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最弱転移者のスローライフ  作者: 真ん中
5/76

5 もりのようかん

その後もスライムやなんてったっけ?

ウサギもどき?が出てきたがライムちゃんとヤマトくんがばっさばっさと倒していった

ヤマトくん、素手なんだけどスゴイね


「スゴイねー」


「あんたが弱すぎるんだよ」


でも、ヤマトくんとライムちゃんのお陰でLevelが上がっている

うん、助かる

Levelが上がるたびに体が楽になるので

さっきまでほど歩くのも苦じゃない


森に入ると霧が濃くなった

それでも歩き続けると見えてきたのは怪しさ満点の屋敷

あれだね、ゲームとかだとボスがいるやつ

吸血鬼だったり、魔族だったりがいる感じ


「ひぎゃ!」


「急にくっつくな!邪魔だ!」


ヤマトくんには怒られてばっかりだ


「む、無理、なんか足に触った!」


「ライムだろ」


「ライムちゃんはもっとプニプニですー」


『コノ辺リニハ ゴースト ゾンビ ガ アフレテイマス』


ゴースト……ゾンビ??


霧の中よーく目を凝らすと

あちらこちらに墓が

え?何?


うー


あー


なんか不気味な声も聞こえてくるんだけど!?


「チッ、囲まれた!」


なんですと!?


地面がボコボコと浮かび上がり


「ばあああ!」


ゾンビが現れた!

鈴木 聖良と仲間たちは逃げ出した!


「とりあえず、屋敷まで走れ!……いや、こっちのが速い!」


ヤマトくんに荷物の様に担がれ走られる


うおっ、ヤバい酔う


真ん中のとーってもヤバげな屋敷に入ると扉が勝手に閉じた


『ああああああああああ』


『いやあああああああああ』


叫び声が大音響で響く


……ここ、なんていうお化け屋敷?


『マスター、拠点ニ到着 オメデトウゴザイマス』


「リアルくん、拠点って安全な場所の筈じゃ……」


血を流しながら迫ってくる半透明な女の人とか

今にも殺しそうな鎌抱えてる半透明女の人とか

首なしの女の人とか

……ここ、女の人ばっかだな


『彼女達ハ怨霊デス

攻撃ハ光魔法シカ効果ガアリマセン』


なんですと!?


「っく!」


「キュ!」


ヤマトくんとライムちゃんが応戦するが攻撃は全てすり抜ける


これって無理ゲーじゃん!

お父様、お母様、短い異世界人生でありました


『マスター、スキルポイント ヲ 使ッテクダサイ』


「スキルポイント!?どうやって!?」


『私ヲ操作シテクダサイ』


リアルくんの標示画面に触れるとステータスの文字が

スキルポイントが光っているのでまたクリック


『スキルポイント ヲ 振リワケテ クダサイ』


えーっと、光魔法、光魔法……あった!


『光魔法二 スキルポイントヲ イクラ 使イマスカ?』


そんなの120ある分全てよ!


『光魔法 ライトを覚えました

光魔法 即死耐性を覚えました

光魔法 浄化を覚えました』


キタキタ!

で、どうやって使うの!?


『マスター、手ヲ 前ニ カザシテ クダサイ

ソシテ 呪文ヲ!』


じゅもん!?呪文って!?

ええい!ままよ!


「浄化!」


「ふぇ?」


ヤマトくんに今まさに鎌を振り下ろそうとしていた怨霊が

私の方を見る


「あれれ?新しい御主人様ですか?

あれれ?みんなどうしたの?落ち着いてー」


「おい!この怨霊達に手当たり次第浄化をかけまくれ!」


「りょ、了解です!ヤマト隊長!」


「とっととやれ!」


読んでくださってありがとうございました

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