たった、【好き】と言うその言葉をキミに言えない、、、。
『僕には、ずっと大好きな人がいる。』
僕の名前は 『西川 あきら』 高校2年生の16歳。
そして、僕の大好きな人は隣のクラスの女の子。『猪田 風』17歳。
実は、、、中学1年生の時から僕は、彼女の事が大好きだ!
でも、、、なんか?
僕の気持ちを他の人に知られるのも恥ずかしくて、彼女に言えないでいる。
こんなにも胸が張り裂けそで彼女の事を、毎日考えて想っているのに...。
僕の出す態度は、、、彼女にだけ冷たい!
▽
例えば、、、?
彼女が何かを落として困っているのを見ているのに、、、?
僕は、周りの眼ばかり気になってただその姿を見ているだけだった。
そんな時、僕に話しかけてきた彼女。
『あのさ~! この辺に何か落ちてなかった?』
『見てない!』
『そ.そっか! ありがとう。』
僕の素っ気無い態度と冷たい言葉、、、。
彼女はどう思ったかな、、、?
本当の僕の気持ちは、、、一緒に彼女のなくしたモノを探したかった!
本当は心配で心配で、、、今でもあの時なくしたモノが見つかったのか?
気になっている!!!
▼
そして、ついに僕にとって【一番最悪な日】が来た!!!
放課後、教室で僕と仲がいい男友達3人で好きな子について話していた時の事。
『俺は、黙ってたけど、、、? 吉川の事が好きなんだよな~!』
『そうなの? 知らなかったよ! でも、吉川ってさ~他に好きな奴が
いたんじゃないの?』
『えぇ!? そうなの? どんな奴だよ!』
『いや? 人から聞いた話だからよくわかんないけどな! 確か、、、?
1つ上の桝田先輩らしいよ~!』
『まじかー!? スゲーショックだわ!』
『あきらは、、、? お前好きな女の子とかいるの? 聞いた事ないしな~!
いるのかよ!』
『いや? そんなのいないよ!』
『でもさ? オレはなんとなく、、、? 猪田の事が好きかなって思ってたん
だけどな~!』
『猪田って? 誰だよ!?』
『ほら? 隣のクラスの女の子だよ!』
『あーああ!! あの子か? 可愛いじゃん!』
『別に!!! 猪田の事! タイプじゃねーから!!!』
『なに? ムキになってるんだよ!!』
『...そんな事ないよ~!』
『ちょっとごめん、トイレ行ってくる!』
『おいおい? 逃げんのかよ~!』
『違うよ~!』
▽
教室の引き戸を開けると、、、?
そこに、彼女が立っていた!
『えぇ!? 猪田、どうしたの?』
『別に、、、。』
彼女はそう言うと、、、? その場から立ち去った。
まさか!? 開けたら、、、彼女がそこにいるとは思わないよ!
それに、【クソッ!】彼女に聞かれてしまった!?
【最悪だ!】
▼
そして、僕は彼女に呼び出された。
下駄箱に、彼女から置手紙が置いてあった。
書かれていた事は、【今日の放課後、屋上に1人で来て! 話したい事が
あるから...。】そう書かれていた。
流石に、昨日の今日で、、、僕も覚悟していた!
きっと、怒られるんだろうと......。
放課後、屋上に僕が行くと、、、?
既に、彼女が着ていた。
『ごめんね、呼び出したりして!』
『いや? 別にいいんだけど、、、? 話って何?』
『昨日の事、本当なのかなって、、、?』
『昨日の事、、、? 何の話?』
『私のこと、タイプじゃないって言うの?』
『いや? 違うよ! あのさ、うん、ごめん、、、。』
『違うんだ! 良かった!!』
『えぇ!?』
『私は、西川クンの事、タイプだから!』
『......』
『にやけてない!?』
『ニヤケテないよ~!』
▽
...不思議なモノだ!
僕と彼女は、あれがキッカケで付き合う事になった!
何がキッカケになるかは、わからないと言う事だな?
『でも必ず僕は、、、彼女に大好きと言うおうと決めている!』
最後までお読みいただきありがとうございます。