ち尽くしていた。


「何もいらないの?じゃあ適当にくじで決めよっか」

そいつは何もない空間からくじを取り出し勝手に引いた。


「おおお、変幻自在の武器か。なかなかいいもの引いたね。え、俺は引いてないって?

まぁまぁ車にも轢かれて、くじも引かれてちょうどいいじゃん」


こいつ〇してやろうか。何も面白くないし、てかお前が言うな。自虐で言うならまだしもお前が言うな。


「ということで、お前に変幻自在の武器を授けよう。そして彼の国を救って見せよ」

この畜生はそう言うと、俺の頭を握りつぶした。

いや待てもっと転生させるほかのやり方あっただろう。トラウマだよ、頭つぶれるの。


そんなこんなで俺は異世界に転生してきたらしい。

余りにもスピーディー過ぎて台本でもあったのかと思う。

てかあいつがしゃべりすぎて、喋ることなかったよ俺。何も聞けなかったし、説明も救うことしか聞いてない。しかも転生先が砂漠地帯のど真ん中は鬼畜過ぎ。


色々あいつには聞きたいことがあったが仕方ない。こうなったらやることは一つ。あいつを〇そう。

この国を救えばあいつは出てくるはず。そこを後ろからブスッだ。


「そのためにも、とりあえずは砂漠地帯から脱出しよう。」

俺はまずは脱出するために砂漠を歩き始めた。


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